気ままに夫婦2人で中欧旅行【3日目】後半!
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
今回は、先日に引き続いて2019年の夏に訪れた中欧旅行の3日目、プラハの2日目後半を紹介します。
2日目後半は、午前中のプラハ城見学を終え、坂を下り船上レストランにてランチ、散歩、カフェ、そしてウィーンに帰るという流れでした。
旅の日程、概要、旅行費、手配方法等についてはこちらから。
プラハ2日目前半はこちらから!
サヨナラ。プラハ城
黄金の小路を抜け、ダリボルカ塔へ。
ここは、拷問道具が残されている中世の牢獄です。水攻めの井戸?やら足や首かせが置いてあり、まぁグロテスク。
見ていて気持ちのいいものでもないし、薄暗くて狭くて怖いので早々に切り上げました。
その後は、旧市街を望む景色を見ながら、坂を下りプラハ城に別れを告げました。
坂の途中には、展望カフェやレストランがありましたが、レストランはお高めで、カフェはスイーツとドリンクが主だったためスルーし下まで降りました。
下に降りると、トラムの駅があり沢山の人がプラハ城を目指し坂を登って来ていたので、どうやら多くの人はトラムでここまで来て、プラハ城観光をするみたいです。
(トラムの時刻表、トラムの駅と自分たちの予定がうまく合わず、私達はプラハ観光は全部徒歩で頑張りました!狭い街なので案外平気でしたよ!)
マーネス橋を渡りながら、カレル橋やプラハ城、旧市街を眺めているとお腹が空いてきたので、すぐ近くにある船上レストランでランチをすることに!
ランチは船上レストラン“MARINA”で
ランチは、こちらの船上イタリアンレストランで頂きました!
12時過ぎに訪れたのですが、すでにそこそこ混雑をしていて、空いている窓際は予約で埋まっているけど良い?と訊かれた上で、窓から2列目の席に案内されました。
メニューと睨めっこをし、悩んだ結果私は海老の生パスタ、主人はスパイシーサラミのピザ、そしてビールはラガーとピルスナーを1杯ずつ注文。
窓が空いていたので、カレル橋やプラハ城、そしてブルタバ川の景色がよく見れ、また風も太陽も入ってくるのでとても気持ちが良かったです。
すぐに出てきたビールは、どちらも喉越しが良くて苦味と甘みのバランスが良く、朝一からの観光で乾いていたのでゴクゴク飲めちゃいました。
パスタは、スパイシーさと香辛料の香りが良く、とても美味しかったのですが、ちょっとタイ料理ぽい味付けでした笑。
ピザは、スパイシーサラミというだけあって、辛い!なのでビールがよく進む笑。
とても美味しかったのですが、パスタかピザどちらかはトマトソースなど辛くない味付けのものにすべきだったと後悔…。
こちらのレストランは、テラス席もあり、テラスからの景色はカレル橋が一望できて最高!なのですが、日射しが強くパラソルもないので、誰も座っていませんでした。
また、地下には少し雰囲気違う静かで高級感のあるレストランがありました。そのお店は川の中に位置するので、潜水艦のようなデザインの円窓からは水中が見ていて、とても良い雰囲気でした。
景色よし、雰囲気良し、味よし、サービス良し、のレストランで一応“高級”に分類されるお店だったみたいですが、
2人で2500円ほどの会計だったので、日本の観光地のレストランから考えたら、かなり安く感じました。
アテのない散歩
ランチ後、外に出てみると照りつける太陽がジリジリと暑く、しかもどうやら美味しいから…とビールを飲みすぎたようで体も内部から熱い。
酔いと火照りを覚ますべく、歩くことに。
レストランのすぐ目の前には、チェコ・フィルの本拠地“ルドルフィヌム”が。
夏はオフシーズンのため何もやっていませんでしたー。残念!
途中こちらの通りで、1スクープ100円ほどのアイスを買い、火照りと酔いを治めながら旧市街の方へ。
路面店の玩具屋さんやアンティークショップを覗きつつ聖ミクラーシュ教会に辿り着き、内部見学をすることに。
聖ミクラーシュ教会
この教会は、高い丸天井と鐘楼があるバロック建築で、丸天井は直径20m、天井内部の高さは49mもあるとのこと。
なんと、モーツァルトがプラハ滞在していた際、ここの教会のパイプオルガンを演奏したという歴史ある教会なのです。
中に入ると、花の形のような特徴的で素敵なシャンデリアがパッと目に入りました。
控え目の淡い色の天井画、白を基調とした落ち着いた内装が美しい神聖な雰囲気の教会でした。
教会の外に出て、旧市街広場に向かうと昨日同様変な人形たちと、沢山の人が!
プラハからウィーンに帰る電車は、17時。この時15時。
あと2時間足らずでプラハ滞在も終わってしまうので、主人とラスト2時間の過ごし方を話し合い、お茶をすることに!
カヴェールナ オベツニー ドゥーム
悩んだ結果、ホテルの近くで火薬庫のすぐ横にある市民会館の1階にある“カヴェールナ オベツニー ドゥーム”でお茶することに。
ここのカフェを選んだ理由は2つ。
ここのメニューには、ムハの絵が使われているとの噂を聞いたのと、
何度もこのカフェの前を通りちょっと気になっていたからです。
店内は、大きくて立派なシャンデリアが飾られている豪華絢爛で素敵な雰囲気でしたが、あまりお客さんはいなかったので、お客の多いテラス席に座りました。
ムハがデザインしたメニューは、表紙のみ絵が描かれていましたが、とても美しくて綺麗でした。
お腹いっぱいだったので、スイーツは食べず、生クリームとアイスが入ったアイスコーヒーとジンジャーエールのみを注文。
ジンジャーエールは特筆することはありませんが、
アイスコーヒーは、アイスと言いながら冷たくないコーヒーの苦味と、甘みのない生クリーム、バニラアイスの甘さと冷たさが丁度よく、甘すぎず苦すぎず、冷たすぎずの大人向けのコーヒーフロート?でした。
テラス席からは、行き交う人々やバレエやコンサートをするヒベルニア劇場が眺められ、プラハ最後の時間をゆっくりのんびり過ごせました。
サングラスをしてテラス席でお茶を飲むなんて、ちょっと欧州人になった気分で嬉しかったです笑。
サヨナラ、プラハ
1時間ほど、カフェでゆっくりした後、ホテルに戻り荷物をピックアップして歩いて駅に向かいました。
駅に着いたのは、余裕を見て出発の20分前。
着いてすぐ電光掲示板で出発ホームが表示されるのを待ちましたが、全然表示されず…。
時間が勿体無いので、電車の中で食べる軽食をキオスクに買いにいき戻っても表示されず…。
(ちなみに、キオスクのサンドウィッチは高い割にはあまり美味しくなかったです笑。)
近くの本屋さんを覗き、クルテクの絵本を購入し戻っても表示されていない…。(ちなみに、こちら2冊で450円くらい!)
遅延しているわけでもないようなのに、結局表示されたのは出発の5分前!
表示されると同時に走り出したものの、ホーム方角?がSとJに分かれているようなのに、看板が少なくてどっちがSなのかも分からず、周りの人に聞きたくても皆急いでいるので、聞ける雰囲気でもない…。
一か八かで、向かった方はまさかの反対のホーム。
(でも、“世界の綺麗な駅”の写真集で見たことのあるターミナルだったので、ちょっと嬉しかったです笑)
もうドタバタでした。結果10分ほど遅れての出発でしたので、間に合ったのですが、いやープラハ滞在最後の最後に1番のピンチでヒヤヒヤでした。
さらに、途中駅で待ち合わせか何かがあり15分ほどあったため、ウィーン着は、当初の予定より約30分遅れの21時過ぎでした。
おわりに
個人旅行の上に、予定もあまり立てず、気ままに観光をしたので、今ガイドブックを見返すと、行ってない所だらけで、もっと見どころが沢山あったようですが、
プラハは、私たちのようなマイペース旅行でも十分楽しめる、魅せられる最高の都市でした!
また、街の規模も狭いので十分オール徒歩で観光可能なコンパクトさでした。
あと、ビールが美味しくて、小物やおもちゃ、お土産物がどれも可愛いのに、物価が安いので飲んだ量、買い物量の割にあまり総出費は少なかったのも嬉しかったです。(ラッキー!)
プラハは、絶対に再訪したい綺麗で美しい良い街でした。
今度は、プラハ以外の都市にも行ってみたいなぁー。
さて、4日目は、ウィーン観光です。
開館に合わせて、美術史美術館に行き、館内のカフェでランチをし、市庁舎へ行き、プラター公園、市民公園などを巡りました。
その様子については、こちらから☆
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