いっくん(山崎育三郎)の活躍が眩しすぎて信じられない①

2020-12-08

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

朝ドラ『エール』が先週最終回を迎え、毎日の楽しみがなくなり寂しい朝が続いています。

『エール』といえば、舞台やミュージカルで活躍する俳優さんや女優さんが多数出演され、

その歌声とオーラでその都度話題になりましたが、

その中でも、やはり1番注目を浴びたのは、

主人公の裕一と共に“福島三羽ガラス”なんて呼ばれた、久志役の山崎育三郎ではないでしょうか?

(岩城さんの吉原さんも最終回でイヨマンテの夜を歌ってかなり話題になりましたが、ここでは置いておきますw)

 

いっくん(山崎育三郎)は、5年ほど前から舞台のみならずテレビでの活躍も光ってきていますが、

個人的には、最近のいっくんの活躍は嬉しい反面、

チョッピリ寂しかったりもします。

 

そこで!今回は、大ファン★☆とはいかないけれども、

10年以上前にいっくんに出会ってから今まで、“それなりに”見てきた“そこそこ”のファンとして、

いっくんの活躍が眩しすぎて寂しい!という気持ちを、

10年ほどの思い出と共に綴りたいと思います。

(過去の思い出の整理と備忘録というところでしょうかね…)

出会いは、2009年の年末

2009年、当時の私は、『オペラ座の怪人』と『キャッツ』を見たことがある程度の、舞台に興味があるような、ないような…という女子大生でした。

 

毎日わーきゃー友達と騒ぎ、

彼氏に媚び、適当にバイトをし、そこそこ学業には励む、

ごく普通の女子大生でした。

 

ある日、広告代理店に勤務する彼氏を持つ友達に、

「タダだから。」舞台に誘われました。

どうやら、売れてない演劇チケットを広告代理店の人に配っていたよう。

演目は、映画にもなった『パッチギ!』。

 

映画は観たことあるし、

山本裕典や浅見れいな、マナカナのカナなど知っている人も出ているし、

暇だし、タダなら良いか〜。と軽い気持ちで見に行きました。

 

映画同様、スピード感とエネルギー溢れる舞台をそれなりに楽しみ、

「舞台見るのって高校の芸術観賞会以来だったけど、面白いね!楽しいね。」

「生で見る俳優さんってカッコいいんだね。」

「てか、主人公の友達役の人、弱い感じだけどなんか素敵だったね。タイプかも〜。」

なんて言いながら友達と帰路につきました。

 

そして帰宅後、『パッチギ!』のチラシをライブとかで貰うフライヤーを入れのクリアファイルに雑に詰め込み、そのまま眠りについたのでした。

 

もちろん!?このチラシを数年後に発掘し、大きく驚くことなんてこの時には知る由もなかったのです。

2010年の年末、やっと名前と顔を認識。

その翌年の2010年。

この夏に『エリザベート』に出会った私は、ミュージカルという深い深い沼に一気に落ち舞台にドンばまり。

今となっちゃ人気公演の『エリザベート』ですが、当時は当日券があったし、学生なら当日券に余りがあれば半額で見れていたので、

1度見てハマって以来、その後数回帝劇に通う夏〜秋を過ごしました。

 

 

そして、その年の年末。

私は、出会ってしまったのです。

 

ミュージカル界のプリンス。

井上芳雄に!

 

 

『エリザベート』でトートを演じた山口さんが出てるから〜。と『モーツァルト!』を観劇し、

主役のヴォルフガング役、井上芳雄と作品の世界観にドンばまり。

(芳雄ヴォルフ、芳雄愛についてはこちらから!)

 

こうして、エリザの時同様、当日学生半額券を駆使し、劇場に通う日々を送り出したのです。

 

そして!!

その時Wキャストでヴォルフガングを演じていた人こそ、

いっくん(山崎育三郎)だったのです。

 

半額だし、まぁもう片方も見ておくか!と、

いくさぶヴォルフを参考程度、暇つぶし程度(失礼!)に観劇するも、さほど私にはハマらず、

(というか、芳雄マジックにかかってたから?)

「まぁ、良いんじゃない?」

くらいの上から目線の感想を持っていました。

本命の芳雄、義理チョコのいっくんな2011年

この年は、(確か…)帝劇が100周年の記念イヤーということで、4月ごろに『レミゼラブル』が上演されました。

上演直前の3月に3.11が発生し、

東北を応援するべくレミゼカンパニーが、

『民衆の歌(のラストで歌う方)』をYouTubeにアップし興味が沸いたし、

私自身高校の頃に、音楽のテストで『ON MY OWN』を独唱させられた思い出があったので、

「重そう…」と思いつつも見に行くことに。

 

せっかくなら、知ってるキャストが良いから…と、

山口バルジャンに、知念ファンティーヌ、エミリコゼット、いくさぶマリウスの日に観劇。

 

ここで初めていっくんの、

歌のうまさ、カッコよさ、育ちの良さそうな立ち居振る舞い等の魅力に気づき、

 

ようやく、

芳雄の次に好き!という位置にいっくんが急上昇してきました。

 

さらに、どこからともなく、

「帝劇の地下で出演者に会えるらしい。」

という噂を聞きつけ、就活そっちのけで楽屋口に週1で通うように。

(ちなみに、いっくんに会いたいという思いと、8月ごろに公演を控えていた芳雄の出待ちの練習として。という失礼すぎる理由もあり行ってましたw)

 

楽屋口で会ういっくんは、とても優しくてフランクでカッコよくて、近所の素敵なお兄ちゃん感があり、

いっくん=会える俳優さん。

という意識が定着してしまいました。

 

レミゼ公演中は、絶賛就活中だったので、リクルートスーツで行くこともあったのですが、

「就活中なの?頑張って!」なんて目を見て言ってくれたこともあり、その後の面接がうまくいったとか、いかなかったとか。

 

そんなこんなで、

2010年の年末から2011年は、

ドップリとミュージカルと芳雄の沼にハマり、

いっくん沼にも片足の爪先くらいつけ始め、

レミゼ後いっくんが出演した『嵐が丘』(奥様のなっちとの出会い!)にも行き、

12月には『ダンスオブバンパイア』にも足を運ぶという1年を過ごしました。

 

本命の芳雄よりも、

何故かいっくんの方が、出待ち入り待ちでもよく会い、喋れ、

舞台もたくさん見に行く。

という不思議な逆転現象が起こっていることをさほど気にもせずに、

その年のクリスマスごろを迎えたのでした。

 

母校での涙のライブ

クリスマスごろのお話。

学校内を歩いていると、友達から、

「楓華って山崎なんとかって人好きだよね。

なんか、友達がライブのチケット持ってるけど行けなくなったらしくて、譲り手探してるんだよね。助けてあげて。」

と言われ、ファンクラブに入ってないにも関わらず、ファンクラブライブに潜入できることに。

 

「まだ芳雄のライブも行ったことないのになぁ。」

なんて思いながら、

急遽いっくんの母校である、東邦大学附属高校内にある数百人規模の講堂でのコンサートに向かいました。

 

 

結論から言うと、

めっちゃくちゃこのコンサート最高でした

 

というのも、このコンサートでは、

2011年に出演したミュージカルの歌をたくさん歌ってくれただけでなく、

『モーツァルト!』の“愛していれば分かり合える”の歌詞を配り、コンスタンツェの部分を会場の皆に歌わせて、デュエット体験が出来たり、

『レミゼ』の“カフェソング”の歌唱後、

「結構、劇中歌いながら、目線を落としているからか前方の席の人の顔見えるんですよね。寝てるなーとか、めっちゃ泣いてる〜とか」なんて愉快な話をしてくれたり、

『嵐が丘』で共演した河村隆一さんの物真似をしながら、彼の歌を歌ったり、

『エメ』を歌いながら、会場を練り歩きバラの花を配ったり、

ゲストで城田優が出てきて、『世界の王』を歌ったり、

けんちゃん(浦井健治)のボケた話をしてくれたり、

和気藹々とした、いっくんの人懐っこさと、柔らかさ、面白さ、が全面にでた温かいコンサートだったのです。

 

中でも、印象に残ったのが、(確か)アンコールでの出来事。

“You raise me up”を会場を歩きながら披露したのですが、

突然感極まって歌いながら涙を流し始めたのです。

歌唱後、

「ファンの皆さんの顔を見ていたら、ファンの皆さんのおかげで今年はこんなに舞台に立てたんだな。

こんな温かいコンサートも開催できたのだな。

今母校で歌っていると、ここまで成長できたのだと実感できて、、胸がいっぱいに。」

と(いうようなニュアンスのことを)言い、客席もつられて号泣。

もちろん?私も号泣。

 

大きな舞台に立って、活躍している人でも、

傲らず、天狗にならず、ファンに感謝し、

高校の頃に夢見た自分になれている、近づけていることを実感し、

感極まり泣くなんて……とっても心がピュアで素敵〜!!!!となり、

 

これにて、私は、

芳雄と同じくらい(もしくは、芳雄より0.2段くらい低い位置くらいで)、

いっくんが好き!というくらいまでになりました。

 

しかし、

多分ですが、いっくん歌い方いつからか変わりませんでした?

 

少なくも、体感的には2011年の年末の当時の彼の歌い方は、クラシック的というよりも、

ロックっぽいというか、

変に声を作っている感じで、

人柄や演技的には彼のこと好き〜となっていましたが、

歌い方がそこまで好きではなかったのです。

 

そのため、私の中で芳雄に気持ちの上で勝つことはなく、

依然芳雄は私の中でめちゃくちゃ強いプリンスだったので、

いっくんは、その弟、第二王子的な?

サブな立ち位置だったのです。

 

 

ちょっと長くなりそうなので、続きはこちらから!

 

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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それでは!ごきげんよう。

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