ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
先日、イギリス旅行に行った際にHEYTHROP PARK RESORT に2泊しました。
こちらのホテルは、元々マナーハウスとして建てられたものですが、今はホテルとして改装され使われています。
重厚感があり広い建物、そして広大な敷地。
普通のホテルとは一味違ったとても素敵なホテルでした。
今回は、そんな HEYTHROP PARK RESORTに実際に泊まった感想をお伝えします!
マナーハウスとは?

中世ヨーロッパにおける荘園(マナー)において、
地主である、荘園領主が建設した邸宅のことです。
中世以降の、カントリーハウスとほぼ同じ意味ですが、
マナーハウスの方が、やや下級に位置する貴族が所有した邸宅とのこと。
現代に於いては、
かつての所有者が邸宅としていたり、
不動産業者が買い取り、ゴルフ場やテニスコートを併設した高級リゾート施設やホテルとして生まれ変わっていたり、
有名人の所有したものだと、博物館になっていたりするそうです。
(Wikipediaより。)
HEYTHROP PARK RESORTについて

※ホテルで頂いた、建物の説明文を楓華が訳したものですので、誤訳があると思いますが、ご了承ください。
HEYTHROP PARKは1707年から1710年の間に建設された、マナーハウスです。
この建物の持ち主だったチャールズ・タルボットは、
シュルーズベリー(イングランドウェスト・ミッドランズ地方シュロップシャーの郡庁所在地)の第12代目伯爵であり、
第1代目公爵でもありました。
彼は、1697年にまだヘイスロップ村だった時に、この土地を買いこのマナーハウスを建設。
マナーハウスの大きさと特性は、所有者の力を象徴しており、
このマナーハウスは、建築家トーマス・アーチによりローマ風にデザインされました。
トーマス・アーチは、近くにあるブレナム宮殿も設計した建築家として知られ、このマナーハウスはブレナム宮殿の設計図を模して建設されました。
2010年にオックスフォードのクラウンプラザホテルが、ヘイスロップを開業し、
そして2018年に、フィロカグループのもとヘイスロップパークリゾートへと生まれ変わりました。
現在では、358の客室、29の会議室(400席を超えるパーティールームを含む)、
440エーカーの見事で広大な土地に18ホールのゴルフコース、さらに20メートルの室内プール、スパを有する大型ホテルリゾートとしてお客様のお越しをお待ちしています。
泊まった感想とレポート
客室について

私は、クラブツーリズムのツアーでこのホテルに2泊しました。
本館と別館があり、本館はマナーハウス。
別館は、後から建てられたビジネスホテルのような感じです。
私は、別館に宿泊しましたが、客室内はなかなかの狭さ。
スーツケースがギリギリ2つ開ける程度。
シングルベット2つと聞いていたのに、しっかりベットはくっついていてほぼダブルベット。
冷蔵庫なし、バスタブなし、
ケトル(紅茶のティーパックあり)、シャンプーリンス、ボディソープはあり。
という最低限の設備のみある部屋でした。
日本のビジネスホテルより少し広いくらいのイメージです。
ちなみに、私はフロントから行って4つ目の部屋に泊まったのですが、Wi-Fiは問題無く接続できました。
しかし、ツアーの中の方でフロントから見て1〜3つ目の部屋の人は全く接続が出来ず困ったそう。
奥に行くほどWi-Fiの接続は良いらしいです。謎です。
また、部屋によっては暖房が壊れていたり、鍵が開かなかったり、様々な問題があったり、逆に冷蔵庫があるラッキーな部屋もあったそうです。
(冷蔵庫は今イギリスのホテルでは取り外す傾向にあるそうです。電気代が掛かるし、中の物を買う人も少ないからだそう。)
あまり部屋に期待はしないことをオススメします笑。
朝食について

朝食は、本館と別館の間にある渡廊下?に位置するレストランで頂きました。
種類は少ないですが、意外と味は良く、
特にパンが美味しかったです。(クロワッサンとカイザーロールが特にオススメ!)
コーンフレークの種類も豊富で、箱や袋に入ったものが置いてあったので、持ち帰ることも可能!
また、チーズやジャム、バターも個装されたものがありました。
注目すべきは、“ベジマイト”。
これは、オーストラリアにおける納豆的な立ち位置のジャムで、
パンに塗ったり、スープに入れて食べるそうですが、
まぁ臭いし美味しくないし何が良いのか全く分からない代物でした。
ギャグ的なお土産に1つ持ち帰ってみるのもありかもしれませんね笑。
本館について

宿泊したのは、別館でしたが建物内で繋がっており、本館にも行くことが出来ました。

本館のロビーはこちら!
重厚感ありますよね。

階段も素敵!

暖炉には、火が灯されていれ、燻らされた薪から木の良い匂いがしました。
本館にて、写真撮影をしていると、ホテルの従業員のおじちゃんが現れ、特別ルームを見せてあげる!!と言われ、導かれるままに向かうとこちらの部屋が。

一つ目は、“ウェッジウッドルーム”
ブルーを基調とした可愛らしい部屋でした。

暖炉には、ウェッジウッドの陶器がはめ込まれていました。

窓からは、庭園を眺めることもできます。

二つ目は、“チャーチルルーム”。
こちらの部屋は、木を基調としつつも、壁紙はレトロな花柄で暖かみのある部屋でした。

本棚には、ずらりと本が並んでいて図書館のようでした。
大きな鏡があるので、奥行きがあり広々とした見た目の部屋でした。
この2つの部屋は、本館の正面玄関入ってすぐの部屋で、向かい合って位置していました。
(本館の正面玄関は施錠されているので外からは入れません。)
勝手に入って良いのか分からないのですが、
ここの従業員さんは優しい方が多いので、
一言訊いてみたら案内して下さるかもしれません。
宿泊された際には、是非入ってみて欲しい素敵な部屋でした。
お庭について

庭は、ご覧の通り整備され、広々としています。
そのほとんどがゴルフ場になっているそうです。

お庭を歩いていると、ウサギやリスなどの小動物に会うことが出来ました。
朝早く(と言っても8時過ぎ)ですと、宿泊客しかいないので、
お庭を独り占めできます。

外観をゆっくり見て写真を撮ったり、お散歩したり、
朝食後の軽い運動にはぴったりでした。
おわりに

いかがでしたか?
今回私が泊まった部屋は、普通のビジネスホテルのような部屋でしたが、
少し館内を散歩すると、歴史を感じられる本館に廊下を通って入れ、
重厚感のある部屋や素敵な家具、暖炉などに出会えました。
古い建物好きにとっては堪らなく魅力的で素敵なホテルでした。
また、お庭はきれいに整えられ、昔のマナーハウスの趣を感じることが出来ました。
交通の便が悪いので、レンタカーやタクシーでしか訪れることは出来ませんが、
コッツウォルズ地区に位置する、元マナーハウスの歴史あるホテル、
HEYTHROP PARK RESORT個人的にとてもオススメです!
是非宿泊してみてください!
最後まで読んでいただきありがとうございました。
Twitter@Wisfil_Fukaもしているので、フォローいただけたらうれしいです。
それでは!ごきげんよう。
よかったらポチポチをお願いします( ´ ▽ ` )♪