2年の妊活の末、6日目4ccで妊娠した話〜自己紹介〜
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
私は(授かった時点で)約2年間の妊活、不妊治療の末、
2021年2月に第一子を出産したアラサーママです。
今回から数回に分けて、
私の妊活・不妊治療の記録を紹介したいと思います。
妊活・不妊治療はとてもセンシティブな話題ですので、
「なぜそんなことを公開するの?」
と眉をひそめる方もいらっしゃるかと思います。
しかし、私自身が治療中、
ただでさえゴールの見えない心身、更に家計的にも辛いキツい戦いであることに加え、
治療に関する情報や、体験談の少なさがその辛さ、苦しさ、を増長させていると感じました。
そのため、
私の経験が今治療中の誰かの役に立ったり、励みになれば良いな。
と思いブログにすることに決めました。
先にお話しますが、
私は、低AMH、黄体ホルモン不全、甲状腺低下症のため体外受精一択となり、
お休み期間含め1年半の不妊治療をし、第一子(ちびひぽ)を授かりました。
ちびひぽを妊娠した際に採卵し胚移植したのは、6日目4ccの胚盤胞です。
※胚盤胞とは簡単に言えば、取り出した卵子を受精させた後5〜7日ほどをかけて細胞分裂を遂げ、赤ちゃんになる手前のタマゴのようなものです。
そして、そのタマゴちゃんには見た目の発育状況、胎児や胎盤になる細胞数の"見た目"に応じて5AAや4BAというようなグレードが付けられます。
数字は1〜6まであり、大きい方が成長が進んでおり、
アルファベットはA〜Cまであり、Aの方が良好とされています。
更に、何日目にまでに胚盤胞に成長したかのスピードも重要視され、早ければ早いほどより良いタマゴちゃんという扱いです。
治療経験のある方は当然ご存知かと思いますが、
4cc、しかも6日目の胚盤胞で妊娠できる可能性は極めて低いとされています。
(極めて低いというのは、明確なデータはないですが、私の通っているクリニックでは10%ほどと説明されました。)
ちなみに、“妊娠できる確率”というのは、
胎嚢という赤ちゃんの袋がママの体内で確認できる確率のため、出産に至れるかどうかは別問題です。
そのため、6日目4CCの胚盤胞は、クリニックによっては破棄され、なかったことにされてしまうような“タマゴ”です。
言い方は悪いですが、そんな“質の悪いタマゴ(胚盤胞)”で私は妊娠に至り、今年2月に初めての我が子である、ちびひぽを抱くことが出来ました。
後々の記事にて詳しくお話しますが、
私は治療中、低AMHや黄体ホルモン不全、甲状腺低下症など聞き慣れないワードや、
Cが付く質の悪い胚盤胞しか凍結出来なかったため、グレードというものに踊らされ、苦しめられ、これらのせいでたくさん不安になりました。
(ネットで検索すると、体外受精で妊娠し出産に至った方は、“良質胚”とされる、5日目5AAなどの胚盤胞移植で授かった人が多く、"低グレード"の胚盤胞で授かった方の体験談はほぼ皆無だったことにより、不安を増長させられました。)
また、巷に溢れている『不妊に良い』とされる鍼灸や漢方、食べ物、体操、ヨガ、ジンクス等々……
悪い言い方をしますが、
不妊で苦しんでいる人を食い物にするような、
不安につけ込まれているようにも感じるものに対しても、
試すべきか、信じてみるべきか、、と心を揺さぶられ苦しめられました。
たまたま運が良かっただけなのかもしれませんが、
“質の悪い”胚盤胞でも授かれたこと、
授かれるために試したこと、辞めたこと、
治療中のメンタルについて、
今治療中の方、お休み中の方、これからやってみようかな?と思っている方などなど、
色々な方のお役に立てるよう綴っていきたいと思います。
次の投稿では、妊活・不妊治療歴について紹介します♪
それでは!最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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それでは!ごきげんよう。
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