気ままに夫婦2人で中欧旅行【1日目】後半!

2020-05-05

 ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

先日に引き続き、2019年夏に主人と行った中欧旅行の1日目の後半について紹介します。

1日目の午後は、ナッシュマルクトに行き、カフェでお茶をし、オペラ座のガイドツアーに参加し、シュテファン大聖堂やアンカー時計などの見学をしました。

旅の日程、概要、旅行費、手配方法等についてはこちらから。

1日目の前半についてはこちらから。

“ウィーンの台所”ナッシュマルクト

ホテルに荷物を置き、少し休憩をした後は、

地下鉄の代わりに走っているU4Z(バス)に乗り、カールスプラッツ(オペラ座の最寄り駅)まで戻り観光を再開するつもりでした。

しかし、バスの車窓から見えた青空市場が気になり、雨も小降りになっていたので、思い切ってカールスプラッツの1つ手前の停留所で降りてみる事に。

こちらの市場は、ナッシュマルクトという市場で、ウィーンの台所とも言われている賑わいのある場所でした。

パラソルを広げただけの簡易的な野菜やチーズ、骨董品、偽物?のスポーツユニフォーム等を販売するお店から、

きちんと店舗になっている、お惣菜屋や飲食店、紅茶屋、お土産物屋など、ありとあらゆる小さなお店が集まる楽しい雰囲気でした。

蚤の市も開催中でしたので、アンティークの小物を探し何軒か覗いたのですが、値段が書いていなかったり、店主がお隣さんとの会話に夢中で話かけにくかったり…で結局何も買えませんでした。

(蚤の市は土曜日のみ開催のようです。)

飲食店の中には、日本食ブームなのか、カップに入った食べ歩き用のヤキソバや寿司の販売もありました。

ヤキソバは、日本ほどのクオリティは求められませんが、そこそこ安くて、そこそこ美味しかったです。ただ、キャベツがめちゃくちゃ硬かったので、歯に自信がない方にはオススメできません笑。

(ちなみに、ケルントナー通りの露天でもキャベツ硬かったです笑)

CAFE MUSEUMで休憩

オペラ座の日本語ガイドツアーは15時からでしたが、ナッシュマルクトを歩いているうちに、小雨がまた降り始め、気温も下がってきて外にいるのはキツい状況に。

14時半には、オペラ座のチケットオフィスに行きチケット購入をする必要がありましたが、

40分ほど時間に余裕があったので、オペラ座近くの赤いテントが目印の“CAFE MUSEUM”で雨宿り兼休憩をすることに。

(1日に何回休憩しているんだって感じですよね笑。)

日本のカフェだと、店員さんに案内される形式が多いですが、ウィーンでは勝手に空いている席に座るスタイル。

ウィーン旅行3度目ですが、この方式慣れない!

いつも通り、ドキドキしながら入店し、ドギマギしながら席をさがし着席し、カチコチに緊張しながらウェイターさんが注文を取りに来てくれるか待ちました。

(1度「この席は予約席だ!」と言われたことが軽くトラウマ…。)

こちらのメニューは、日本のように分かりやすい写真付きのメニューでしたので、想像力を膨らます必要もなく楽々注文出来、写真通りの物が提供される、観光客には優しいお店でした。

そのため、店内も観光客ぽい方が多く(でもアジア人は皆無)、ウィーンのカフェによくいる、新聞を読んでいたり、本を読んでいたりする“主”みたいなお客さんはおらず、随時ほぼ満席でしたが割と回転も速い感じでした。

店内の雰囲気は、白を基調とした壁に、落ち着いた木目調の床、そしてウィーンのカフェらしい赤いソファと茶色の椅子が配置されている明るい雰囲気でした。

ちなみに、寒い雨の日でしたが、テラス席も盛況でした。

ちなみに、私はヤキソバのせいで満腹でしたので、ケーキは注文せず、コーヒーだけを頂きましたが、特筆することない普通に美味しい味でした。

いきなりハイライト?オペラ座ガイドツアー!

15時からのガイドツアーに参加するために、14時半にオペラ座に向かうと、横にあるチケットオフィスの前は日本人だらけ。

どうやら、日本人の2つの団体ツアー(半日フリータイム中?)の人達が集まってしまったようで、まぁカシマシイ。

並ぶこと15分、ようやくガイドツアーのチケットをGETしオペラ座内部へ。

日本語ツアーは、恐らく40人ほどいて大所帯。

この大所帯を案内をしてくださったのは、日本語ペラペラのオーストリア人の男性でした。

私は、ここでオペラを2度見たことがありましたが、混み合う開演前にはゆっくり見れない、見たことのない、

貴賓室や中央階段、ホワイエ、1階席、さらには夏はオペラはオフシーズンのため特別に舞台袖まで見学出来て大満足でした。

ツアーの中では、ウィーンオペラ座のお財布事情や、従業員(バレリーナやオペラ歌手、オケ、衣装など)の採用情報、オペラ座の歴史、オペラ座で行われる“オーバンバル”などなどについての解説もあり、とても面白かったです。

個人的には、ウィーンオペラ座の舞台袖、舞台の奥行き、高さは、

実は日本の新国立劇場や宝塚大劇場よりも狭く、低いというお話にはビックリしました。

ツアーは約1時間で終わりましたが、ツアー代金9ユーロ以上の価値は絶対にあると思いました!

シュテファン大聖堂とアンカー時計などなど

オペラ座見学ツアーの後は、ケルントナー通りをトコトコ歩きウィーンの象徴的教会のシュテファン大聖堂へ。

到着する頃には、また雨が強くなってきたのでシュテファンの入り口は、雨宿りの人でごった返していました。

しかし、中に入ると意外と人は少なく、バロック様式とゴシック様式が融合した静かで荘厳な雰囲気を味わうことができました。

“歯痛のキリスト”として有名?なキリストに挨拶をし、

繊細な彫刻が美しい、“ノイシュタット祭壇”とパステルカラーの決して派手ではないけれど、美しいステンドグラスも堪能しました。

外の天気が悪かったため、日光が入らず、いつもに増してひっそりとした暗い雰囲気ではありましたが、

この日のシュテファン大聖堂は、晴れた日とは違う静けさと落ち着きがあり、とても綺麗でした。

シュテファンの後には、歩いてアンカー時計探しに!

ガイドブックで見る印象では、割と大きいのかな?と思ったのですが、見落としてしまうほどの大きさで、割と探すのが大変でした。

(数人の人が上を見上げて写真を撮っていたので、気付けました!)

この時計は、ウィーンの偉人12組が時間ごとに登場する仕掛け時計で、私が訪れた4時50分は、フォーゲルヴァイデという中世の叙情詩人像がいました。(存じ上げない方でした…。)

人形の頭の数字が時間を、上にある目盛りが分を教えてくれるので、同じ仕掛け時計でも翌日訪れたプラハの天文時計よりも随分と分かりやすい時計だな。と感じました。

アンカー時計の後は、すぐ近くにある“結婚の泉”へ。

こちらは、かつては公開処刑場としても使われた古代ローマ遺跡も残るウィーン最古の広場“ホーアーマルクト”にありました。

1732年にヨーゼフ1世の結婚を祝福するために造られたため、“結婚の泉”という名だそうです。泉の中央には、右からヨーゼフ1世、大司祭、ヨーゼフの妻の彫像が飾られていました。

300年近く前に建てられた泉?像?が今もそのままあるということも凄いですし、

かつての処刑場にこのようなおめでたい像を建てたということも面白いなぁと感じた観光地の一つでした!

(日本だとちょっと違いますが、三条河原に皇太子殿下の成婚の碑を建てるような感じですかね?想像できないかも…。)

夕方6時前にしてダウン

ここまで、なんとか気合とテンションで乗り切りましたが、ウィーン着から約12時間。

さすがに、疲れと眠気そして寒気のピークを夫婦2人ともが迎えてしまい、これ以上の観光も外歩きも不可能と判断し、

ケルントナー通りを縦断し、カールスプラッツからお得意のU4Zに乗り、ホテルのある駅まで戻りました。

バス停のすぐ目の前には、シュパ(オーストリアによくあるスーパー)があったので、

ここでビールやお水、フルーツ、お菓子などを購入しホテルに戻りました。

夕飯は、シュパで買ったビールと持ってきた“どん兵衛”、海外旅行には欠かせない、オニシのご飯(災害時の非常食でお湯を入れれば、五目ご飯などが15分で出来る優れもの!)を部屋で食べ、1日目終了!

翌日は、部屋はこのままにして、最低限の荷物のみ持って朝イチでプラハへ。

はじめまして!の都市、国ですので、ちょっとドキドキしつつも、街全体が世界遺産と称されるほどの街なので、ワクワクしながら眠りにつきました!

2日目以降については、また後日!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは!ごきげんよう。

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