お姉さん娘役の美しさ〜娘役からのメッセージをみて〜

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

昨日、一昨日と宝塚公式インスタ・YouTubeで現在公開されている、ジェンヌさんからのメッセージが、

華雅りりか→音波みのり→(凪七瑠海)→朝月希和と、娘役さんが連続しましたね。

(かちゃさんは男役さんなのでカッコしました…。)

先日のブログで、『娘役さんからのメッセージも見てみたいな〜』なんて発言をしましたが、

大変お恥ずかしながら、ヒラメちゃん以外存じ上げない娘役さんで、指名された際には正直申し上げて「誰?」状態でした涙。

 

そこで、今回は「誰?」状態になった言い訳と、

メッセージを見ての感想について紹介します!

元々娘役さんの方が好きだった

元々宝塚観劇を始める前までの私は、

可憐で美しく、色が白くて、華やかさと品が共存する娘役さんという存在に憧れを抱き、大好きでした。

というのも、もしかしたらあれは幻だったのかもしれませんが、大学時代、有楽町のイトシアやルミネで買い物をしている時に、

何度か宝塚の娘役さんと思しき方をお見かけした事があったからです。

明かに一般人とは発光が違う美白の肌、

綺麗な金髪、品の良い立ち居振る舞い、

そして妖精かと思えるほどの細さと美しいお顔。

ただ、お洋服をみているだけなのに、そこだけが光輝いているように見え、とにかく“美”でした。

どうやったら、娘役さんのように美しい見た目になれるのか、

宝塚観劇をしたこともないのに研究し、髪型や服装を真似ていました。

それくらい私は元々は娘役さんに興味があり、娘役さんは私の憧れだったのです。

娘役さんの名前を極端に知らない理由(言い訳)

しかし、それにも関わらず、

観劇を始める1年半経った今、

今回のメッセージ動画で名前を指名された際に、「誰?」状態だったのは、

恥ずかしげもなく、言い訳をさせて頂くと、

 

余裕がないから(目立たないから?)

演技や歌声で魅力的な方、重要な役の方は、印象に残るので、「あれは誰だったんだろう?」と観劇後に調べたり、

DVD鑑賞中に出てくる字幕で「このチカラ強い歌声の主は○○さんって言うのね。」なんて覚えたり出来るのですが、

キャパの狭い私にとっては、よほどの技がある方、よほど目立つ方以外は覚える余裕がないのです…。

 

例えば、私が1番最近生で見た宝塚の舞台は、

宙組の『エルハポン/アクアヴィーテ!』です。

私的に、エルハポンで印象に残った娘役さんは、

勇敢な少女“はる”を演じた天彩峰里ちゃんくらい…。

そして、アクアヴィーテ!で印象に残った娘役さんは、

力強くカッコいい歌声の、瀬戸花まりさん。

可憐で可愛いらしい雰囲気の、夢白あやさん。

この3名のみ。(星風まどかちゃんはトップなので割愛!)

 

宝塚=男役メインの世界なのだとは思うけれど、舞台に長い時間立っている役はやはり男役が多いし、

娘役さんは、エルハポンに関して言うと、藤乃(遥羽うらら)以外は、

娘役さんまとめ出し!みたいな感じで、数人まとめて出てくる感じで、しかも勿論その場には男役さんもいるので、

役として目立ちにくいし、かすみがちに感じます。

藤乃の遥羽うららちゃんも、真風さんとほぼ2人きりの場面とはいえ、私の記憶ではあまり歌わないし、喋らないし、目立たない…。

 

そんなこんなで、大変申し訳ないのですが、

私の観劇に余裕がないのか、

娘役さんの役が目立たないのか、

娘役さんを見る余裕も、

名前を覚えること、

把握することも出来ていない状況なのです。

(ワンスで目立つ女役は、あーさ(男役)が演じているし、

IAFAの元気なお婆ちゃんも、るうさんで元は男役さんだし…。)

メッセージを見た感想とトップの若さの違和感

さて、娘役さんに対してこんな失礼なことを思っている私ですが、

この度3名の娘役さんからのメッセージを見て思った感想は、

落ち着きがある。

美しい、綺麗。

大人っぽい。

声のトーンが良い!

話し方も綺麗。

話し上手!

です。

私は、スカステに入っていないので、ジェンヌさんがお話されている動画は、カフェブレくらいでしか拝見出来ていません。

しかし、カフェブレに出る娘役さんは、新人公演主演の方かトップ娘役さんくらい。

つまり、研8以下の“若い”娘役さんのトークしか聞いたことがないのです。

若いだけあって、見た目も可愛いし、

声も細くて高めで、

お話はちょっとアレかな…という印象。

そのため、

娘役=声が高くて、見た目が可愛くて、ちょっと落ち着きがない感じ。

という固定観念を勝手に持っていました。

(“若い”方しか見てないのに…。)

 

しかし今回、音波さん、華雅さん、ヒラメちゃんのメッセージを見て、

研10以上の“お姉さん”は、

落ち着きがあるし、

声のトーンも落ち着いているし、

綺麗だし、

浮ついた感じがないんだ!と感じました。

 

よく『男役10年』という言葉を耳にするけれど、

娘役のピークは早い。なんて聞くけれど、

少なくとも私はこの3名のメッセージを見る限り、

(歌やダンス、演技は見てないので偉そうなことは言えないけれど、)

娘役さんも、『娘役10年』なんじゃ?と思いました。

 

別に、今の娘役のトップさんを否定するわけでもないけれども、

例えば、数少ない私の生観劇作品の一つ、

『A Fairy Tale -青い薔薇の精-』のシャーロット。

華ちゃんは、少女期から老婆まで見事に演じきっていて、特に老婆役の落ち着いた声色の演技には、研5なのにすごい!と拍手でした。

しかし、もしかしたら、IFですけれど、

お姉さん娘役さんが演じた方が、より役の深みが出るんじゃないかな?というのも今思います。

 

また、「もっとお姉さんが演じた方がいいんじゃ?」と私が感じた代表例が、

『エルハポン』のカタリナ。

まどかちゃん。可愛いし、ダンスも演技も上手だし、大好きです。

でも、カタリナという結婚直前で夫を失った未亡人の役は、ちょっと無理があるな。と感じました。

頑張って、“大人”っぽい低い声を出しているけれど、イマイチ声がマイクに乗らないというか、板についていなくて、台詞も聞こえにくいし、

私個人としては、満足いく演技ではなかったです。

そして、大変失礼ながら、

「まどかちゃんが演じるには大人すぎるんじゃないかな。もっとお姉さんが演じた方が自然に綺麗に演じられるんじゃ?」

と観劇後思いました。

 

私自身、アラサーという半分おばさんに足を突っ込み始めるような微妙な年齢ということもあり、

若い子イビリを潜在的に始めたくなっている、お年頃なのかもしれませんが、

とにかく、

研10以上のお姉さん娘役ジェンヌさんって、

落ち着いていて、綺麗で、輝きがあって良いな。

もっと今度から注目して、応援していきたいな。

そして、できることなら、

トップは、若い子よりもお姉さんが良いな。

『娘役10年』になって欲しいな。なんて思いました。

おわりに

以前、音楽(声楽専攻)の先生が、

「女性の声は、ずっと声変わりをしていて、少しずつ低くなっていき、30歳くらいで落ち着く。」

と仰ってたことがありました。

この理論で言うと、やはり娘役であろうと男役であろうと、

年齢で言うと30歳前後くらいでトップになるのが妥当なのかな。なんて思います。

宝塚観劇歴1年半、ファン歴1年足らずの初心者ファンの戯言なうえ、

3名のお姉さん娘役ジャンヌさんの、たった1分ほどのメッセージを見ただけの感想ですが、

娘役さんトップが若すぎることと、

お姉さんジェンヌさんがもっと輝けることを祈って、

この投稿をおわりにします!

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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