ごきげんよう!旅行とミュージカルをこよなく愛する楓華 @Wisfil_Fukaです。
私は、昨年末で仕事を辞め、
「今年は海外旅行をしまくるぞ!!」と意気込んでいたのですが、
ご存じの通りのコロナショックにより、
結論から申し上げて海外旅行、今年は2月に行ったイギリス1回のみです…。
(イギリス旅行については、こちらから。)

旅番組を見たり、エクスペディアのYouTubeを見たり、意味もなくガイドブックを眺めたり、
海外在住の方のTwitterやインスタを眺めてなんとなく気を紛らわせていたのですが、
やはり寂しい…。
ムナシイ…。
本当だったらさー。
3月上旬には、友達とダナンに女子旅に行く予定だったんですよ。でも、コロナ感染拡大によってキャンセルし、
(キャンセル料とられた!チックショー!)
ANA、JALと相次いで運航を開始したロシアに、就航記念割引で4月ごろにプラッと行こうかな。なんて思っていたし、
大好きなアンティーク小物を物色しにパリに夏前に行きたい!と目論んでいたし、
夏には、シェーンブルン宮殿(ウィーン)で今年も上演予定のエリザベートコンサートに行こう!と計画立ててたし、
10月には友達の結婚式と新婚旅行に便乗して、ハワイ(オアフとハワイ島)に夫婦で行く計画もおおよそ立っていたのに…。
ぜーんぶなくなりましたよ。
ロンドンやパリは再びロックダウンしたし、
日本も第3波来てるぽいし、“普通”に海外旅行出来る日って一体いつ来ることやら…。
ヨーロッパの街並みが恋しい。
そんななか!!昨晩素敵なYouTubeを見つけました!
それが、こちら♪
ジャン!
パリ在住フランス政府公認ガイドの中村じゅんじさんという方が案内するルーブル美術館の映像です!
ルーブル美術館の内部を撮影しただけのムービーは、
YouTubeに他にも載っていますが、こちらは説明付き!
しかも、フランス政府公認ガイドさんです。
有名な話なので、ご存知の方も多いかと思いますが、
ヨーロッパの多くの国では、国公認のガイドしか観光地の説明をしてはいけない決まりになっています。
雇用を守るためと、正しい情報、知識を観光客に教える目的らしいです。
つまり、このYouTubeを載せてくださっている中村さんは、正しい情報、知識を持ったフランスが認める本物のガイドさんということなので、
適当な情報だったり、知識で説明をしているわけではないのです。
普段は、お金を払わないとガイドをして貰えないガイドさんに、
(私もお世話になったことのある“みきツーリスト”“みゅートラベル”でガイドをしているようです。)
タダでガイドしてもらえるのです!!
凄くないですか???
個人的に、この動画に魅せられた理由は他にもあって、
それは、さすが普段ガイドをされているだけあって、
聞き取りやすい声質と、
分かりやすい解説、
そして丁寧かつ見やすく、見どことポイントを押さえたカメラワークです。
私は2度ルーブルには行ったことがあるのですが、
いつも個人で適当にぐるりと回るだけなので、
(とはいえ、1度パリに1ヶ月ステイしている絵好きのムッシュに捕まり、ルーベンスの描いた“マリー・ド・メディシスの生涯”について1枚1枚熱く語れたことあったけ。あれ楽しかったな。)
例えば、“ミロのヴィーナス”1つとっても、個人では見落としていた角度からの視点(撮影)、説明があったり、
初めて知る、ギリシャ神話の神々の話、
彫刻の秘密について知れて、
生でも写真でも何回もみたことのある有名な彫刻の“ミロのヴィーナス”のはずなのに、
初めて知ること、見る角度ばかりで、
約60分の動画ですが時間を忘れ、見入ってしまいました。
また、肝心?の画質もとっても良いので、
今その場に自分がいて中村さんに案内して頂いているような錯覚に至れます。
あと、恐らく今年の9月下旬ごろに撮影しているので人が少なくて、
経験から言うと開館と同時に入館したくらいの空いた状態のルーブルを歩くことが出来るのです。
ここ最近見たYouTubeの中ではダントツ気に入った動画です!
まだ私は見ていませんが、中村さんは他にもパリの街並み(マレ地区やサンジェルマン、バスティーユなどなど)を映した動画もアップしてくださっているようなので、
これから毎晩見て、気持ちをパリへ飛ばしたいと思います。
ちなみに、こんなに宣伝しましたが、中村さんのことは存じ上げませんし、回しもんでもなんでもないです笑。
ただただ、このYouTubeの素晴らしさを知って欲しい!
という気持ちだけで書いてます♪
最後に、個人的にルーブルで好きな絵を紹介!

ヴィジェ=ルブランの『娘と一緒の自画像』。
娘のママのことが大好き!という気持ちが伝わってくるし、
ママも娘のことを大事に大事に思っている気持ちが伝わってくる優しい絵画で、メジャーではないかもしれませんが、微笑ましい気持ちになり、心がほっとする絵でお気に入りです。

言わずとしれた名作、
ドラクロア作『民衆を率いる自由の女神』。
これは、中学の頃美術の資料集で見てとても魅せられた絵です。
死体の上に立ち、明るく自由な明日に向かって行く民衆。
『屍越えて開け明日のフラーンス!』って感じですね。
女神の右側にいる少年が、レミゼのガブローシュだとか、そんなことないとか。
諸説ありますが、それはそれとして屍が転がる大地、
その上を平然と進む民衆という不穏さと、
右奥に少し見える明るさい未来を描いたコントラストが好きです。

最後はこちら!ジャック=ルイ・ダヴィッドの『ナポレオン1世の戴冠式と皇妃ジョセフィーヌの戴冠』です。
パリのノートルダム大聖堂で行われた戴冠式の様子の絵画ですが、ナポレオンの後ろにいる司教?は最初手を下ろしていたそうなのですが、
その絵を見たナポレオンが、
「この司教は私の戴冠を祝福していないようだ!」と激怒して、司教の手を上げ、指さしをしているように書き換えさせた。
という逸話があるそうです。
そのため、本物を見ると薄ら描き直した後が見えます。
ナポレオンのワガママさというか、ワンマンさというかを垣間見ることの出来る名作なので、お気に入りです笑。
ちなみに、ナポレオン3世の居室というものもルーブル内にあるのですが、そちらもお気に入り♪
ただ、私が訪れた時には、地元の小学生の遠足?にぶつかってしまい、
子どもの付き添いのような感じで見学したので、あまりちゃんと写真が撮れなかったため、載せないでおきます…。

ちょっと長くなりましたが、最後まで読んでいただきありがとうございました!!
それでは!!ごきげんよう。
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