元ヅカヲタの祖母の秘密と密かな推し。

2020-05-06

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

先日、大阪に住む元ヅカヲタの祖母が我が家に遊びに来ました。

お正月以来久々に会ったのですが、まぁこのコロナショックの中なので、どこにも出掛けられず、

私イチオシの城田優verのエリザベートのDVDを流しながら、

ご近所さんの話やエリザベートのストーリ等についてお喋りし過ごしました。

おしゃべりをしている中で、宝塚関連で祖母が私や母に秘密にしていた事や、密かな贔屓さんが発覚し驚きの連続でした。

今回は、ユニークで元ヅカヲタの私の祖母との、会話で見つけた発見についてお話しします!

祖母の紹介

私の祖母は、生まれも育ちも大阪の典型的な“大阪のオバチャン”です。

良い意味でやかましくて、賑やかで、ユニークで、好奇心旺盛でとにかく面白くて、話をしていて飽きません。

そんな、祖母は高校時代大阪の女子校に通いながらも、毎日のように宝塚大劇場にも通い、

扇千景や八千草薫などのスターさんに心奪われていたそうです。

中でも、香川照之(市川中車)の母である、浜木綿子とは同世代ということもあり、

ファンとスターという関係から、お茶飲み友達までに発展したという強者なのです笑。

しかし、結婚を機に宝塚から頑張って足を洗ったため、ここ50年ほどは劇場には一切行かず、

時々テレビで放送される、映像でのみ時々宝塚を楽しむ程度に留めていいました。

そのため、最近私が宝塚にハマっているから「一緒に行こう!」と言っても、

「せっかく頑張って卒業したのに、またハマるの怖いから、やめとくわ!」

と返し、『もうハマりたくない!』という強い意思を感じました笑。

足を洗ったはずなのに…。

そんな、『もう宝塚にハマりたくない!』と強い意思を持っている祖母ですが、

先日東宝verのエリザベートのDVDをみていた時のこと、

ゾフィーを見て、

「この子涼風やんな。まだ頑張ってはんねんな。退団公演見に行ってんけど、悲しい話で退団ぽくなかったわ。」とぽつり。

あれ?足洗ったんじゃ?笑。

母も、そのことを知らなかったようでビックリしていました笑。

祖母曰く、「涼風真世と天海祐希は見ておかないといけないと思い、秘密でチケットを手配して、秘密で行った。」とのこと笑。

大阪なので、あちこちにポスターが貼ってあったり、口コミが聞こえて来たりするそうで、

“すごいスターの退団”に興味を持ってしまったそう。

また、退団公演となると、もういなくなるからハマりようがないから、良いだろう。とも思ったそう。

私が、明日海りおをずっと見たいと思いつつ、封印しておき、

退団公演で、初みりおさん兼ラストみりおさんにしたのと同じ理由です。

孫と祖母で同じ思考回路だ!面白い!と思ってしまいました。

ちなみに、私はVISAのカレンダーを毎年入手し飾っていたし、みりおさんがテレビに出る時(スマスマなど)には楽しんで見ていました。

しかし、ハマるのが怖くて避けており、生で観劇したのは、『青薔薇』が初めてでした。

早くに出会わなくてよかった。と熱くなった胸と高鳴った鼓動を押さえながら思いました笑。

祖母の密かな推し

また、エリザベートを見てる途中で祖母はトートを見て、

「この人は、ロミオとジュリエットの死みたいな感じ?」と。

私も母も見たことがないので、

「そうなのかなぁ。まぁトートも“死”という概念だし一緒かな。」と言っていると、

「少し前に、柚いう人(柚希礼音)の見に行ってんけど、“死”の人凄かったわ。

チケット貰って2列目の席で見てんけど、目つきが冷たくて怖いし、ほぼずっと舞台上にいて皆を見ていて不気味なんだけど、綺麗くて、

主役より存在感もオーラあったわ。あの目つき忘れられん。

あれ誰やったんかな。涼風真世みたいな名前だったような。」

と続けました。

まず、足を洗ったはずなのに、また見に行っていることに驚き、

更に、2列目。いや、どういうことよ笑。

祖母の証言をもとに調べてみると、“死”は、

涼風真世ではなく、真風涼帆ということが発覚。

(言われてみると名前似てるわ。)

「今の宙組のトップだよ。」と教えると、

「えー。トップなれるようなオーラやったけど、トップかー。ほんま凄かったんよ!!」と超興奮。笑。

そして、真風さん大好きの我が旦那も参戦し大盛り上がり。

「あ、そうだ。岩谷産業のイメージキャラクターしてる人だよ!」と私が補足し写真を見せると、

「いや。あんな優しい感じの目ちゃうで。」と。

しかし、舞台写真を見せると、「これやー!」と。

真風さんの、すっぴんと舞台との眼力の差も味わって貰えて、孫は嬉しいです笑。

 

ハマるの怖い!と断られるかもしれませんが、

祖母を連れて夏に、宙組アナスタシアを見に行くことを決意しました。

おばーちゃん!一緒に宙組さんにハマろうよ!!笑

(ちなみに、岩谷産業のかつてのイメージガール?は祖母の元贔屓の浜木綿子さんだったそうです。「なんか宝塚と関係あるんやろか?」と不思議がってましたが、その謎は私には解けませんでした。ごめん。おばぁちゃん…。)

おわりに

先日の祖母との会話は、

娘である母や他の家族に隠れてまで、宝塚観劇を数年に1回はしているということは、

“赤子の魂百まで”は、本当なんだな。と実感したと同時に、

柚希礼音さんでも、さゆみさんでもなく、真風さんに惚れたことろに、私と同じ好みを感じ、不思議な“遺伝子”を感じました笑。

祖母は、もう80歳オーバーの高齢ですが、元気いっぱいで口も頭も達者なので、

おばあちゃん孝行兼、ヅカ沼の道連れとして、

定期的にムラに行きたいなぁ。と思いました。

まぁチケット取れるかは、自信ないんですけどね…(涙)

 

最後になりましたが、

こんな、雑記を読んでいただきありがとうございました!

Twitter@Wisfil_Fukaもしているので、フォローいただけたらうれしいです。

それでは!ごきげんよう。

祖母と母という元ヅカヲタのおかげで、宝塚観劇が出来なかった私の話はこちらから!

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