無念の“宝塚クラスター”
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
演劇への風当たりが強い中、私の大好きな宝塚からまたショックなニュースが発表されました。
それは、花組に引き続き、昨日東京宝塚で公演をしている星組の生徒さんからもコロナの陽性が1名見つかったということ。
花組の舞台関係者、生徒さんから更なる陽性者が見つかり、兵庫県は“クラスター”認定したということ。
(梅芸にて公演中の宙組は全員陰性だったとのこと。)
今後の具体的な公演予定については、本日(8月7日)の18時に発表するとのことですが、
ムラの花組も、東宝の星組も半月以上は休演を余儀なくされるであろうし、
宙組のサパ、これから上演予定の壮麗帝も、大事をとって休演になるかもしれません。
サパの初日終了後に、ゆりかさん、キキちゃんが涙ながらに、
舞台に立てる喜び、嬉しさについて語ってから1週間も経たずしてこの事態なので、
花組や星組の生徒さん及びスタッフさんを責めるわけではないですが、
ただただ無念で残念です。
その上、世間の目は厳しく、
「ほれ見たことか!」
「利益を優先させて、このザマか!」
「コロナジェンヌ」
など言われたい放題…。
悔しい気持ちも大きいです。
ただ、タカラジェンヌさんの行動に精通しているわけではないので、偉そうなことは言えませんが、
彼女たちは、舞台人として、プロとして、
例えば、大人数の会食に出かけたり、
大人数でマスクなしで話をしたり、
コロナの感染リスクがある行動をするとは思えません。
舞台に立てないこと、お稽古が出来ないことがどれほど辛いか、休演中の数カ月で痛いほど実感したと思うので、
(ユリカさん、キキちゃんの涙が物語っていますし…)
きっと手洗いうがい、消毒を怠ってなかっただろうし、
行動もお稽古場、劇場、寮(自宅)、近所のスーパー?くらいの最低限の移動しかしていなかったと思います。
それなのに、発生してしまった今回のクラスター。
先月感染した横浜流星も、お稽古場と撮影所、自宅しか行っていなかったにも関わらず感染したし、
もはや、何か行動に問題があったから感染するのではなく、
コロナウィルスは、身近に存在してロシアンルーレットのように誰かが罹ってしまう病気まで広がってしまっているのだな。と恐怖を覚えています。
だから、星組のように100人前後の人のPCR検査をすれば、確率的に1人くらいコロナの陽性が出るのは当たり前だと思います。
恐らく、大きめの職場で全員にPCR検査すれば同じような結果が出ると、素人意見ですが思うので、
星組の1人の陽性者、
花組の最初の体調不良(味覚障害)を訴え、陽性になった方に関しては、全く責める気はありません。
ロシアンルーレットにたまたま、運悪く、当たってしまったという認識です。
ただ、“クラスター”認定をされてしまったことに関しては、
私個人としては、宝塚歌劇団には反省をし、何かしらの改善策を練ってから公演を再開して欲しいと思います。
市中に、ウィルスがある。
誰がかかってもおかしくない。そう思うけれども、
ただ、舞台上の人数を減らすだけで、
向かい合っての演技を避けるなどの演出変更は(どうやら)せずして公演を続けていれば、
誰かが貰ってしまったウィルスが、舞台上で蔓延し、
クラスターが発生しうることは予想出来たと思うので、
感染者が出た事は、やむを得ないとしても、
クラスターが発生しないよう努力、工夫をして欲しかった。
と思います。
具体的には、素人なのでロクな意見、アイデアを出す事は出来ませんが、
基本的に前に向かってしか話さない、歌わない、
コンサート形式だったら少なくとも舞台上での感染リスクは軽減できたと思うし、
例えば、1人で脱ぎ着出来る簡単な衣装、
何度も着替えなくて良い、早着替えが必要ない演出などに変えれば、舞台裏での密を少しは避けれたかもしれないし、
もう既に、なっているかもしれないですが照明を完全にプログラミング化すれば照明さんの密を避けれたかもしれないし、
絶対に嫌だけれど、完全口パクにして音響さんは最低限の人数で済ましたら、密を避けれたかもしれないと思います。
全て、素人意見の思いつきですが、
その辺考えてたの?対策してたの?なんてことは思ってしまいます。
(具体的に、どのスタッフさん、どの生徒さんが感染したか分からないので、何とも言えませんが…。)
起こってしまったことを責めても、意味がないので、これ以上この件について意見を言うことは止めようと思いますが、
100年以上の歴史ある宝塚歌劇団。
太平洋戦争も乗り越え、
“阪急のお荷物”とすら言われるまで人気が落ちた時期も乗り越え、
数々のスターを輩出し、
私に限った話になると、祖母、母、私(孫)と三世代に渡って愛され、私たちを魅了し続ける唯一無二の劇団。
vsコロナにも負けず、
今回のクラスター発生からも立ち上がり、
必ず良い方向へと進んで行ってくれると信じています。
世間の風当たりは強いですが、
これからも、この先100年も華やかなレビューや、心揺さぶられるお芝居で私、そしてその子ども、孫の心を照らしてくれ続けることを信じています!
頑張れ宝塚!
負けるな宝塚!!
いつか、また“日常”が戻る日を祈って。
ジェンヌさん、スタッフさんの1日も早い回復及び後遺症がないことを願って。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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