ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
夏休み真っ盛りですが、コロナの影響で海外も国内旅行も出来ない日々が続いており、
せっかくの休みだというのに、家に引きこもってばかり…。
そんな中、先日、友達とリモートお茶会をしている時に、
「旅行に行けなくてなんか気持ち落ち込むから、行って良かった観光地、国の話しない?」
なんてことになり、2時間ほど楽しい会話を繰り広げました。
その時は、なんだかんだお互いの新婚旅行(私はスイス、彼女はイタリア)での楽しい思い出を交わすだけだったのですが、
そのあと、
「私が行ったことある国や観光地、世界遺産で印象に残っている良いところってどこだ?」
とふと考え、ここ10年の旅行を振り返り、
“良かったところ”、“感動した場所”、“期待外れだったところ”を少しずつ思い出してきました。
そこで!今回から数回に分けて、
“行って良かった世界遺産”、“感動した世界遺産”、
“残念だった世界遺産”、“期待外れだった世界遺産”、
について紹介したいと思います!
第1回の今回は、『万里の長城』です。
万里の長城とは
秦代の紀元前214年に、秦の始皇帝が異民族の侵攻を迎撃するために建設されたと考えられている、中国北京市近くにある総延長2万キロとも言われる長い長い要塞です。
また、「農耕民族と遊牧民族の境界線」ともいわれているそうです。
なお、秦の始皇帝時代後も、いくつかの王朝によって修築と移転が繰り返されており、現存の「万里の長城」の大部分は明代に作られたものであるそうです。
ちなみに、「宇宙から肉眼で見える唯一の建造物」と20年ほど前までは言われていました。
しかし、実際には幅が狭く、周囲の色と区別が付きにくいため、視確することは出来ないということが2003年中国初の友人宇宙船の宇宙飛行士が証言し判明したそうです。
世界遺産には、1987年に登録され、登録箇所は、八達嶺長城、山海関、嘉峪関の3ヶ所でした。
(Wikipediaより)
実際に行ってみて

私が「万里の長城」を訪れたのは2010年、今から10年前です。
そのため、やや記憶が曖昧で、かつ写真も殆どありません…。
(実家を探れば出てくるかもしれませんが…。)
当時、私は春休みを利用し、北京に語学留学に行っておりました。そのため、現地で通っていた大学の留学生プログラムの一環として「万里の長城」を訪れました。
大学(北京市)からチャーターバスの約1時間半ほど乗り、一番メジャーな「八達嶺長城」から「万里の長城」に登りました。
ロープウェイやエレベーターのような文明の利器はなく、
馬だったか、ラクダだったかしか、楽して登る方法はありませんでした。
石畳の坂道を延々歩き、
途中急な階段や、
強引に太極拳を教えてくれるオジサンに出くわしながらも1時間弱歩いた先に、
絶景が待っていました。
私が訪れたのは、3月の2週目の土曜日の午前中の早い時間(恐らく10時くらい)だったので、
観光客が私たち学生以外ほとんどおらず、景色独り占め状態でした。
長城の頂上にたどり着いた感想としては、
「とにかく、スケールが凄い!」
「でかい!長い!立派!!」
「荘厳…」
「どこまで続いているの…どうやって作ったの?」
というところでした。
これを日本の弥生時代ごろに作りはじめたのだと考えると、
中国の歴史の深さ、豊さ、そして当時の技術の進み具合、発展具合を目のあたりにし、
中国のすごさに、舌を巻いてしまい、言葉を失いました。
「万里の長城」が作られ始めた、紀元前214年ごろ言ったら、日本では、ようやく稲作が始まった頃だし、
現存する遺跡と言ったら、青森の三内丸山遺跡や、佐賀の吉野ヶ里遺跡(どちらも縄文時代だけれど…)だから、
なんというか、
中国レベル違う…。
中国4000年の歴史とか言うけど、
半端ない…。
「万里の長城」が建造される前には既に、孔子は「論語」で有難い考え方を説いていたわけだし、
頭脳も技術も何もかもが、発展しすぎていて、歴史が深すぎて、
「万里の長城」のどこまでも続く長い、長い石畳を歩き、眺め、空気を吸い、歴史に想いを馳せると、
中国の虜になってしまいました。
ヨーロッパの例えば、ヴェルサイユ宮殿のように、
豪華絢爛で華やかで、色もとりどりで…という世界遺産も勿論感動しますし、心に残りますが、
セピア色で華やかさがなく、色彩にも富んでいないけれども、圧倒的なスケールと立派さで真っ直ぐに訴えてくる「万里の長城」は、
10年経った今でも、印象に残り、そして私の心を魅了して止まない“行って良かった世界遺産”です。
(ちなみに、私の知人は「万里の長城」に登る途中の手すりもない急な階段を登っている途中に下をみてしまい、
足がすくみ、半分気絶し、抱えられながら頂上に着いたそうなので、高所恐怖症の方、足腰に自信がない方にはあまりオススメできません…。)
おわりに
「万里の長城」と一緒に北京観光をされる方が多いと思いますが、北京には、

有名な「天安門」、

その門の奥には中国の財宝が眠る「故宮博物院」(本当の財宝は台湾にありますが…)や、

紫禁城、


中国屈指の名園の「頤和園」(ここも世界遺産!)、

パンダがゴロゴロ転がっている「北京動物園」など、
北京には「万里の長城」以外にも魅力溢れる、歴史溢れる名所がたくさんあるので、
個人的には、いつかまた訪れたい都市の一つです。
ちなみに、私が10年前に訪れた3月は、黄砂で喉も目もやられるので、できれば違う季節に行きたいです笑。
最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。
それでは!ごきげんよう。
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