気ままに夫婦2人で中欧旅行【2日目】後半!

2020-05-05

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

今回は、前回に引き続いて主人と去年の夏に訪れた、中欧旅行の2日目、プラハの後半を紹介します!

旅の日程、概要、旅行費、手配方法等についてはこちらから。

プラハの1日目前半はこちらから!

ムハ美術館

昼食の後は、歩いてムハ美術館(ミュシャ美術館)へ。

ムハと言えば、チェコ出身の19世紀にパリやNYで活躍したポスター画家で、美人の女性を描き、その女性の後ろには円形の何かがあるのが特徴。

というイメージしか私の中にはなく、主人が行きたい!と言っても、あまり乗る気にはなれませんでした笑。

また、ちょうど東京で“みんなのミュシャ展”を開催中で、

「ミュシャこそ日本のアニメの始まりだ!」というような宣伝文句でしたが、私の中ではあまりピンときていませんでした。

しかし、美術館に飾られているコレクションを実際に見て、

  • よく目にする美人画(ポスター画)ばかりではなく、油絵も描いていること。

(中でも、雪原の中に老婆が一人で座り、星を眺めている作品は暗いけれど、明るさと希望を感じられ、不思議と魅せられました。)

  • プラハ城の中にある教会のステンドグラスのデザインもしていること。

(鉛筆で緻密に描かれていて、とてもステンドグラスで表現できるとは思えないほど美しいデザインでした。翌日に実物を見てその再現度と美しさ、光に涙が出るほど感動しました。)

  • 幼い子供を描いた作品は、たしかに“となりのトトロ”のメイや“崖の上のポニョ”などの日本のアニメに通じる顔立や色合いをしていること。
  • とにかく、線が細く緻密で装飾品?欄干?のデザインは、綺麗!

などなどを感じ、全くムハに興味がない状態で主人に連れられ訪れたにも関わらず、私の方が夢中になってしまいました。

あと、やはり、代表作の“ヒヤシンス姫”のちょっと生意気な表情。活発で、悪巧みをしていそうな大きな態度。だけれど美しくも幼さを残す美しい顔は、生で実際に見てみると圧巻でした。

美術館の作品数自体はさほど多くはなかったですが、ポスターやそのポスターの作り方、

作風の変化、キリストや装飾品の絵、アトリエの再現、ポートレートなど、

ムハの人柄と作品の流れをかんじることが出来て、とても楽しかったです。

撮影が禁止だったのと、作品集の本が入り口でしか販売しておらず、ゆっくり吟味して購入するか判断出来なかったのが、少し残念でした。

入場料は、物価の安いチェコにしては強気の1人1千円ほどでしたが、個人的には満足度の高い美術館でした!

ハヴェルスカー市場

ムハ美術館の後は、大通りに出てハヴェルスカー市場へ向かいました。

大通り(ナ プジーコブイェ)には、ロンドン発の玩具屋ハムリーズや映画館、マンゴーやベルシュカという服屋、カフェなどが並び日曜日で晴天ということもあり、大変賑わっていました!

大通りにある“ニューヨーカー”を曲がるとすぐに目的地“ハヴェルスカー市場”が。

ここには、チェコならではの木で作られた玩具や、マリオネット、お土産物(マグネットや絵葉書)フルーツなどが販売されている小さなお店が軒を連ねていました。

また、市場の周りにもお土産屋さんや玩具店、絵本屋などの路面店もありました。

私は、市場で3歳の姪に、表面にはアルファベット、裏面には数字が書いてあるキリンの形のパズルを購入しました。

値段は1千円しないくらいで、キリンの他に犬や牛、猫などの形もありました。

(ちなみに、店によって値段が微妙に違うので見極め大事です笑。)

また、自分へのお土産としてマグネットやマトリョーシュカ、キーホルダーなども購入!

マグネットは、1つで2〜400円ほどで、キーホルダーは200円ほど、マトリョーシュカは1,500円ほどでしたよ。

チェコは比較的物価が安いので、安価で可愛い土産をたくさんGETできて大満足でした!

天文時計

市場の後には、石畳の道を歩いて天文時計へ。

天文時計のある旧市街広場は、あと数分で16時ということもあり人!人!人!!

(毎時人形が出てくるからくり?時計なので、それを見ようと沢山の人が待っていたようです。)

人が多いし、スリのリスクもあるので、天文時計の近くに行くことは断念し、少し遠巻きから人形が出てくる様子を見ました。

少し離れていましたので、本当にちょこっとしか聖人像が見えませんでした。残念!

カレル橋までのお散歩

旧市街広場のカフェなどが立ち並ぶ道を進み、次なる目的地はカレル橋!

細い道の途中には、マトリョーシュカを売っているお店や、

なぜアメリカではなくチェコにあるのか謎だけれど、興味がそそられるアップルミュージアムに、

チェコ名物のパン的なお菓子の“トゥルデルニーク”屋さんも沢山!

甘い良い香りと、美味しそうに食べ歩きをしている人たちに釣られて私も購入!

アイスが入っていたり、チョコレートがついていたりするものではなく、シンプルなトゥルデルニークを頂きました。

シナモンの香りがする、サクッとしているけれど弾力感もあり、大きいですが意外とペロっと食べれるパンのような感じでした。

とてもとても美味しくて、気に入って翌日も食べてしまいました笑。

お店をのぞいたり、食べ歩きをしたり、ボディークリームを買ったりのんびりダラダラ歩いて20分ほどで(本来なら10分くらいの距離です!)

やっとこさ、カレル橋の入り口に到着!

カレル橋

カレル橋の入り口には沢山の人が!

旧市街橋塔を潜りプラハ城の方向へ進みました。

カレル橋の上には、アクセサリー屋や似顔絵屋、大道芸人などがいてとにかく賑やか!

中でも、楽器4種を扱う大道芸人さんは大人気で、

歌いながら時折トランペット的なものを吹き、バンジョーを弾き、足では洗濯板のようなものでリズムを取り、頭上でドラムを叩き、

もう一体全体どうなっているのか分からない凄技で見入ってしまいました。

橋からは、プラハ城と煉瓦色で統一された可愛い建物?家々も眺めることができましたが、ここもスリが多いと聞き、ゆっくり眺める余裕なし…。

橋の両脇にいる30体の聖人像の前にも人だかりがあり、キリストの亡骸を抱くマリアとマグダラのマリア像の“ピエタ”は近くことも出来ないほどの人気ぶりでした。

(皆触れたり、硬貨を備えたり?お賽銭?お祈りしたりしていました。)

カンパ島(プラハ城)の方まで行き“マラーストラナ橋塔”を写真に収めたあとは、

「明日早起きして、空いているカレル橋を渡ろう。」と主人と誓い、人混みから逃げるべく、足早に旧市街の方へ橋を引き返しました。

スメタナの“我が祖国”を初めて聞いた時から、その“祖国”を訪れ、“モルダウ川”を見ることを楽しみにしていたのですが、

あまりの混雑具合に、そんな余裕もなく退散となりました笑。

怪しい人形との戯れと夕食

旧市街に戻り、先ほどよりは少し人の減った天文時計を眺めていると、旧市街広場に、怪しい人形が多数いるのを発見!

矢鱈デカい、パンダやゴリラ、白熊、チェコの人気キャラクタのクルテクなどが街に似つかわしくなく立っていました。

怪しいものの、面白いので結構皆写真を撮っていたので私も便乗して写真撮影!

クルテクくんの口からは、うっすら“中の人”が見えていて怖かったです笑。

その後は、お腹も空いてきたので夕飯へ。

夕飯は、ホテルの近くでGoogleの評価が高かった”Lokál”というビアホールで頂きました。

店内は、夜7時ということもあり地元の人?で混み合っていました。近くの店員さんに予約をしていない旨を伝えると、奥の待機場にある紙に名前を書き、待つように言われました。

私たちが待っている時は、何故か韓国人が多く、同じ東アジア系なので、なんとなく安心でした。

待つこと15分ほどで席に案内。

悩んだ結果、チェコ名物のダンプリング(茹でたジャガイモか小麦粉で作ったパン的なもの)、とグラーシュ、チョリソー、ハム、そして飲み物は、黒ビールとピルスナーを注文!

もうビールは、1杯250円ほどなのが申し訳ないほどの美味しさでした。

私は、黒ビールを頂いたのですが苦味と甘味のバランスが最高でグビグビいけました。

2杯目は、ビーフフォームという少し大きなグラスに入った、半分以上が泡の黒ビールにしたのですが、泡まで香ばしくも甘い味がして珠玉の味で笑いが出てしまうほど!

ただ、アルコール度数が日本のビールよりも高いのか、疲れていたせいなのか結構酔ってしまい、夫婦共2杯でダウン。

結構飲み食いしたはずなのに、お会計は2人で3千円ほどと激安!

物価が安いビールの街最高!!

おわりに

ビアホールを出た後は、ヘベレケ寸前状態で夫婦2人、陽気にスーパーでアルコールを買い足し、ホテルに帰りました。

しかし、4時間の列車の旅と人混み、初めての国での観光に疲れていたのか、買ってきたワインとビールは飲めずして爆睡。

やはり、石畳の街の観光は疲れちゃいますね。

プラハ2日目は、早起きしてカレル橋のリベンジとプラハ城!

プラハ城は、旅行から半年経った今、思い出してもウットリするような美しい景色が広がる最高の観光名所でした。

その様子については、また後日!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは!ごきげんよう。

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