奥入瀬渓流〜10月中旬に十和田湖側から散策してみた〜
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
10月中旬の平日に青森県にある奥入瀬渓流でトレッキングをして参りました!
GOTOトラベル、紅葉シーズンという、コロナ渦ながら混みそうな、“密”になってしまわないか、不安要素のある旅行でした。
(しかも、この時私は妊娠6ヶ月のマタ旅でしたので、不安要素も一つ多いというw)
しかし、意外と人が少なく、空気が美味しく、渓流の音が心地よく、アップダウンもさほどなく、そして景色も美しく、
とても気持ちよく、楽しく、トレッキング出来、リフレッシュすることも出来ました♪
奥入瀬の10月中旬の様子と、妊娠6ヶ月安定期のマタ旅について今回は紹介します♪
旅行プラン
“子ノ口駐車場”にレンタカーを停め、
10時に”子の口“から“石ヶ戸”まで約3時間半歩き、
途中持っていた軽食を食べ、
14時のJRバスで“子の口駅”(駐車場のある停車場)まで戻って来て、駐車場近くでお昼を食べる。
という計画を立てました。
(平日だったため、バスの本数が少なめでした。)
“子の口”から“石ヶ戸”までの散策を選択した理由は、
○見所がその間に集中しているため。
○マタ旅(妊娠6ヶ月、21週)のため連続歩行は3時間半程度が限界と判断。
○バスが1時間から1時間半に1本なので、トレッキングし、バスで駐車場に戻って来ることを考えたら、その距離、時間配分がちょうど良かった。
実際行ってみて
※先に注意点を書きますが、
Googleマップでの検索はあてになりません。
“子ノ口”〜“石ヶ戸”間を調べると、徒歩1時間50分と出てきましたが、これは車道を歩いた場合の時間です。
実際に歩くのは、車道の真横の散策路ですし、車道は狭いため歩くことはないです。(一部区間で車道をやむなく歩行しますが。)
よって、“子の口”〜“石ヶ戸”まで、散策路を歩いた場合、
立看板(写真)によると、3時間半です。
しかし、撮影をしながら、景色を見ながら、喋りながら、
またマタニティで歩行がゆっくりの場合は、
3時間弱でやっと途中の雲井の滝でした。
(立看板だと2時間10分の距離。)
まず、そちらに御注意を!
子の口駐車場
奥入瀬といえば、星野リゾートのイメージが強いですが、生憎私たちは岩手県の八幡平に宿を取っていたため、
星野リゾートとは反対方向の秋田県の十和田湖のほとりにある、“子の口”にある駐車場に停めて散策しました。
“子の口駐車場”は、十和田湖の遊覧船乗り場にある無料駐車場で、台数は50台ほど。
駐車場利用者は、奥入瀬渓流散策の方と、遊覧船利用の方が半々の印象でしたので、
奥入瀬渓流の中では比較的停車しやすい駐車場のようです。
ちなみに、私たちは朝10時ごろに駐車場に到着しましたが、2〜3台空きがありました。
遊覧船乗り場ということもあり、駐車場の目の前にはお土産物屋さんと食堂が3〜4軒ほど並んでいました。
子ノ口〜銚子滝
入り口はこちら。
木の看板、全然読めませんw
階段を下って、散策開始です。
早速、水が澄んでいるため、鏡のように紅葉を映しているので、言葉を失う美しさがお出迎えしてくれました。
少し歩くと、このように陽の光を受けて水面が光輝く絶景や、
意図して紅葉した落ち葉が置いてあるようなベンチと、まだ青々した樹々のコントラストの景色がまっていました。
思い返してみると、トレッキングを通して、この区間が一番誰にも会わなかったかも。
小川の流れの音と景色、そして澄んだ空気を2人占めし、途中、散策路が突如消え車道を5分ほど歩き、
散策開始から約40分(看板だと30分)。
一つめの見所である“銚子大滝”に到着!
銚子大滝〜九段の滝
銚子大滝の手前には、10台ちょっと停められる簡易駐車場とトイレがありました。
ここは、一番流れが急で迫力があるそうなので、11時前時点で駐車場に入りきらないほど車が置いてあり、人もかなり多めでした。
(ちなみに、後ほどバスで通った時には、更に車が混雑していて片側1車線の道を塞いでしまい渋滞を引き起こすほどでした。)
私たちは、トレッキングシューズを履き、ポールも持ち、ウィンドブレーカー姿でしたが、多くの人は普通のスニーカーや歩きやすいペッタンこ靴など、ごくごく普段着でした。
トレッキングファッションは私たちくらいだったので、少しだけ恥ずかしかったですw。
なお、10台ほどの駐車場から向かう場合でも階段を少し降りる必要があるので、歩きやすい靴がオススメです。オシャレは我慢しましょうw
銚子の滝は、いつまででも見ていたい迫力でしたが、先を急ぎテクテク歩いていくと、“奥入瀬”っぽい景色が現れました。
(割と何回も同じような景色出てきますw)
銚子大滝から15分ほどで、九段の滝に到着!
九段の滝〜不老の滝
恐らく、滝が落ちて来るまでに9段岩があるので、九段の滝なのでしょうが、
どの段を1段と数えるのかがイマイチ分からず、
私たち含め、周りの人々は「1、2〜13あるな。」と数えては口々に、「どれがどうなのか分からないw」と言っていました。
散策路では途中、樹々によって渓流と少し距離ができることがありますが、ゴーという終始聞こえる水流の音をBGMにしながら、
主人と雑談しながらのんびり歩く時間は、とても贅沢で幸せでした。
途中こちらにあった水際にあるベンチに腰掛け休憩。
休み休み歩き、九段の滝から20分ほどで不老の滝に到着。
(ちなみに、この間にも姉妹の滝、双白髪の滝がありましたが、姉妹の滝は道路側でしたので散策路からはほとんど見えず、双白髪の滝に関しては、看板すら見つけられませんでした…。)
不老の滝〜白糸滝
不老の滝はとても有難い名前の滝ですが、奥の奥の方にある滝なので肉眼でも写真でも確認しにくいです…。
写真の右半分を更に半分にした辺りにある白い線のようなものが不老の滝です。
老わないことへの道は遠そうですw。
この辺りは、陽の光の力もあって緑がとても綺麗でした。
また、水面もキラキラ輝いていて癒されました。
不老の滝から15分ほど歩くと、白糸滝(看板)に到着!
白糸滝〜白布の滝
残念ながら、滝自体はどこにあるのか分かりませんでした笑。
奥入瀬では、看板があるけれど「どこ?」というのが多かったですw。
反対から来る人(星野に泊まってる人?)は写真付き散策マップを持っていたので、
もしかしたらそこに詳しく書かれていたのかもしれませんが、
十和田湖方面から向かった、ノー星野利用者の私たちには、分からないことだらけでした…。
(伊豆七滝のような綺麗な写真付き説明看板は望めません…。)
この間には、トイレがありました。
(使ってないので、綺麗か、ペーパーの有無は不明。)
車道と水面が非常に近い苔の橋を渡ったり、
奥入瀬といえば!の苔を眺めたり、
渋い流れを眺めたり、
多分合っていない看板を見たり、
(最初の散策路案内の看板の写真と実物が違いすぎ…。)
のんびり歩くこと約1時間!
白布の滝に到着♪
白布の滝〜雲井の滝
銚子大滝や、九段の滝と比べると、なんか遠いですし、
疲れと慣れもあってか迫力はイマイチw
迫力がイマイチな上、ハプニング発生!
ついに、妊婦特有のお腹のハリに襲われ、10分ほど木の根っこに腰掛け休憩することに。
しかし、休憩を終えて歩き出すと、またすぐにお腹がはり、更には痛みによって歩くのすら困難に。
マタニティの体舐めてました。
これ以上歩くのは危険と判断し、なんとか次のバス停のある雲井の滝まで歩き、
一番の見所である“阿修羅の流れ”を目の前に泣く泣く散策を中止することに。
バス停の真前に、雲井の滝があるので、それを見ながらバス停の椅子?に座って次のバスを待つことに。
(雲井の滝には近づくことが出来ますが、わたしにはそんな元気がもはやなく、というか動くのが怖くて歩いて近づくことは出来ませんでした。)
雲井の滝〜子ノ口
星野リゾートのバスは上り下り1台ずつ来るも、待っているJRバスは無情にも全くやって来ず、
タクシーが走っているわけもなく(貸切タクシーは数台いましたが…)、
勢いと高さのある雄々しい滝をぼんやり眺め、待つこと40分。
ようやくJRバス到着。
(奥入瀬に行くなら、星野に泊まらにゃ損!と実感。。)
バスと言っても、普通の市バスのような車体ではなく、見た目も中身も立派かつ綺麗な観光バスでした。
整理券を取って、少しフカっとした席に着席。
まだ時間が早かったからか、ほとんど空席でした。
(ちなみに、観光バスなのでコンセントありましたw)
車窓から、頑張って歩いた景色を車内の自動アナウンスを聞きながら眺め、駐車場のある子ノ口に到着。
私の3時間弱の歩行は、バスではものの20分でした涙。
バス料金は、本来ならば、雲井の滝から子ノ口までは1人280円ですが、
「10円玉のお釣りがないから…。」と2人で500円で乗車できました。これはラッキーでした!
駐車場まで戻って来れた安心感で急にお腹が減ってきたので、
十和田湖の目の前にある、食堂兼お土産物屋さんの店先で愉快なおじさんが売っている、きりたんぽ200円を買い、店内の食堂内で頂きました。
(主人が稲庭うどんを食べたので、店内利用できました!)
きりたんぽは、上に塗った味噌の味が濃厚というか、濃いというか…でしたが、焼き立てのホワホワの食感が堪らず、
疲れた体には染み、もう1個食べたくなる美味しさでした。
感想(景色と服装)
10月中旬の奥入瀬はとにかく綺麗でした。
まだ紅葉していないので、青と黄色、赤という様々な葉の色を見れるのでむしろ、紅葉シーズンの11月上旬よりも色とりどりで良いかもしれません。
続いて服装ですが、バスや車で巡り場合は、普段着でも問題ないと思いますが、
散策路をトレッキングしたい!と思う場合は、
それなりの装備をオススメします!
つまりは、
前日降った雨と落ち葉によって意外と足元は滑るので、トレッキングシューズは必須ですし、
木によって日光が遮られると肌寒いのに、歩いていたり、日光が当たったりすると暑いので、ウィンドブレーカーや雨具着用が良いかと思います。
また、ご年配や私のような妊婦の場合は、トレッキングポールがあった方が安心です。これを支えに歩けるので疲れにくいし、安全!
バッグは、絶対にリュックでないと危険です。
出来ることなら、登山用の方が肩だけでなく腰ベルトもあるので、重さが軽減され、疲れにくいです。
あとは、水辺なのに乾燥しているので1人500ミリの飲み物とチョコや飴、おにぎり、パンなんかも持ってた方が良いかも。
途中売店も自販機もないので!
最後に、これから行かれる方にアドバイスです。
実際に歩いてみて、
“子ノ口”から“石ヶ戸”までは、3時間半という表記になっていますが、
写真を撮る、景色を眺める、休憩することを考慮すると、
4時間ちょっとを想定することをオススメします。
また、バスの本数は1〜1.5時間に1本程度なので、バスの時間を調べ、時間配分に気をつけて楽しい旅行にしてください!!
最後まで読んでいただきありがとうございました!!
それでは!!ごきげんよう。
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