イギリスの治安事情!2020年は大丈夫?

2020-05-05

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

先日友人から、

「来週、新婚旅行でヨーロッパに行くんだけど、イギリス行った時の治安とかコロナの影響ってどんな感じだった?あと服装ってどうだった?」

との質問を受けました。

また、友人の他にも、イギリスに渡航予定の方から同様の質問を受けることがあったので、

今回は、2月末にイギリスに1週間旅行した際に見て、感じた、【治安】についてお話ししたいと思います。

(コロナと気候については、また後日!)

はじめに

イギリスは、イタリアやフランス、スペインと比べると比較的治安が良い国とされています。

実際私も、治安は良いと感じました。

また、イギリスの人々は親切で優しかったので、嫌な思いをすることもさほどありませんでした。

ただ、治安が良いと言っても海外、

しかも、イギリスは警察官の数が削減された関係で、窃盗事件は検挙しない。という方針を数年前に決めてしまい、スリにとって有利になってしまった国。

(ちなみに、もし被害に遭ったら、後日ネットで被害届を出すことは出来るそうです。検挙はしないみたいですが。)

平和で治安の良い日本と同じ、緩んだ気持ちでいることは、決してオススメできません。

これから、私が訪れた7カ所の観光地の、印象と感じた治安についてお話ししますが、

あくまで私流の万全な対策をしているから、何もなかっただけ。

ということを踏まえた上で読んでただければ。と思います。

ウィンザー城とコッツウォルズ、ストーンヘンジ

この3つは、観光地と言えども、観光客でごったがえす程混雑する土地ではなかったな。というのが感想です。

治安に関しては、首都ロンドンから少し離れているので、それほど多くない観光客を狙ってわざわざ悪い人が遠征してくるとはあまり思えません。

また、ウィンザーやストーンヘンジは入場料が高いのでスリなどもいないだろうと感じました。

この3つの場所は、安全で治安はとても良いと言えるでしょう。

バース、オックスフォード、ストラトフォード

この3つは、比較的都会で商店もたくさんあり、現地の方と思える方もそこそこいらっしゃいました。

オックスフォードは、学生の街なので年齢層が若く、溌剌とした雰囲気の街で、怪しさ?は感じませんでしたよ。

(そもそも、世界的に有名なオックスフォード大学群に入学する学生なのだから、そんなことするとは考えにくいですよね…。)

バースは、バース聖堂やローマンバスから少し離れると、人通りが少なくなる場所もありましたが、昼間に少し小道を歩くくらいなら特に事件も起きなさそうな印象でした。

ストラトフォード=アポン=エイヴォンを、訪れたのが日曜日でした。日曜日ですが、商店はほとんどが開いており、スーパーは現地の人で盛況でした。

街には、観光客がちょこちょこいて、こちらも賑わっている印象でした。

ただ、ごったがえすほど人がいるわけではないので、こちらもスリ被害はなさそうだなと思います。

ロンドン

私は2度目、母は3度目のロンドンでしたが、何事もなく楽しく過ごせました。

ただ、先述の6つの土地と比べると、あきらかに危険度は高い印象でした。

実際私が遭遇しそうになった場面をお話しします。

ロンドンバスの2階

ロンドンといえば、2階建バスですよね。

ロンドンを訪れたら乗りたいし、なんなら2階の最前列に座り、ロンドンの街を高い位置から見下ろしたいですよね。

でも、この場所あとから聞いたのですが、スリ多発地帯だったそうです。

以下、実際私が利用した時のことです。

私は乗車すると、すぐに2階に上がりましたが、1列目は埋まっていました。

(4席あるうち1席は荷物が置いてあった。)

空くのを待とう。と思い2列目の席に着席。

しばらくすると、アフリカ系の男性がやって来て、1列目の荷物を指差し、持ち主にどけるよう言いそこに座りました。

程なく、荷物の持ち主の方は下車し、何も考えていない私は、アフリカ系男性の横に座りロンドンバス2階の1列目を満喫。

しかし、この隣の男性、怪しむのは失礼と思いつつも、なんか怪しくて…。

不審に思ったので、私は荷物のチャックを閉め、膝の上に置き、しっかり抱いていました。

すると、それをチラッと見て「もういいやー!」と言い、停留所でもないところで立ち上がり1階へ降りて行きました。

その時点ではまだ、停留所の近くだから1階に降りたのかな?と思っていたのですが、

それから随分と経ってから下車し、再び違うバスに乗り込んで行ったのです。(2階なのでよく見えたんです。)

不審がっては、失礼と思いつつも、どうも怪しく感じてしまった彼の行動。

座ってホッとしてボーっとしたり、景色に夢中になりして、手荷物への注意力が散漫になりがちなバスの車内。

どうか、ここでも気は緩めないようご注意を!

ウェストミンスター橋

これも、私が警戒しすぎなだけなのかもしれませんが、

ちょっと危険だな。と思ったので、お話しします。

ビックベンがよく見えるウェストミンスター橋でのことです。

沢山の観光客が、荷物をその辺に放置して撮影に夢中になっていたり、

荷物を持ったまま見上げたり、写真を撮っていたりするこの場所。

「色々な国の人がいるなー。皆楽しそう!」

とぐるりと人を見ていたら、

(今ビックベン工事中ですし2回目なので、ちょっと人間観察してました笑)

連れがいるわけでもなく、写真を撮るでもなく、ビックベンを見るわけではなく、

ただ立ってキョロキョロしている、中東系のフードを被った男性がいました。

人が歩いてくると、少し近づくのですが、すぐ元の位置へ戻る。を繰り返しており、

これ物色してる?という印象を受けました。

実際、この辺りではスリの被害が多いようなので、彼もそうだったのかなぁと思います。

私が見ていた数分の間には、特に何も起きませんでしたが、

訪れる際には撮影に夢中になりすぎず、

景色に感動しすぎず、カバンをしっかりガードしてくださいね。

ウェストエンドでの怪しい人

夜10時ごろ、ミュージカルを見て帰る時のことです。

ピカデリーサーカスまで歩いている途中に、転んでいる男性がいました。

その横には、「大丈夫ですか?」と声かけている男性と心配そうに見る女性が。

日本人的には、一緒に「大丈夫ですか?」と声をかけ、救急車を呼んだり、起き上がる介助をしたり、など助けたくなったのですが、

母がグッと私の袖を引き、足早にその場を去るように耳打ちしてきました。

母曰く「なんか変。嘘くさい。この人たちグルだよ。」とのこと。

通り過ぎて、後ろを振り替えると転んでいたはずの男性は普通に立っていました。

もしかしたら、こちらの親切心に漬け込んで、何か盗む気だったのかもしれません。

お節介な私はウッカリ被害に遭うところでした。

母に感謝です。

おまけ

これは、スリでもなんでもないのですが、

日本でもたまいる、ちょっと触れちゃってるかな。という人や、物乞いや、どうしちゃったの?というような人はちょこちょこいました。

どれも、見ない、反応しない、気にしない、怖がらない、無視する。

を心がければ、なんてことはないです。

例を挙げると、

ナショナルギャラリーの前で座って、通行人に対して罵声(と言っても英語ではなさそう…)を浴びせ続け、叫び続けている女性や、

電車の中で、座っている人に紙を次々に見せて、御恵みを得ようとじーっと見つめて来た粗末な服を着た女性、

(ちなみに、“私は、◯◯国から来て貧乏です。ご飯を買うお金もありません”というような文が書かれていました。じゃぁなぜ地下鉄乗れるんだ?って感じ笑)

などなど、日本でもいるような…いないような、多種多様な不思議な人がいました。

無視が1番です!

おわりに

イギリスは、本当に素敵な街並みで、素敵な小物や、お洋服も購入でき、タダで様々な美術品を鑑賞することも出来る最高の街です。

また、治安も比較的良いので、海外旅行初心者にもオススメの土地です。

しかし、治安が良いと言っても、海外。日本とは違うことを常に忘れずにいてくださいね。

せっかくの旅行なのに、スリや犯罪に遭ってしまっては、楽しさも半減どころか台無しです。

このブログが少しでもこれから旅行に行く方の参考になり、

そして楽しい旅行になることを、心より願っています。


最後まで読んでいただきありがとうございました。

Twitter@Wisfil_Fukaもしているので、フォローいただけたらうれしいです。

それでは!ごきげんよう。

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ツアーの概要、日程についてはこちらから。

1日目(ウィンザー城、ハリポタゆかりの地オックスフォード)の感想はこちらから。

2日目(コッツウォルズ、ストラトフォード=アポン=エイヴォン)の感想はこちらから。

3日目(バース、ストーンヘンジ)の感想はこちらから。

4日目の前編(パディントン、V&S)の感想はこちらから。

 

 

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