ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
先日に引き続いて、9月17日に東京宝塚にて観劇した星組公演、
『眩耀の谷/Ray』の感想を紹介します!
今回は、星組生編と題して、トップ2人や一部組子さんのレビューです。
あくまで、個人的な意見ですので悪しからず…。
『眩耀の谷/Ray』の全体の感想については、こちらから♪

礼真琴
小柄!と言われているのを耳にしたことがありますが、
舞台上でのオーラ、ダンスの大きさ、キレ的に言うと、
周りに大柄の男役さんが多いにも関わらず、全く小柄ということを感じませんでした。
とてもとても魅力的で、真ん中力のあるトップさんだと思います。
私は、今のトップ5人だと、
真風さんの大人の色気だだ漏れ〜★が大好きでしたが、
こっちゃんの青年感溢れる男役感も超好物!になりましたw。
(たまきちも青年感あるトップさんだと思いますが、なんというか方向性が違うというか…。
たまきちは隣にいそうな好青年で、こっちゃんは熱い志を持ち、上を目指し燃えたぎる青年感かな??
エルベの優しい紳士役も素敵でしたが、礼真みたいな青年役の方が私は似合っている!と思います。)
そして、こっちゃんと言えば、なんといっても、、
歌がうまい!
礼真の時も、レビューの時も、音を外すという概念が彼女にはないのでは?というほどに安定しているし、
高音も低音も難なく歌えていて、声質も良いので耳心地が良い!
だいもんが退団すると知った時は、
歌うまトップさんがいなくなるのかー。
なんて思ったけれど、神様?劇団さま?はちゃーんと、入れ替わりでこっちゃんを用意してくれていたのですね。
だいもんが退団した後は、こっちゃんの歌声を楽しみに劇場に足を運びたいと思います♪
舞空瞳
一番若いトップさんだけあって、
とにかく可愛い!!キュート!!
『眩耀』の最後の場面の、王女?お妃?になった時の天女のような美しさ、可憐さ、可愛さは彼女にしか出せない発光具合でした。
ただ、細かいことを言うと、まだ若いからしょうがないかな?とは思うものの、
『眩耀』の瞳花は、目が見えない役のはずなのに、
途中本当は見えてるんではないかな?と思うような、
目というか、顔の持っていき方をしていて、
観劇していて、目が見えないという設定を忘れてしまいそうでした。
その一方で、引き離された息子を思う母の悲痛の顔や、声色はお若いながらもお上手で、研5でこれはよく出来上がっているな。と思いました。
『Ray』でいうと、ピンクのドレスを着て、歌い踊るシーンが特に素敵でした。
若さ故に出せる、可愛いさと、ハッピーオーラはDVDで見た『シトラスの風』の星風まどかを彷彿とさせる初々しさと、可愛さと、安定感でした。
ただ、欠点を出すとしたら、歌かな?
こっちゃんが、とってもとっても上手だから2人で歌うところは良いけれど、1人で歌う箇所になると、やや不安定な印象を受けました。
とはいえ、まだまだ若いので、これからグングン伸びていくのを期待します♪
愛月ひかる
スカステやカフェブレで拝見する限りでは、
笑顔とエクボか可愛い柔らかいお姉さん♪という印象でしたが、
『眩耀』では、文武両道の優秀で渋い将軍、
『Ray』では、男役の色気ガンガンの長身イケメンで、
ギャップが凄い渋い男役さん!!!という印象を受けました。
(他のカッコいい男役さんって普段からカッコいいオーラが出ている印象ですが、愛さんはオンオフの差が凄い!)
個人的には、『眩耀』の部下と見せる中国剣術のダンス?の動きのしなやかさと、表情の渋さと厳しさが特に魅力的に感じました。
背が高いだけあって、舞台に立っているだけでカッコいいし、
背が高いからこそ、武将の鎧?と髭がお似合いでカッコよくて、
小柄で青年感ある爽やかなトップのこっちゃんと、
173センチの大柄で、渋くて色気のある2番手の愛さん。
というとてもいいバランスの組だと感じました。
ただ、気になった所というか、欠点は、
やや声がこもりがちでセリフが聞こえにくいところと、
苦手な部分があるのか基本的に歌は上手ですが、時々不安定になるところ、
の計2点です。
でも、それを跳ね除けるくらいオーラと渋さがある、素敵な2番手男役さんさんだと思います!!
瀬央ゆりあ
一番気に入った男役さんです。
この方は、目力が強くて綺麗な方だけど、なんとなく目立たない…。という印象を持っていました。(失礼…。)
しかし、『眩耀』の時は、2人の時には不思議な強いオーラを放つ、
でも良い意味で舞台上では目立たない、
礼真にしか見えない存在という謎の男、鍵を握る男を上手に演じていましたし、
歌声(特に低音)が安定していて、個人的にはこっちゃんの次に星組で、
(私が認識している男役さんの中で、)歌がうまいというか、好みの歌声だな。と思いました。
『Ray』では、キラキラオーラ、エネルギッシュさ溢れる、逆に黒髪も手伝ってか?ついつい目のいってしまう男役さんでした。
特に、黄色?クリーム色の衣装で下級生を引き連れて歌い踊るシーンの爽やかなカッコよさは素敵でした!!
95期で、こっちゃんと同期ということですが、
トップと3番手?ですので、
まぁこっちゃんよりは実力面では劣るとは思いますが、
個人的には、他組の95期男役で路線に乗っているというか、2〜4番手くらいにいる方の中でも、かなり実力面では上の方になるのではないかな?と思いました。
(悔しいけれど、私の贔屓よりは“男役”としての魅力もオーラも実力も上かも……涙)
有沙瞳
(※注意!辛口気味)
『眩耀の谷』の春崇の役、まず見た目がとっても美しくて可憐でしたし、
その見た目ゆえに、一体何者なのか、人間なのか妖精なのか分からない不思議な雰囲気も素敵でした。
また、ストーリーテラーとしての声のトーンや台詞回しも耳心地が良くて、若いトップ娘役さんを支える素敵な中堅娘役さんだな。
という印象を持ちました。
『Ray』では、
ダンス中の、表情の作り方や、目線の運び具合などは、『眩耀』で感じた、可愛い、可憐というよりは、艶かしさ、カッコよさがあってとても素敵でした!
しかし、それよりも印象に残ってしまったのが、
歌が下手ということ!!
1人で歌う高音部は比較的綺麗なところもありましたが、
中音かな?が絶妙に音がズレて聞こえるのが残念でした。
また、愛月さん、綺城さんとデュエットする所がありましたが、
どちらとも声も息もあってなくて、むしろ足を引っ張っている印象すらあって、「うーん。どうなの??」と思いました。
あと、先日のカフェブレを見る感じでは、少し不思議ちゃんな感じの方なのかな?と思いました。
ケラケラ笑っていて楽しそうではありましたか、何が面白いのか分からないけど笑っていることが多く、
(ex:今日のファッションチェックで「青のワンピは組カラーですwww」という所が特に、なんで笑ってるんだろ?面白いの…か?感強かったです。)
テンションが高いだけなのかもしれませんが、来年研10であの雰囲気、舞台での可憐さ、カッコよさとあまりにもかけ離れていて軽く困惑しました。
最後に、他の方のブログなどを拝見すると、
咲ちゃんやれいこさんのお嫁さん候補に上がっているのを見かけますが、
個人的には、見た目の綺麗さ、華やかさ的にはトップ娘役ぽさはありますが、歌声と話す時のテンションから考えたら、ないかな…と感じました。
綺城ひか理
“スターからのメッセージ”で飛びっきり面白いコメントをしていた笑顔が素敵で可愛いらしくて、面白い方。
というくらいのイメージしか、アカチャンには持っていませんでした。
(花組時代に1度生で観劇していますが、失礼ながら印象に残っていませんでした…汗。)
しかし、今回星組に組み替えをされ、生で2度目の観劇をし、
小さなお顔と、大きめの耳(顔が小さいからそう見えるだけ?)、
そしてなんと言っても長身と長い四肢を見て、
(身長176センチって凄すぎません?ほとんどの日本人男性より高いってことですよ!??)
「なんて舞台映えする素敵な男役さんなんだ!!」
と目を奪われました。
ただ、地声が元々低めのため、男役としての低音の歌声、台詞回しは安定しいているけれど、
声質的に、籠もって聞こえるところが惜しい!と思いました。
あと、個人的には、くらっちとのデュエットがバラバラに聞こえ、正直耳心地が良いとは言えない出来で、
息が合っていないのか、声質が合ってないのか、“見せ場”なのにとても残念でした。
番手については、私はよく分からないけれども、
私が印象に残った男役で言うと、4番手に当たるのかな?と思うので、
トップのこっちゃん、2番手愛月さん、3番手?の瀬央さんのキラキラさ、歌うまさ、ダンスのキレ、色気を盗んで、
今後星組生として、どんどん伸びていってくれたらな♪
と思います。
おわりに
個人的には、男役さんは役者がとても揃っていて、魅力ある方ばかり!という印象を持ちましたが、
娘役さんが、ちょっと印象が薄いというか、飛び抜けて目立つ方、輝いている方がいない印象で、そこにやや物足りなさを感じました。
(『眩耀』の王宮の場面の時に綺麗な高音の歌を聞かせてくれた方は、比較的歌うまで魅力的かなと思いました。見た感じ小桜さんかな?と思いましたが確証はないです…。)
とはいえ、これほど魅力的な男役さんが揃っている星組が来年上演する、『ロミオとジュリエット』が今からとても楽しみになりました!
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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