宝塚公演再開とソーシャルディスタンスについて

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

昨日ついに宝塚の公式が、7月17日からの公演再開を発表しましたね!

実質3月から止まっていた時計が、約4ヶ月半ぶりに動き出します♪

(2月末に中止に1度なり、その後再開されたけれどまた中止。そして雪組千秋楽のみ上演。だったので私の体感だと3月頭から完全に時計が止まっています。)

再開の第1作目は、花組の『はいからさんが通る』。

『はいからさんが通れず』なんて言われていたので、ようやく開通して、通れることになり、

新花組トップコンビのお披露目も4ヶ月遅れてしまいましたが、出来ることが決定し、ほっとしています。

 

しかし、今のところは宝塚大劇場の公演のみ情報が公開され、東京宝塚の情報は未達状態。

東京は、感染者また増え始めているし、より慎重に対応をしていくのかな?

宝塚大劇場のみ、とりあえず再開させて東京は、ムラの様子次第でゆっくり開けるのかな?

首都圏住みとしては、東宝が開くのが待ち遠しいです。

 

さて、さて、前置きが長くなりましたが、

今回から数回に分けて、今回晴れて再開することになった宝塚について自論を紹介します!

初回の今回は、『ソーシャルディスタンス』についてです!

座席について

座席は、今までの約半分に減らして、前後左右を開けた座席の販売となりました。

沖縄のある村が2メートル離れて座ったら?という実験をしたところ、通常の20%の座席しか使用出来なかったと発表したことや、

上海の交響楽団が通常の30%で公演を再開させたことから考えたら、

思ったよりは、座席数があるな。という個人的には思いました。

ただ、個人的にビックリしたのは、チケットの値段が据え置きということ。

前後左右がいなくなったということは、変な話、

隣の席に荷物を置いてもOK、

足をおっ広げて、となりの席まで足だけ侵入してもOKということ。

(どちらもお行儀が悪いのでしないとは思いますが笑)

実質1人で2席使えてしまうのに、そのままの値段は太っ腹というか、経営大丈夫かな。と心配になってしまいます。

超個人的意見で、反発もあるでしょうが、

座席数が半分になるのなら、チケット金額は2倍の値段になっても構わないし、

なんなら、ライブのように全席一律1万円みたいにしても良いと思います。

 

観客が楽しく、安全、健康に見ることも大事ですが、

劇団(阪急電鉄?)の健全な経営と、演者の頑張りに見合った報酬も大事だと思うので、

値段据え置きは、嬉しい有難い反面、「経営大丈夫ですか?」という心配もあります。

休憩時間について

休暇時間は、5分延長して35分にして、ホアイエやトイレの混雑緩和させることも発表されました。

私はムラに行ったことがないので、東宝のことにはなりますが、確かに、インターバルのトイレ列は長いし、トイレ列と行き交う人が混じり合い、超“密”ですので対策は必要だな。とは思っていました。

でも……お客さん約半分になるのだから、自ずと混雑度も半分になるだろうし、5分の延長は必要なのかな。なんて思ってしまいました。

むしろ、「感想話したい!けど喋るのは憚られるタイム(インターバル)」が5分延長されてしまうことの方が、おしゃべり大好きな私的には辛いかも…なんて思ってしまいました笑。

(宝塚では、盗み聞きばかりですが、芳雄を1人観劇するときはトイレ待ち前後の人と、感想語りあうことがあるので…笑。)

録音演奏

これは、覚悟はしていましたが、個人的に一番ショックなことです。

確かに、オケピットは“密”。

しかも、金管楽器、木管楽器などの吹く系の楽器は飛沫感染の恐れがあります。

(ウィーンフィルの実験では、MAX75センチしか飛沫しないということでしたので、大丈夫そうな気もしますが、まぁ保証はできないのでね…。)

だからと言って、楽器の数を減らすわけにもいかないので、やむを得ないとはいえ、録音演奏は寂しいです。

私は、宝塚の魅力の一つに生演奏があると常々思っています。

生で演奏しているからこそ、迫力があり、演者の歌も演技も物語も映えますし、演者の歌も上手く聞こえるし、(実際上手くなるのかも)

作品への入り込み具合、作品の伝わり方も全く違うと感じます。

(劇団四季では特にそう感じます…。)

このような“有事”なので、上演再開が決定したことだけでも十分有難いこと、喜ばしいことなので、文句なんて言語道断だとは思いますが、

オケがないのは、本当に寂しい!!!

舞台上の出演者を調整

この間、宝塚ファンの知り合いのお姉様から『1789』のDVDを借りました。

帝劇公演しか見たことがなかったため、宝塚verの出演者の多さ、声の厚み、迫力に映像とはいえ圧倒されました。

オケ同様、舞台上に立つ人数が多いことによる迫力も宝塚の魅力だと思います。

どうしても、男性の背や体格、低い声に女性では勝てない部分があるものの、女性の声を重ね合わせ、厚みと迫力を出すチカラは私の好きな宝塚の要素の1つです。

『はいからさんが通る』は、1789のようにエネルギッシュな話ではないとは思うので、どのように人数を調整するのかはわかりませんが、これもやむを得ないとはいえ残念です。

でも、まぁマスクやフェイスシールドを演者はつけます。なんてことにならなかったのは良かった…。

おわりに

残念!残念!!ばかり書きましたが、

待ちに待った、公演の再開はとてつもなく嬉しいし、

やっと希望の光がさしてきた!と思っています。

 

東京の感染者は再度増えてきているので、東宝再開はまだ先のことと思いますが、

ムラでの『はいからさん』が問題無く通りきれ、

数ヶ月以内に、東宝やバウホール、別箱公演も再開されますように。

そして、そう遠くない将来、

(未来だと、漢文で“未だ来ず”という意味になるので、願いを込めて“将に来る”の方を使います。)

“いつも通り”の公演が見れるようになりますように。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました!

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