ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
先日、大阪に住む元ヅカヲタの祖母が我が家に遊びに来ました。
お正月以来久々に会ったのですが、まぁこのコロナショックの中なので、どこにも出掛けられず、
私イチオシの城田優verのエリザベートのDVDを流しながら、
ご近所さんの話やエリザベートのストーリ等についてお喋りし過ごしました。
おしゃべりをしている中で、宝塚関連で祖母が私や母に秘密にしていた事や、密かな贔屓さんが発覚し驚きの連続でした。
今回は、ユニークで元ヅカヲタの私の祖母との、会話で見つけた発見についてお話しします!
祖母の紹介
私の祖母は、生まれも育ちも大阪の典型的な“大阪のオバチャン”です。
良い意味でやかましくて、賑やかで、ユニークで、好奇心旺盛でとにかく面白くて、話をしていて飽きません。
そんな、祖母は高校時代大阪の女子校に通いながらも、毎日のように宝塚大劇場にも通い、
扇千景や八千草薫などのスターさんに心奪われていたそうです。
中でも、香川照之(市川中車)の母である、浜木綿子とは同世代ということもあり、
ファンとスターという関係から、お茶飲み友達までに発展したという強者なのです笑。
しかし、結婚を機に宝塚から頑張って足を洗ったため、ここ50年ほどは劇場には一切行かず、
時々テレビで放送される、映像でのみ時々宝塚を楽しむ程度に留めていいました。
そのため、最近私が宝塚にハマっているから「一緒に行こう!」と言っても、
「せっかく頑張って卒業したのに、またハマるの怖いから、やめとくわ!」
と返し、『もうハマりたくない!』という強い意思を感じました笑。
足を洗ったはずなのに…。
そんな、『もう宝塚にハマりたくない!』と強い意思を持っている祖母ですが、
先日東宝verのエリザベートのDVDをみていた時のこと、
ゾフィーを見て、
「この子涼風やんな。まだ頑張ってはんねんな。退団公演見に行ってんけど、悲しい話で退団ぽくなかったわ。」とぽつり。
あれ?足洗ったんじゃ?笑。
母も、そのことを知らなかったようでビックリしていました笑。
祖母曰く、「涼風真世と天海祐希は見ておかないといけないと思い、秘密でチケットを手配して、秘密で行った。」とのこと笑。
大阪なので、あちこちにポスターが貼ってあったり、口コミが聞こえて来たりするそうで、
“すごいスターの退団”に興味を持ってしまったそう。
また、退団公演となると、もういなくなるからハマりようがないから、良いだろう。とも思ったそう。
私が、明日海りおをずっと見たいと思いつつ、封印しておき、
退団公演で、初みりおさん兼ラストみりおさんにしたのと同じ理由です。
孫と祖母で同じ思考回路だ!面白い!と思ってしまいました。
ちなみに、私はVISAのカレンダーを毎年入手し飾っていたし、みりおさんがテレビに出る時(スマスマなど)には楽しんで見ていました。
しかし、ハマるのが怖くて避けており、生で観劇したのは、『青薔薇』が初めてでした。
早くに出会わなくてよかった。と熱くなった胸と高鳴った鼓動を押さえながら思いました笑。
祖母の密かな推し
また、エリザベートを見てる途中で祖母はトートを見て、
「この人は、ロミオとジュリエットの死みたいな感じ?」と。
私も母も見たことがないので、
「そうなのかなぁ。まぁトートも“死”という概念だし一緒かな。」と言っていると、
「少し前に、柚いう人(柚希礼音)の見に行ってんけど、“死”の人凄かったわ。
チケット貰って2列目の席で見てんけど、目つきが冷たくて怖いし、ほぼずっと舞台上にいて皆を見ていて不気味なんだけど、綺麗くて、
主役より存在感もオーラあったわ。あの目つき忘れられん。
あれ誰やったんかな。涼風真世みたいな名前だったような。」
と続けました。
まず、足を洗ったはずなのに、また見に行っていることに驚き、
更に、2列目。いや、どういうことよ笑。
祖母の証言をもとに調べてみると、“死”は、
涼風真世ではなく、真風涼帆ということが発覚。
(言われてみると名前似てるわ。)
「今の宙組のトップだよ。」と教えると、
「えー。トップなれるようなオーラやったけど、トップかー。ほんま凄かったんよ!!」と超興奮。笑。
そして、真風さん大好きの我が旦那も参戦し大盛り上がり。
「あ、そうだ。岩谷産業のイメージキャラクターしてる人だよ!」と私が補足し写真を見せると、
「いや。あんな優しい感じの目ちゃうで。」と。
しかし、舞台写真を見せると、「これやー!」と。
真風さんの、すっぴんと舞台との眼力の差も味わって貰えて、孫は嬉しいです笑。
ハマるの怖い!と断られるかもしれませんが、
祖母を連れて夏に、宙組アナスタシアを見に行くことを決意しました。
おばーちゃん!一緒に宙組さんにハマろうよ!!笑
(ちなみに、岩谷産業のかつてのイメージガール?は祖母の元贔屓の浜木綿子さんだったそうです。「なんか宝塚と関係あるんやろか?」と不思議がってましたが、その謎は私には解けませんでした。ごめん。おばぁちゃん…。)
おわりに
先日の祖母との会話は、
娘である母や他の家族に隠れてまで、宝塚観劇を数年に1回はしているということは、
“赤子の魂百まで”は、本当なんだな。と実感したと同時に、
柚希礼音さんでも、さゆみさんでもなく、真風さんに惚れたことろに、私と同じ好みを感じ、不思議な“遺伝子”を感じました笑。
祖母は、もう80歳オーバーの高齢ですが、元気いっぱいで口も頭も達者なので、
おばあちゃん孝行兼、ヅカ沼の道連れとして、
定期的にムラに行きたいなぁ。と思いました。
まぁチケット取れるかは、自信ないんですけどね…(涙)
最後になりましたが、
こんな、雑記を読んでいただきありがとうございました!
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それでは!ごきげんよう。
祖母と母という元ヅカヲタのおかげで、宝塚観劇が出来なかった私の話はこちらから!

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