気ままに夫婦2人で中欧旅行【4日目】前半!

2020-05-05

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

今回は、2019年の夏に夫婦で行った、中欧旅行の4日目のウィーン観光の前半(午前中)について紹介します!

この日は、前日プラハからの帰りが遅くなった為、ゆっくり起きて朝10時の美術史美術館の開館に合わせて出かけました。

午前中は、美術史美術館を見学し、ランチは館内のレストランを予約していたのでそちらで頂きました。

午後は、引き続き美術史美術館を見学し、市庁舎、プラター公園、市民公園、楽友協会などを回りスーパーでお寿司を買って部屋で食べ就寝しました!

旅の日程、概要、旅行費、手配方法等についてはこちらから。

美術史美術館の開館を待つ

美術史美術館の開館時間は、10時。

私たちは、余裕を持って9時半に到着しました。

開館までは、

美術館の目の前に鎮座するオーストリアのゴットマザー的存在のマリア・テレジア像の写真を撮ったり、

美術館の目の前にある、自然史博物館の建物を眺めたり、

美術館前の階段に座り、「ゴシップガール!」と言ってみたり(だいぶ段数足りないですが笑)して過ごしました。

開館10分ほど前には、日本の団体客が押し寄せ始めたので、彼らよりも早く入館するべく慌てて入場待機列に並びました。

(列というよりは、扉の前にタムロウ感じでしたが。)

美術史美術館に入館!

朝10時、開館と同時にチケットオフィスで入場券を購入し、団体さんより早く入場することに成功しました!

テセウスの群像を臨める階段もまだ空いています。

階段踊り場からは、クリムトが描いた古代ギリシャを模した壁が見れました。

拡大したのがこれ!怪しくも美しい!!

天井画の『ルネッサンス讃歌』も壮大でお見事!

神秘的で見入ってしましまいました。

階段を上り、1番に向かってのはこちら!

フェルメールの『絵画芸術』。

優しい光とモデルの女性の節目がちの柔らかい表情がフェルメールらしい綺麗な作品です。

小さな絵ですが、存在感のある素敵な作品です。

こちら、神聖ローマ帝国のローマ王兼ハプスブルク家のルドルフ2世の肖像画を中心として、野菜や果物、海産物を並べて人物像を形成する面白い画風が特徴のアルチンボルドの絵が4つ並んでいました。

開館直後で、まだ人が少なかったため、間違え探しやウォーリーを探せ!的な感覚で隠れている果物や野菜を探しながら楽しんで鑑賞出来ました。

ブリューゲルの代表作の『バベルの塔』もゆっくり鑑賞。

この作品は、見れば見るほど不思議な感覚になる面白い絵でした。ちょっとラピュタっぽいのも好きなポイント笑。

こちらは、ルーヴェンスの『毛皮の女』。

彼の2人目の妻、エレーヌ・フルーマンを描いたものです。

「豊満な肉体美を表現した巨匠らしい名作。」と言われていますが、裸に毛皮という不思議なシチュエーションと、恥じらいのヴィーナスのようなポーズ、左手の不自然さの方が私は気になりました。

肌色がピンクぽく光っていて、とても艶かしかったです。

他には、ハプスブルク家を代表とするマリア・テレジアとその娘のマリー・アントワネットの有名な肖像画もありました。

マリア・テレジアに向かってさす光と彼女自身の神々しさは、ゴッドマザー感満載で、彼女の功績を称え、尊敬の念を感じました。

マリーは、大きな肖像画だったので、マジマジ顔を見れたのですが、

よく見たらそんなに美人ではないなー。なんて失礼なことを思ってしまいました。(ごめんなさい…。)

午前中は、人が少なかったので、名画たちをほぼ私たち夫婦で2人占めし、のんびりゆっくり鑑賞できて本当にラッキーでした。

美術史美術館内カフェでのランチ

美術史美術館の中にあるカフェは、"世界の美しいカフェ100選"にランキングされるほどの素敵なカフェです。

こちらで、この日はランチです。

私は、ウィーンに来るのは3度目でしたが毎回タイミングが合わず、こちらのカフェを利用したことがありませんでした。そのため、今回は気合を入れて予約をして訪問。

12時からの予約でしたが10分ほど早く着くと、席にはまだまだ余裕が。

予約したのに、好きな席に座って良いよー!と言われ、肩透かし感。

中心あたりの席に座り、店員さんに助けて貰いながら、注文をしました。

(ここの店員さんあまり愛想は良くなかったですが、サービスは良かったです!)

隣の席のオーストリアのご夫婦に、日本語で話しかけられお話をしたり、

ドーム状になっている天井を眺めてウットリしたり、

のんびりしてる間に注文したグラーシュが!

ちょっと塩辛かったけれど、パンと一緒に食べると丁度良い美味しさでした!

デザートは、ショーケースに見に行き、シシィトルテを注文。

シシィがプリントされたチョコとシシィの好物スミレの砂糖漬けが上に載っているので、シシィ好きのわたしにはたまりませんでした!!

13時近くなると、そこそこ混雑してきたし、まだ見れていないものがあったので、お会計をして、館内散策を再開しました。

こちらのカフェの詳しい感想はこちらから!

https://panfoo-8bit.net/vienna-cafe/

再び美術館内散策!

昼食後は、3階に上り先程のカフェを見下ろしたり、天井彫刻をより間近で眺めてみたり、ここで写真撮影をしたりしました。

そして、3階をあてもなく歩いていると、マリアテレジアの功績展?という企画展をやっていたので、覗いてみることに!

金貨や、コイン、

 

各国の紙幣が並べられていました。(日本の小判もありました!)

企画展の趣旨はよく分かりませんでしたが、金融機関で働いていて、昔のお金(紙幣)や海外のお金を見たり、それを収集するのが地味に好きなので、とても楽しかったです。

また、こちらの窓の網戸越しに見える自然史博物館が、色褪せた絵画のようで美しくて、魅力的で個人的にはお気に入りでした。

 おわりに

美術史美術館は、ちょうど数ヶ月後から上野でハプスブルク家展をする関係なのか、ハプスブルク家関係の絵画が少なくて寂しかったです。(青いドレスのマルガリータ王女!!)

でも、何度訪れても、何度見てもフェルメールの"絵画芸術"やブリューゲルのコレクションは素晴らしいし、館内の階段に描かれたクリムトの絵は妖しくも美しいし、

美術史美術館は、個人的には今まで訪れた美術館の中で3本の指に入る大好きで最高の美術館です。

 

この後は、変な花売りに話しかけられ激怒したり、市庁舎前のお祭りでビールを飲んだり、市庁舎で撮影大会をしたり、プラター公園や市民公園を散歩したりしました。

その様子については、こちらから!

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは!ごきげんよう。

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