アンリシャルパンティエ銀座メゾンで大人カフェ体験!美味しいのはフィナンシェだけじゃない
ごきげんよう!楓華です。
先日、大学時代の友人と銀座にお買い物にいきました。
14時ごろになり、ちょっと小腹が空いたね…ということになり、
カタログギフトで引き換えたチケットもあるし!
ということで、以前から気になっていた、
アンリシャルパンティエ銀座メゾンでお茶をすることに。
とても落ち着いた大人の雰囲気で、
美味しいお茶とデザートを頂き、
大満足でした。
今回は、そんなアンリシャルパンティエ銀座メゾンの、
概要や立地、
メニュー、
実際の体験、などについてお話しします。
アンリシャルパンティエとは
1969年、兵庫県芦屋市の芦屋駅前に開いた喫茶店が起源の洋菓子店です。
名前の『アンリ・シャルパンティエ』は、
クレープシュゼット(後述しますね。)を考案したとされる、
フランスの料理人の名前に由来しています。
1975年に神戸そごうからの出店要請を受けてからは、
生菓子以外にギフト用焼き菓子も扱うようになりました。
現在では、関西のみならず、日本中の百貨店や海外ではシンガポールにも出店し、
代表商品のフィナンシェは、
“1年間に販売されるフィナンシェの個数”
のギネス記録を持っているほどの人気の商品です。
そんなアンリシャルパンティエのカフェは全国に3店舗のみです。
1つは兵庫県の芦屋市、
もう1つは兵庫県西宮市
そして、唯一の首都圏カフェ店舗が銀座メゾンです。
銀座メゾンについて
住所:〒104−0061 東京都中央区銀座2−8−20 ヨネイビル1階
電話:03−3562−2721(サロンの予約は不可)
営業時間:11:00〜20:00 (ブティック、サロン共に)
アクセス:地下鉄「銀座一丁目」駅10番出口より徒歩1分
地下鉄「銀座」駅13番出口より徒歩3分
席数:カウンター8席、ボックス3席(最高4人までほど)
1930年に竣工され、東京都歴史的建造物にも認定されている、
古く趣のあるビルの1階と地下に店を構えています。
そのため、一歩足を踏み入れると、このような古く温かみのある雰囲気が広がっています。
しかし、さらに足を進めていくと一変。
モダンな家具やライトで飾られたスタイリッシュな雰囲気に。
(こちらでケーキや焼き菓子を購入できます。また、サロンの順番待ち用の椅子もこちらにあります)
本棚で囲まれた螺旋階段を下ると、隠されたお手洗いが!
歴史的建物とスタイリッシュさ、
そして隠し扉の奥にトイレが隠されているというユーモアさ、
が見事に融合している魅力的なお店です。
サロンを利用しなくても、ケーキや焼き菓子の購入で雰囲気を味わいに行くだけでも、オススメです!
メニューについて
メニューは全て、飲み物が含まれているセットになっています。
そのため、ケーキだけやお茶だけの注文ができません。
また、全て税込価格での表示でした。
クレープ・シュゼット
¥2,750
(アイスクリーム添え:+¥220、季節のフルーツ添え:+¥550、両方添え:¥770。)
私は、1月下旬に訪れたため、季節のフルーツは苺でした。
仕入れによって異なるそうですが、3月ごろまでは苺とのことです。
モマン・ディベール
¥3,300
フューチャー
¥3,300
あまおうのショートケーキ
¥2,398
こちらのショートケーキは、2019年12月「NIKKEIプラスワン」のなんでもランキング、聖なるイチゴケーキ部門にて1位に選ばれた人気商品です。
ナポレオンパイ
¥2,035
セットドリンク
紅茶は、全てポットサービスでした。
また、コーヒーはハンドドリップをして下さいました。
ケーキセット
写真はありませんが、ブティックに在庫のあるケーキも注文可能です。
(何を選択出来るかは、注文前に渡されるiPadで確認できます。こちらもドリンク付)
値段は、だいたい1,500円から2,000円ほどでした。
ブティックのショーケースのケーキ代プラス1,000円ほどの価格です。
参考までに。
銀座メゾンに行ってきた感想。
わたしは、土曜日の14時ごろに訪れました。
ティータイムには、まだ早い時間でしたが既に待っている方が多数。
入ってすぐ左にサロンがあり、サロンの扉の横にウェイティングボードがありましたので、そちらに名前と人数を書き奥の椅子で待つことに。
英語と日本語両方のメニューがありましたのでそれを見たり、目の前にあるショーケースのケーキを眺めたり、お喋りをしたりして待つこと1時間半弱!
その間にも待つ人は増えていくので、ぎゅうぎゅう詰めで座って待ちました笑
案内されると、まずは「チケットお持ちですか?」と聞いてくださいました。
わたしは、引き出物のカタログギフトをこちらのティーサロン利用券に引き換えていたので、そのチケットを渡しました。
その後、コートを預けて着席。
サロン内は、白を基調とした落ち着いた雰囲気です。
歴史的建造物、西洋建築でよく見るアーチ状の可愛い窓とよくマッチしています。
さりげなく飾られた鏡もアーチ状の作りで、奥行きをみせつつ統一感があります。
簡単なメニューの説明を受け注文。
私は、チケットで決まっていた、
クレープ・シュゼットに¥220差額を払いアイスクリーム添えに変更し、
飲み物は芦屋プラウド。
友人は、あまおうショートケーキとブレンドコーヒーを注文しました。
注文後、私の目の前にカセットコンロとオレンジリキュールのグラン・マルニエが置かれました。
クレープ・シュゼットは、目の前で調理されるのです!
目の前でフライパンにカラメルソースとオレンジジュースを入れて熱したあと、
あらかじめ用意していた薄焼きのクレープ2枚を投入し、
何度も何度もクレープにカラメルとオレンジジュースをかけて絡めます。
その後、柄杓のような入れ物に入れたリキュールを火で軽く熱し、
先程のフライパンに流し入れフランベします。
お待ちかねの、FIRE!FLAME!!
女子二人で、きゃー!と言い大盛り上がり。
もちろん雰囲気に合わせてボリュームは抑え気味で笑。
(多くの方が同メニューを注文されていたので、皆興味深そうに調理を眺めていました)
お待ちかねのクレープ・シュゼットのバニラアイス添えはこちら。
薄いクレープにオレンジジュースとカラメルのスープがよく染みて、とてもとても美味しいです。
また、出来立てホヤホヤなので温かさと、アイスの冷たさがまざり口福。
以前他店で同デザートを頂いた際には、カラメルのほろ苦さが強くちょっと苦手かも…と思いましたが、
こちらのは、カラメルの苦さとオレンジの甘さ、
そしてバニラアイスの冷たさと香ばしさが絶妙にマッチしており、
クレープ完食後ソースまで残すことなく頂いてしまいました。
また、特典で温めたフィナンシェも1切れいただけました。
何度か食べた事はありましたが、温かいのを頂くのは初めてで、
温めることにより、バターの風味とアーモンドの香りがより高く感じられ、
「あれ?こんなに美味しかったけ!?」とビックリし感動。
思わず、帰りに購入しました。家でも温めて食べてみたいと思います。
友人の『あまおうのショートケーキ』も一口貰いました。
苺のあまおうは上に3つ、中に細かく切ったものが約1個分ほど入っていて、
とにかく甘くて美味しかったです。
スポンジは存在を感じないほどフワフワでした。
生クリームは、甘すぎず牛乳ぽすぎず軽くて、あまおうの味の邪魔を決してしない謙虚さがありました。
さすが、NIKKEIに選ばれるだけあり、
そんじょそこらのショートケーキとは比べものにならない味でした。
ちなみに、友人曰くケーキの載っているお皿が冷やされていたのも、鮮度が落ちない気がして、嬉しかったポイントだそうです。
紅茶の芦屋プラウドは、1杯目はストレート、2杯目はミルクティで。と勧められるまま頂きました。
1杯目は、適度かつ優雅な渋みと香りを楽しめました。(クレープの甘さと渋みの対比が良かったです。)
2杯目は、茶葉が開ききり、ずいぶんと苦味も出てきていたので、ミルクを入れたことにより、すこし苦味が中和されミルクの甘味と茶葉の深みを楽しめました。
ところで、脱線しますが、
マグカップがとても口当たりと手馴染みが良く、可愛いなぁと思い調べたところ、
イイホシユミコさんの陶器マグカップでした。
シンプルながら温もりがあり、味わい深く日常をちょっと彩ってくれそうだなぁと思い、
ネットで購入してしまいました笑 衝動買いですね。
のんびりお喋りしつつ「待っている人まだまだいるよね…」と思い、テーブルにて会計をし楽しい女子会は終了しました。
現金クレジットカードのみならず、アリペイとpaypayだったかな?のQRコード決済にも対応していました。参考までに。
割といい値段がするカフェ、サロンのため、
客層は20代後半以上のカップルや友人同士、
もしくはマダムのママ会の方々が主で、
とても店内の雰囲気も客層も落ち着いており、
“オトナ”なひと時を楽しめました。
銀座にたくさんいる外国人観光客もいませんでしたし、
ちょっと銀座のメイン通りの喧騒を離れ、
歴史的建造物の中にある“オトナ”なアンリシャルパンティエ銀座メゾンで、
名物クレープ・シュゼットを調理してもらい、
フランベで興奮し、
そして美味しいデザートと紅茶を楽しんでみませんか?
おすすめですよ!
それでは、ごきげんよう。
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