だからミュージカルも旅行もやめられない!

2020-05-05

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

先日、大学時代からの親友ミナと1泊2日プチ旅行に行ってきました。

ミナとは、卒業旅行でヨーロッパに行ったり、社会人になってからは年1で国内旅行や、海外だとウィーンにも一緒に行った仲です。

また、ミナは欧米のみならずカンボジアやトルコ、モロッコなどの沢山の国に行ったことのある、私以上の旅好きの友達でもあるのです。

そんなミナは、同じ国や場所に2度行くことはほぼなく、いつも新しい旅行地を訪れるタイプですが、

一方の私は、NYには4回、ウィーンは3回、パリとロンドンは2回ずつ…というように複数回同じ場所へ旅行するタイプです。

そんな、“同じ旅行好き”と言えども、タイプが違うミナと旅行に対する思いや、考え方を話しているうちに、

『私にとっての旅行とミュージカルの関係性』が分かり、見えて来ました。

そのため、今回は私の二大趣味である、“旅行”と“ミュージカル”の関係性について紹介します!!

※基本的には、休みの関係で年1度しか海外旅行には行けていないので、『旅行好き』と言っておきながら、あまり回数は多くはないです。悪しからず…。

聖地巡礼と理解を深める目的の旅行

これは、結構大きな旅の目的です。

私は、ミュージカルの“エリザベート”が好きで好きでオーストリアに3回行きました。

ただただ作品が好き、主人公のシシィが好き。だから、彼女の軌跡を辿りたい、聖地巡礼をしたい。シシィの好きなお菓子を食べてみたい、

という思いから1度目のオーストリア旅行には行きました。

2度目には、シシィとフランツの出会った“バートイシュル”にも行ってみたい。フランツやルドルフのことも知りたい。と思い訪れました。

3度目になると、興味は更に広がっていき、シシィの嫁ぎ先である“ハプスブルク家”にまで興味を持ち、

オーストリア内だけでなく、ハプスブルク家が2重国家を築きシシィが特に愛した国ハンガリーや、

一時期統治していたチェコにまで足を伸ばしました。

このように、作品の舞台に行きたい、作品の理解を深めたい。主人公のことを知りたい。

という目的で旅行に行ったことにより、主人公の周りの人物、そして最後には、前後の歴史や周辺国にまで興味が及びました。

私は、ミュージカルに出会うまでは世界史やヨーロッパに興味がなく、海外旅行もアジアやハワイばかりでした。

しかし、ミュージカルに出会い、作品を通して、ミュージカルは、

私の興味を広げてくれ、世界への扉を開けてくれる、

“きっかけ”をくれる存在となったのです。

ミュージカルがあって、作品があって、その内容がきっかけで旅行に行く。

私にとって、一番強い旅行とミュージカルの関係性です。

見たい俳優、作品を目的とした旅行

ミュージカルを見ること、俳優さんを見ることを目的とした旅行にも行きました。

そのため、ブロードウェイに毎年行っていた時期も笑。

俳優編

私は、一時期“レミゼラブル25周年記念コンサート”のDVDを狂ったように見ていた時期がありました。

本場であるウェストエンド(ロンドン)のキャストは皆歌唱力が高く、演技力、表現力も素晴らしく、

もちろん日本キャストも好きなのですが、とにかくこのDVDのキャストが好きで好きでたまりませんでした。

中でも主役のジャンバルジャンを演じた、“アルフィーボー”の、力強い歌、包み込むような深い声、そして素朴な人柄に感動し、

「いつかこの人を生で見たい。」と思うように。

しかし、待てど暮らせど来日する気配なし。

諦めかけていたある日、ブロードウェイのレミゼでバルジャンを演じるというニュースが耳に入り、

「今しかない!」と思い即チケットを購入し、NY行きを決めました笑。

ちなみに前年には、ラミンカリムルー見たさに(来日公演も見ているのに笑)、同じくブロードウェイでラミン演じるジャンバルジャンを見ました。

このように、どうしても海外のミュージカル俳優さんとなると来日をホイホイしてくれるわけではないので、ロンドンかNYに行くしかないんですよね。

最近では、ありがたいことに2名ともよく来日してくださるので旅費かからず拝見出来て嬉しい限りです。

ただ、海外で見た方が俳優の熱量も観客の熱量も熱く、私の興奮度も日本で見るよりアップするので、大事な大事な私の旅行の目的です笑。

作品編

最近あまり見なくなりましたが、(ディズニーばかりで飽きてしまったからかなぁ…)劇団四季も元々は大好きでした。

中でも、ありきたりではありますが、“ウィキッド”と“オペラ座の怪人”は何度見ても泣けるし、歌詞もメロディーも大好きな作品です。

ただ、最近四季さんなかなか東京でやってくれないんですよ。この2作品を…。(常設はディズニーばっかり…。)

だけど、大好きな作品。見れないけれど、やはり無性に見たくなるんです。

じゃぁどうするか?というと、先程のアルフィーボーやラミンをブロードウェイに見に行く時に、一緒にこの2作品も見に行きました。

ちなみに、オペラ座の怪人は、ロングランすぎて当日でもディスカウントで買えるので、事前購入の必要はないし、正直日本よりお安い値段なのに、いい席で見れることも。

(ただ、ブロードウェイのオペラ座のクオリティは四季以下。安いから許せますが、あまりオススメしません。見るならロンドンで!)

ウィキッドは、人気なのでそこそこの値段しますが、とにかく迫力満点でクオリティも高い!そして、コミカルさも凄いのでオススメです。

※個人の意見です。

また、キンキーブーツの来日版をオーブで見て大層感動し、興奮が冷めず、どうしてももう1度…と思い1ヶ月後に渡米したことも笑。

このように、そもそも「この俳優さんを見る!」や「このミュージカルを見る!」を主たる目的として、海外旅行に行ったことも3回ほどありました。

(全部ブロードウェイ笑)

時が経ち再訪したことによる気付き

これは旅の目的ではなく、先日イギリスを8年ぶりに訪れたことにより感じたことです。

私は8年前、ロンドンオリンピックのマラソンをテレビで見て、街並みの美しさに感動しロンドン旅行を思いつき、2ヶ月後にそれを実現させたことがありました。

その時は、ただ街並みに興味があっただけなので、ただ何も考えず「見たことある景色!」「わぁー!綺麗!!」という気持ちだけで観光をしていました。

しかし、8年の時を経て今年の2月にイギリスを訪れた時に、随分と見える景色が違いました。

例えば、教会に行くと、

「ヘンリー8世が離婚したいがために、プロテスタントに改宗、それをメアリー(母がそれにより離婚された)がプロテスタントを迫害、そしてベスが宗教を解放したから、どちらにも属さないちょっと不思議なキリスト教(英国国教)の教会なんだな。カトリックぽいけどプロテスタント要素もあって面白い。」と思えたり、

ロンドン塔にいったときには、

「ここでアンブーリンが処刑を。」

「そういえば、ベスは船で運ばれて来てたな。あれはテムズ川だったのかな。そして見学人は、タワーブリッジからそれを見ていたのかな。」

などと自分の中で理解が出来たり、想像出来たりして、

8年前の何倍も楽しい旅行になりました!

それは、8年の間に“レディベス”という素敵なミュージカルに出会い、この作品を通してイギリスの歴史を少しだけ、一部だけ知れたから、そして疑問に思ったことを調べて知識として得られたから。だと思います。

このように、旅行の目的としてミュージカルがあるのではなく、ミュージカル作品を通して意図せずして、知識を得たことにより旅行が楽しくなったのです。

ちなみに、私は高校時代歴史は日本史のみでしたので、全く世界史を勉強したことがありません。

でも、ミュージカルを見ることにより、作品を通して少しですし、偏りがあるとは言え、世界史に触れることが出来、知らず知らずのうちに知識を得られていたわけですし、

知らず知らずのうちに、海外旅行が楽しくなる要素を得ていたのです。

そのため、今年の2月のイギリス旅行は、うえ2つのミュージカルを目的とした旅行とは違う、私の中の旅行とミュージカルの大切な繋がりに気付けた有意義なものでもありました。

そんなこんなで、今私は、9年ぶりにパリに再再訪したくてたまりません。

ミュージカル作品は、パリが舞台のものが多いので、きっと9年前とは見える景色が違っていると思うのでね!

おわりに

いかがでしたか?

作品の理解を深める目的、主人公の軌跡を辿る目的で行く旅行、

作品や俳優さんを見ることを目的として行く旅行、

そして、思いがけず作品を通して得た知識のお陰で、より楽しくなれた旅行、

私にとっては、やはり“ミュージカルと“旅行”という趣味は切っても切れない関係性であるな。繋がりがある趣味なんだな。と思います。

両方とも、ちょっとお金のかかる趣味ですがこれからも、両方の趣味を楽しんで人生を豊かにしていきたいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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それでは!ごきげんよう。

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