ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
先日、家族で横浜の桜木町に行って来ました!!
横浜、桜木町といえば赤レンガ倉庫やハンマーヘッド、ランドマークタワーなど、
魅力的な商業施設が立ち並び、景色も美しい横浜市随一の観光スポットですが、
そこから少しだけ、ほんの少しだけ外れた、
万国橋にある牛鍋『荒井屋』さんでランチをいただきました。
荒井屋さんは、牛鍋の“元祖”と言われる老舗店だけあり、
サービスが細やかで、店内も綺麗で、そして牛鍋の味もとっても美味しかったです。
そこで、今回は『荒井屋』万国橋店の牛鍋について紹介します!
牛鍋とは

誰しも教科書で1度目にしたことあろう、
仮名垣魯文の小説「牛店雑談安愚楽鍋」の挿絵でお馴染みの、
すき焼き的な食べ物です。
(ちなみに、すき焼きは、最初に牛肉を焼いてから割下を作るのに対して、牛鍋は最初から他の具材と一緒に割下でぐつぐつ煮るので、作る過程が違うので、厳密にいうと別モンです。)
1859年横浜港開港後、当時日本では馴染みのなかった肉食文化が入ってきたことがきっかけで出来た食べ物で、
私が今回伺った『荒井屋』さんは明治28年(1895年)に伊勢佐木町で開業した歴史ある牛鍋屋さんです。
『荒井屋』万国橋店のデータ

住所:神奈川県横浜市中区海岸通4-23相模ビル1階
TEL: 045-226-5003
営業時間:
11:00~14:30(L.O.14:00)
17:00~22:00(L.O.21:00)
定休日:月曜日(祝日は営業)
予約:可(ただし、コースのみ。)
アクセス:
みなとみらい線 馬車道駅徒歩3分
JR京浜東北線 関内駅徒歩7分/桜木町駅徒歩11分
駐車場:なし
席数:60席(個室あり)
メニュー:(ランチ)

あと、万国橋店限定の3,300円の定食もあります。
(内容の詳細は次のトピックで!)
訪れた感想

私が訪れたのは、11月の3連休の中日の日曜日でした。
文明開化の味を食べてみたい!という軽い気持ちでしたので、予約をせずに11時半ごろに伺いました。

暖簾を潜り、おしゃれな廊下?を抜けて自動扉を開けると、店員さんが迎え入れてくれました。
11時半の時点で、ウェイティングは私たち含め4組。
この日は、七五三とGO TOの神奈川食事券が使える関係で大賑わいだったようで、
予約なしの飛び込み用に用意されている席は4席ほどと少ないため、
「待ち時間が測れない。それでも良ければ…。」とのことでした。

11時に入店した方々が1時間ほどで出るだろう。そのため、おそらく待つのは30〜40分ほど。
と予想し、中の待合室で待たせて頂くことに。
結局、予想通り40分ほどで席に案内されました。

時刻は、12時10分。ランチにはちょうど良い時間でしたので、かえってラッキー!なんて思って案内された席は、
小さな窓から、ランドマークタワーと横浜地方法務局、あとアパホテルwが見える座敷でした。
私は、妊娠7ヶ月だったのですが、店員さんは、
「椅子じゃなくてごめんなさいね。」「大丈夫?」と気にかけて下さったり、
クッションがわりの座布団を持ってきて下さったり、
「お茶よりも氷抜きの水の方が良いですか?」など声をかけてくださいました。
さすが、老舗!

4人揃って注文したのは、3,300円の万国橋限定のランチメニューのこちら。
左の小鉢はエビのしんじょう、
右の小鉢は牛肉の佃煮でした。
鍋に火をつけて頂き、出来上がるまでの間、
牛肉の佃煮とご飯を楽しみました。
牛肉の香りと、佃煮された甘い味でご飯がすでによく進みました。

10分足らずで牛肉の色が変わってきたので、中居さんの指示通り下の具材と混ぜて1度ひっくり返しました。
楽しみは、後にとっておこう!
とまずは、おネギや春菊、豆腐を頂きました。
妊娠中は、サルモネラ菌感染予防のために生卵厳禁なので、卵に潜らすことなく頂きました。
甘すぎず、濃すぎない割下と、
ねぎ本来の甘み、春菊の苦味がマッチしていてお野菜の時点でトロける旨さでした。
(ネギは、横浜?神奈川産のこだわりのものらしいです♪)
さて、1番のお楽しみの牛肉はというと……。
これまた、美味しいを超えて美味しい。
口に入れた瞬間「う〜ん!!!」と悶える旨さが口の中いっぱいに広がります。
煮たのに牛肉の肉汁は健在で、割下のほどよい甘みとのハーモニーが絶妙です。
意外とお肉の量が多かったので(5枚以上は入ってました!)、
幸福、口福な時間が長く続き40分待った甲斐ありまくりでした。
ちなみに、父がご飯をおかわりしたのですが、おかわりご飯は150円の別料金でした。
念のため書いておきます笑。
私たちの席は、一番奥の座敷でしたが、
定期的(邪魔にならない程度のほどよい回数)に店員さんが顔を覗きに来てくださるので、
ご飯やお茶のお代わり、お酒の追加などすぐに言えるので、そこも嬉しかったです。
30分足らずで完食。
ゆったりとした席で、文明開化の味を、素敵なサービスと共に楽しめとても充実した時間を過ごすことが出来ました。

帰る時に、「他の席の方は何食べてるかな?」と軽く見ましたが、
煮た牛肉とおネギが入れられた御重とご飯の、
昔風牛めし(1,870円)、
煮終わった牛肉とお野菜が入った石鍋とご飯、卵の、
お手軽牛鍋(2,750円)、
私たちの食べた、万国橋限定の牛鍋ランチ(3,300円)を食べている方が主でした。
個人的にはせっかく来たなら、万国橋限定の牛鍋ランチがイチオシかな?と思います。
おわりに
満腹になったあとは、万国橋を渡りみなとみらい地区へ。
秋晴れの天気のなか横浜観光を楽しみました。
横浜には、よく行くけれども、“文明開化”で有名な牛鍋を食べるのは初めてでしたので、
荒井屋万国橋店で、3,300円という少しだけ、ほんの少しだけリッチなランチを楽しめて、本当に楽しかったし幸せでした。
みなとみらい地区にある、海が見えるイタリアンやフレンチ、
赤レンガ内のパンケーキやピザもいいですが、
開港と共に栄えた横浜を楽しめる“文明開化”の味、牛鍋を楽しんでみるのも良いですよ!
とっても、とってもおすすめです♪
最後までお付き合い頂きありがとうございました!!
それでは!!ごきげんよう。
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