鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!

2020-05-05

鹿児島旅行記について 〜旅の概要〜

ごきげんよう、楓華です。

2020年1月に旦那と二人で「2020年今年も頑張ろう!鹿児島決起旅行」と題して、鹿児島旅行に行ってきました。

普段から旅行が好きであちらこちらに飛び回っていますが、鹿児島は明治維新くらいの歴史が好きな私としては、前々から行ってみたいと思っていて、美味しい食べ物と温泉、そして歴史を目当てに2泊3日で訪問しました。

この旅行記では、私が鹿児島旅行を計画した時のプランと、実際に行ってどうだったかをまとめて紹介しています。

計画はいらねぇ!実際どうだったかだけ教えろ!って方は、

いざ鹿児島旅行へ!

までどうぞ。

旅行の計画

鹿児島旅行での訪問地としては、大きく2つの訪問先に分けて考えました。

1つ目の訪問先は、霧島方面。

温泉街として有名な霧島を訪問して、霧島神社や高千穂牧場、霧島アートの森といった観光地をめぐり、温泉を楽しみます。

2つ目の訪問先は、桜島・鹿児島市内方面。

鹿児島を代表する山、桜島を経由して市内に入り、鹿児島の歴史的人物、島津成章をはじめとした偉人たちの歴史に触れるべく仙巌園を訪問します。

訪問する観光地

霧島神社

言わずと知れた南九州随一のパワースポット。

日本神話にも登場する瓊瓊杵尊(ニニギノミコト)が祀られている由緒ある神社で、開運をはじめ、起業、転職などの事始めや果ては子孫繁栄、家庭円満まで数多くのご利益があるとのこと。

旅行計画には必ずと言って良いほど神社が入っている私にとっては、外すことのできない観光スポットです!

また、敷地内には招霊(おがたま)木という立派な御神木と国家にも登場するあの有名な「さざれ石」もあり、見どころ満載です。

高千穂牧場

高千穂牧場は、「遊ぶ」「食べる」「買う」を楽しむべく行きたい場所。

広大な自然の中でたくさんの牛や馬、羊たちが飼育されている牧場です。

牧場の中では牛の乳搾り体験や乗馬体験などの数多くの遊ぶ体験ができますし、美味しいステーキをはじめとしたソーセージなどの食事も楽しむことができます。

私たちの旅行ではもっぱら「食べる」と「買う」を目的としています・・・笑。

霧島アートの森

霧島アートの森では、広大な自然の中に雄大に設置されたアート作品に触れることができます。

内ではなかなか体験することができないような自然と融和した作品を見るべく訪問しました。

国内外の造形作家によるダイナミックな作品に触れる機会なんてそうそうあることではないので、鹿児島を訪れた今回の旅行では是非行ってみたいと思っていました。

黒神埋没鳥居

黒神埋没鳥居は大正3(1914)年の大噴火で噴出した大量の火山灰・軽石によって、「腹五社神社」の鳥居が頭の部分を残して埋もれてしまった、桜島の噴火の凄まじさを象徴する鳥居。

もともと高さ3mあった鳥居が、笠木部分の約1mを残して埋もれてしまっているというので驚きです。

そんな桜島のパワーの一端に触れるべく、桜島を半周するコースの中に黒神埋没鳥居を組み込みました。

仙巌園

鹿児島といえば島津のお殿様でしょ。

大河ドラマ「西郷どん」の放送もあって、鹿児島旅行で島津家の歴史に触れないわけには行きません。

仙巌園はそんな「西郷どん」のドラマ撮影にも使われた、歴史ある島津家の庭園です。

建物の中はもちろん、庭から見える桜島も圧巻の綺麗さ。

隣には鹿児島の近代化への道筋を辿れる「集成館」もあって、鹿児島の歴史に触れるには最適な場所です。

仙巌園のおしゃれスタバ

歴史がどうのと言った直後に現代っ子要素も。

仙巌園にはおしゃれスタバがあります。

仙巌園に隣接する有形文化財「旧芹ケ野島津家金山鉱業事業所」をリノベーションして作ったとても趣のあるスタバ。

その内装は歴史を感じさせながらも綺麗にまとまっていて、スタバ好きの私としては是非行ってみたいと思っていた場所です。

店内からは桜島も見れるので、カフェでゆっくりしたい、スタバが好き、コーヒーが好き、どれかに当てはまったら是非行ってもらいたい・・・笑。

旅行の移動手段

行きたい観光地は大体決まったので、次は交通手段。

首都圏からの出発なので、羽田から飛行機を利用して鹿児島空港から入ります。

前日入りは無理だったので、朝早くに気合で起きて7時45分の便で空へ飛び立つ計画。

羽田空港からから鹿児島空港へは、格安航空が沢山飛んでいるので、スカイチケットでスカイマークを選んで予約しました。

出発の3~4ヶ月前くらいには予約していたので、二人合わせて往復5万くらい。

ちょっと機内が狭いところは我慢する必要がありますが、機内環境もサービスも全然悪くないので、個人的にはおすすめです。

鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!スカイチケットで格安航空券を調べてみる

訪問する観光地が飛び飛びの場所にあって電車は不便だったことと、旦那が運転が好きで車に乗りたがるので現地での移動手段にはレンタカーを選びました。

個人的には青春18切符であちらこちらに電車を乗り継いで旅行していたこともあるので、電車での移動も魅力的なのですが、車は車で楽しいことや便利なことが沢山あるので結構好きだったりします。

鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!鹿児島空港近くのレンタカーを調べてみる

鹿児島空港の近くには沢山レンタカーがありますが、今回は、その中でも料金がとてもリーズナブルだったリテノアレンタカーさんを利用させていただきました。

2泊3日のレンタルで9,000円というビックリ価格でレンタルできて、少しでも旅行費は節約したいという私にはとても嬉しかった!

鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!リテノア レンタカーを確認する

宿泊やど

宿は2泊する時はいつも片方の宿を思いっきり贅沢にして、もう片方は思いっきり節約する方針にしています。

単純に2泊ともお高い宿にする予算がないという悲しい現実と、片方をあえて節約することによって贅沢宿の方をより際立たせるという効果を狙っています。(後者の方はやや後付け感がありますが・・・笑)

摘草の宿こまつ

今回選んだ贅沢宿。

選んだ時に重視したポイントは以下の点です。

  • 場所は指宿か霧島
  • ホテルではなく旅館
  • 宿泊客が少なく団体客が来ない旅館
  • 露天風呂付き客室
  • 貸切温泉あり
  • 料理が美味しい
  • 高級だけど肩の力を入れなくて良い
  • とにかくゆっくりしたい

こんなわがままな条件に合っていそうだという理由から選びました。

隠れ家的な旅館で夫婦で温泉に入りながらゆっくりしたいと思ったのです。

鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!じゃらんで「摘み草の宿こまつ」をチェックしてみる

サンデイズイン鹿児島

今回選んだ節約宿。

節約宿として選んではいますが、以下の点でとってもおすすめできるホテルです。

  • 宿泊料金が安い
  • 駐車場が大きい
  • 朝食に郷土料理が出る
  • 郷土料理の評判が良い
  • 繁華街の中にあるから街に出かけやすい

特に繁華街の中にあるから街に出やすいという点と、朝ご飯の郷土料理(鶏飯)が美味しいという点は見逃せません。

駐車場が大きいというところもレンタカーを利用する身としてはありがたいです。

鹿児島の旅行記!レンタカーで2泊3日の旅を楽しもう!じゃらんで「サンデイズイン鹿児島」をチェックしてみる

服装

いくら鹿児島は九州で暖かそうだと言っても、冬なのでセーター+コートの組み合わせで行きました。

実際は、太陽が照ってくるとセーター+コートでは暑くて、コートは脱いで歩くことが多かったです。

(こういった時にもレンタカーなら車の中に置いておけるので、便利ですね。)

ただ、少し日が陰ったり、風が吹いたりするとやっぱり寒い!

いくらか調整できるように厚手の防寒着と薄手の防寒着をいくつか組み合わせて持っていくと良いかもしれませんね。

鹿児島といえば温泉!温泉といえば硫黄の匂い!

温泉宿に泊まる場合は服に絶対に硫黄の匂いがつくことになるので、気になるようなら袋に完全密閉した着替えを用意しておくことをおすすめします。

旅行中は鼻が慣れているので気になりませんが、帰りの飛行機や電車の中で「もしかして私臭い!?」となりますのでご注意を。

移動ルート

立地を考えて1日目は霧島方面を訪問して2日目に市内方面をめぐることにしました。

実際の移動ルートはこんな感じ。

スタートが鹿児島空港で、ゴールが1泊目の宿になります。

1日目

1日目は鹿児島空港到着後すぐにレンタカーを借りて霧島神社を目指します。

霧島神社で参拝を済ませたあとは、高千穂牧場でお昼ご飯を食べて、霧島アートの森へ。

霧島アートの森で遊んだ後に少し早めの16時を目標に1泊目の贅沢宿「摘草の宿こまつ」にチェックインして、温泉を楽しみます!

2日目

2日目は、鹿児島と言えば!の象徴的な山「桜島」を楽しみます。

宿を出て桜島を正面にドライブ!桜島の激しい噴火を象徴する「黒神埋没鳥居」を目指します。

途中お昼を挟んで、黒神埋没鳥居から桜島の南ルートを通って、桜島を観光した後、桜島港に向かいフェリーに乗って鹿児島市内へ。

仙巌園を観光した後、ホテルへチェックインして、鹿児島市内を散策&夕食をいただきます。

3日目

3日目は飛行機の時間が11時50分と早いので、朝早くに起きてホテルで朝食。

朝食後すぐに鹿児島のおしゃれスタバとして有名な「スターバックスコーヒー鹿児島仙巌園店」に向かいます。

その後、レンタカーを返却して鹿児島空港へ。

大雑把ですが、おおよそのルートとしてはこのように考えていました。

いざ鹿児島旅行へ!

1日目

飛行機で羽田から鹿児島空港へ

予定通り飛行機で羽田から鹿児島空港へ向かいます。

朝7時40分の飛行機にしていたため、5時起きです。

眠い目を擦りながらスカイマークに搭乗!

乗っているのは1時間半程度の時間ですが、予めiPadにインストールしていたネットに繋がなくても遊べる数独をやっていたら、旦那もハマり始め、二人でクリアまでのタイムを競っていたらあっという間に到着してしまいました。

途中、コーヒーとキットカットのサービスがあって嬉しかったです。

コーヒーカップとキットカットの図柄が可愛い!

リテノアレンタカーで車をレンタル

空港からレンタカー店舗までの送迎を呼んで車をレンタル。

今回の旅を一緒に巡ってくれるのはトヨタのヴィッツ!

コンパクトカーなのに内装が広くてとても良い感じ。

タバコの匂いも無いし空調から変な匂いもしない!完璧!

と思っていたのですが、1つだけ気になる点が・・・。

それはナンバープレート。

ナンバープレートに書いてある地名がまさかの「札幌」・・・。

嘘でしょ。

しかもレンタカーといえばひらがなは「わ」が普通だと思っていたのにまさかの「れ」。

私はレンタカーといえば「わ」ナンバーだと思っていたのですが、「れ」ナンバーもレンタカーとしては普通みたいです。

いや鹿児島を旅するのに車のナンバー「れ」の「札幌」かー。

こいつらどこから車で来てんだよって珍獣を見るような目で見られながら旅するのかー。

実際、鹿児島、宮崎に紛れている「札幌」はやはりめちゃくちゃ浮いていて、何度かプレートを見られて驚かれることがありました。

余談中の余談ですが、旅中に「帯広」を見つけたので、精神的には少しだけ楽になりました。

次回からは事前に確認しておこう笑

そんなこんなでドライブしながら霧島神社を目指します。

霧島神社を訪問

霧島神社へ到着。

駐車場が沢山あって迷いましたが、とりあえず目についたところに駐車していざお参りに!

坂を登って入り口へ。

境内の近くにも駐車場が・・・。

坂も地味に辛かったし、こっちの駐車場にすればよかった・・・笑。

手水舎で清めてお参り。

1年の家庭の安全と発展をお祈りします。

年始ということもあって人で賑わっているし、お守りや破魔矢も沢山出されています。

破魔矢は欲しかったけれど荷物の関係で断念・・・。

境内は空気が澄んでいてとても気持ちがよかったです。

御神木も力強く立っています。

さざれ石は一度横を通ったのですが、見落としてしまって見つけることができずにオロオロしていたところ、近くにいたおじさまに教えていただき無事に発見。

諸説あるらしいですが、国歌にも登場するおそらく日本一有名な石。

ひっそりとありすぎて多分多くの観光客は見逃していると思う笑

参道にはたくさんの出店が並んでいました。

ちゃんとお参りできたし、御神木やさざれ石を見て、なんだか1年良いことがありそうな気がします!

霧島神社については別記事にも詳しくまとめているので、よかったらそちらも見てみてください。

高千穂牧場を訪問

神社でお参りを済ませたあとは、高千穂牧場へ。

駐車場からも雄大な高千穂峰が見えます。

高千穂牧場でのお目当てはお昼ご飯!

早速ご飯をいただけるフードコートへ。

メニューはサイコロステーキからおうどんまで沢山。

私たちは、サイコロステーキと牧場ウィンナー、そしておにぎりを注文しました。

食べるのはもちろん屋外のベンチ。

少し風はありましたが、自然の中で食べるご飯はまた格別なおいしさがあります。

やっぱりサイコロステーキが美味しい。

お昼ご飯を食べたら牧場散策に。

あちらこちらに牛がいます。

牛、牛、牛、羊、牛、馬、羊、牛、牛、牛

って感じですね。

綿羊舎には羊が沢山。

乗馬体験もできたりします。

併設してあるショップでは、牛肉のソーセージをはじめとしたお肉類や乳製品が沢山販売されています。

私たちはソフトクリームとヨーグルトを購入。

ソフトクリームはその場でいただきました。

自然の中で食べるソフトクリームもまたクリーミーで美味しい!

草原ではお子さん連れのご家族が子供とボール遊びをしたり、凧上げをしたりして楽しんでいました。

昼頃の訪問で日も出ていたので、1月とは思えないくらい暖かかったです。コートいらず。

大自然を楽しんだ後は、芸術に触れるべく霧島アートの森を目指します。

霧島アートの森を訪問

入り口から草間彌生さんの作品がお出迎え。

入り口の周りにも木彫りのウサギなどの作品が展示されています。

霧島アートの森の概要は以下の通り。

  • 入場料
    • 大人:320円
    • 高校・大学生:210円
    • 小・中学生:150円
    • 幼児:無料
  • 開園時間
    • 9:00~17:00 (入園 16:30まで)
    • 7/20~8/31の土・日・祝は19:00まで(入園 18:30まで)
  • 休園日
    • 毎週月曜日(休日の場合は翌日)
    • 年末年始(12/29~1/2)
    • 臨時休園(2/14~21)

控えめに言って安すぎますね。

時間制限も無いので子供を連れてきて公園がわりに遊ばせているご家族もちらほら見かけました。

お金を払って館内を見ると、またしても草間彌生さんの作品が!

大きい靴です。私より全然大きい・・・。

奥にはカフェがあって、疲れたらお茶をすることもできます。

館内の作品は撮影禁止。

外に出ると大きな人型の作品が。

とても大きいです。

正面から見ると男性の形をしていて、横から見ると女性の形に変わります。

園内は一周できるようになっているので、順番に回っていきました。

全部見ると平気で1時間以上かかります。

いくつか紹介します。

これは、「⑧あなたこそアート」という作品。

この枠の中でポーズをとって作品になりきれます。

沢山設置されているので、人数を揃えていけば面白い写真が撮れそう!

こちらは「20ベレシート(初めに)」という作品。

初めに、神は天地を創造された的な?

作品の意味はよくわかりませんが、外に突き抜けた長い通路です。

横に光が差し込む場所があって、写真を撮る時でも十分な明るさを確保することができます。

奥に立って写真を撮ると。

なんとなく神っぽい写真を撮ることができました笑

ちなみにこんなポーズで撮ると光の中に落ちているようにも見えます。

工夫次第で面白い写真が沢山撮れそうですね!

そのほかにも沢山の面白い作品があって、なかなかに時間を忘れて楽しむことができました。

なんだね君は。

晴れていたのも相まってとても気持ちよかったです。

時間を忘れすぎてチェックインの時間をおしてしまいました笑

アートの後はいよいよ温泉へ!

摘草の宿こまつを訪問

こまつは計画の時に思っていたよりもずっと素晴らしかったです。

室内露天風呂も広くて大満足。

畳の上でシャワーを浴びれるという私にとっては驚きの作りになっていました。

料理もとっても美味しい。

野菜をここまで美味しいと感じたのは生まれて初めてかもしれません笑。

こまつについては別記事に詳しくまとめているのでよかったらそちらもどうぞ。

2日目

桜島へむけて出発

とっても名残惜しかったですが、宿を9時にチェックアウトしていざ桜島、黒神埋没鳥居へ。

天気は生憎の曇り。

残念ではありましたが、気を取り直して桜島へ向かいます。

桜島までは車で大体1時間半くらいかかります。

途中に鹿児島湾を眺めたり道の駅によっていたりしたら11時に。

なんとなくラーメンが食べたくなったので少し寄り道してラーメン屋さんへ。

桜島の入り口を少し過ぎてしまいましたが、グーグルでの評価が高かった「たえラーメン」さんに伺いました。

民家を改装して作ったお店では、ご夫婦とおばあちゃんの3人が切り盛りしていていました。

どう考えてもお客に見せる気の無い位置にあるテレビ。

併設してあるこたつとみかん。

とツッコミどころはありましたが、ラーメンは王道。

私は醤油ラーメン、旦那は味噌ラーメンをとても美味しくいただきました。

そんな寄り道と腹ごしらえをしつつ、いよいよ桜島に上陸です!

黒神埋没鳥居を訪問

桜島の道を進んでいくとすぐに駐車場が見つかりました。

手前の方の駐車場に入ったのですが、少し進むと鳥居の目の前にも大きな駐車場があるのでそちらに止めたほうがいいですね。

入るとすぐに埋没鳥居が。

本当に綺麗に埋まっています。

横には桜島噴火の歴史や、併設している中学校の生徒さんの活動記録を見ることができます。

黒神埋没鳥居を地元の生徒さんたちが整備しているのですね。

埋没している部分が2メートルあることを考えると自然のパワーがいかにすごいかを感じさせられます。

奥にいくと本殿らしきものがあります。

ほとんど中学校とくっついているので、体育館の通り道を横切っていく感じです。(平日はどうしてるんだ・・・。)

本殿でもお参りして桜島観光に戻ります。

駐車場には駐車料金の支払いを促すような看板がありますが、設置が個人のもののようで本当に有料なのか誰かが勝手にやっているのか区別が付きません。

鳥居の正面にある駐車場は広い上に無料なのでそちらに停めることをおすすめします。

フェリーに乗って鹿児島市内へ

その後は「有村溶岩展望所」にちょっと立ち寄りました。

横の壁が完全に溶岩が冷えて固まったもので、その上には火山灰が降り積もっています。

奥へと進んでいくと休憩所が。

晴れていればここから山頂を見ることができるのでしょうが、生憎の天気だったため見れませんでした。

そして謎の1円が沢山置かれている火山岩。みんな何かにつけて小銭を置きたがる笑

ぐるっと回って最後はフェリー乗り場の近くにある道の駅へ。

溶岩プレートや桜島大根、みかんなどが沢山売られています。

そのまま車でフェリーへ乗船。

車の大きさにもよりますが、1,400円程度で乗船することができました。

案内もわかりやすく、料金支払いは高速道路の料金所と同じ感じなので迷いませんでした。

これが年中無休で15分おきに出ているなんてびっくりです。

船内に駐車した後は車を降りてデッキへ。

さっきまでドライブしていた桜島を背にして鹿児島市内へ向かいます。

残念な天気で桜島が全然見えない悲しみ。

仙巌園を訪問

フェリーを降りたらそのまま仙巌園に向かいます。

私たちは、鹿児島駅からカーナビの案内にしたがって海沿いのルートを通って行きましたが、これがちょっと失敗。

海沿いのルートは渋滞していてなかなかすすみません。

行く時は街中のルートを通って行くことをおすすめします。

  • 名称:仙巌園・尚古集成館
  • TEL:099-247-1551
  • 営業時間:8時30分~17時30分(年中無休)
  • 御殿見学:9時~17時(最終入場16時50分)
  • 駐車場:有料(300円)
  • 入場料
    • 高校生以上:1,000円
    • 小中学生:500円

仙巌園の中は、当時の面影を残しつつもしっかりと整備されています。

建物の至る所に島津家の家紋である「丸に十の字」の意匠が施されています。

ここはドラマでも使用された門。

門の横にドラマの撮影風景が掲載されているので、渡辺謙さんに成り切って写真を撮ることもできます笑

こちらは御殿。

500円を支払うことで見学することができます。

島津家の当時の生活様式を知ることができて、お抹茶とお菓子をいただけたりするようでした。

私たちは、ちょっと到着時間が遅かったことと、意外と御殿内を見学するのに時間がかかるということだったので、あきらめて庭園の見学を優先することにしました。

時間に余裕がある時は絶対に行ったほうがいいと思います。

お庭には大きな石灯籠。

そして桜島を綺麗に見ることができます。

いろいろな植物で綺麗に庭造りされています。

少し登っていくと開けた場所で桜島を見ることができます。

晴れていないことが本当に悔やまれる。

でも山頂まで観られたのでとりあえず良しとしよう。

裏庭もとっても広いです。

迷路のように入り組んだ道が続いています。

本当なら裏山の方まで登れるのですが、暗くなってきて雨もポツリポツリと降ってきてしまったので、断念。

閉館前に集成館に向かいます。

集成館では、当時の薩摩がどうやって近代化を成し遂げたのかを見ることができます。

中では撮影禁止のため、写真はありませんが、とっても広くて情報量も多いので、結構見るのに時間がかかります。

閉館30分前に入ったのですが、早足で見てギリギリでした。

じっくり見たいなら1時間は余裕を持ちたいところです。

サンデイズインにチェックインして黒福多で夕食

仙巌園から市内のホテルに向かう途中にちょっと寄り道。

小腹が空いたので、じゃんぼ餅をいただこうと平田屋さんに伺いました。

ただ、平田屋さんがお店を構える場所はとっても混雑する道なので車で向かうのは難しいです。

なんとか徒歩で向かって手に入れたじゃんぼ餅がこちら。

じゃんぼなのに大きくないのはご愛敬。

一口で食べられてとっても美味しいお餅です。

甘じょっぱいたれがとっても美味しくていくらでもスイスイと食べられます。

そんなお餅を食べているとすぐに目的のホテルに。

チェックインして夕食を目指して市内散策を開始。

ホテルが街のど真ん中にあるので出るとすぐに飲み屋さんが沢山あります。

そんな中で目をつけていたお店「黒福多」さんを目指します。

黒福多さんは、旦那が調べてみつけれくれた豚カツを売りにしているお店で、中でも特徴的なのが、黒い衣!

竹墨を利用しているのか黒い色のカツをいただくことができます。

これがその黒い衣の豚ヒレカツ。

脂身が少なくてあっさりしていてとてもおいしかったです。

そのほかにも、豚しゃぶのサラダ。

そして鹿児島では外せないさつま揚げ!

「黒豚と屋久島産とびうおの薩摩揚」というメニュー名で、その名の通り黒豚ととびうおで作られています。

これがまたとっても美味しくてついつい焼酎が進んでしまいます笑。

そして焼酎の利き酒セットをいただきました。

左から、「黒瀬」「三岳」「さくら白波」です。

黒瀬はもうガッツリと焼酎です。

本当に強くて私は一口でギブアップ。

三岳とさくら白波はクセもあまり強くなかったので、缶ビール1本で十分によってしまう私でも半分くらいは飲むことができました。

利き酒セットは3つ合わせて700円ととてもお安いですが、それぞれが結構量があったので、鹿児島で焼酎を楽しみたいと考えている方は、このセットで十分に楽しめると思います。

3日目

スターバックス仙巌園店を訪問

最終日は2日目に行った仙巌園の横にあるスターバックス仙巌園店を訪問します。

朝8時からのオープンに合わせて向かいます。

狙うはお客さんの居ないお店の写真を撮ること!

しかし市内で絶妙に迷子になってしまい到着は8時15分。

それでも幸運なことにお店にはまだ他のお客さんは来ておらず、念願の店内写真をじっくり撮ることができました!

コーヒーも美味しいし言うことなしです。

このスターバックス仙巌園店については、別の記事に詳しくまとめているので、よかったらそちらも読んでみてください。

城山公園とドルフィンポートに寄り道

最後にちょっとだけ寄り道。

桜島をとっても綺麗に見れる城山公園とドルフィンポートです。

城山公園は、名前の通り山上にある公園で、そこから見える桜島は大迫力です。

まだ9時くらいだったのに、観光客や地元の方で賑わっていました。

ドルフィンポートの前には大きな広場があって、そこからも桜島を綺麗に見ることができます。

9時半くらいの時間ではほとんど人がいなくて写真も撮り放題です。

改めてこんなに綺麗な山を観ながら生活できるって鹿児島の人は羨ましいですね。

レンタカーを返却して鹿児島空港へ

楽しかった鹿児島旅行もいよいよおしまいです。

旅の最初は嫌だった「れ」の「札幌」ともお別れです。

車かぶっている火山灰を見ると3日間にしては随分と車で移動したなぁと感慨深かったです。(運転していたのは旦那ですが笑)

鹿児島を旅行してみて

生憎の天気だったけれど、時々晴れ間が見えてとっても気持ちよかったです。

間近でみた桜島は雄大で富士山とは違った魅力であふれていました。

食べ物も美味しくて温泉も気持ち良くて肌もピチピチに!

ただ、飛行機の時間を少し早めにしてしまったのが難点・・・。

最後の最後に間に合わなそうになって焦ってしまったのが反省点ですね。

それでも自然と文化と美味しい料理にパワーを沢山もらって、旅の題名「2020年今年も頑張ろう!鹿児島決起旅行」の目的は達成できそうです。

 

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