エリザベート“鏡の間”一番魅せられるのはどれ?

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

先日、個人的にとっても魅力的!と思うYouTubeに出会いました♪

それがこちら。

https://youtu.be/32D7bfgeBSQ

 

私の大大だーい好きなミュージカル『エリザベート』の“鏡の間”のシーンの各国比較をした動画です!

1992年〜1998年のウィーン版、

1996年〜の宝塚版、

1996年〜のハンガリー版、

1999年〜の東宝版、

2001年のドイツ版、

2003〜2005年のウィーン再演版、

2005年のフェンランド版、

そして、2012年〜2014年のウィーン再再演版、

の計8つを動画にて比較しています。

 

私は生では、2012年にウィーン版、

2018年に宝塚版(月組)、

2011年〜東宝版を毎回観劇しています。

 

生で見た中で一番「ハッ!」と息を飲むほど美しい。

涙がツーっと流れたのは、

2012年シアターオーブの柿落とし公演として上演されたウィーン版でした。

金縁の額が3つ並んでいて、その中の1つにエリザベートの絵と言ったらコレ!という代表的なこの絵のように、額縁の1つにライトが当たると、シシィが立っている。

という演出です。(動画のウィーン再演版、再再演版と同じかな?)

日本で見ているのに、海外で観劇している時のように思わず拍手をしてしまったし、

「ふー」なのか「ほー」なのか覚えてないけれど、

大きな歓声を恥ずかしげもなく、ついつい上げてしまうくらい美しかったです。

 

今回、この動画を見て個人的には、

ドイツ版もとても好みだな。と思いました。

額縁の中という演出は、ウィーン版と同じだけれども、

絵と同じような背景になっているので、

動画にも関わらず絵画を見ているような気持ちになり、

アイフォンの小さな画面にも関わらず、引き寄せられ、魅せられてしまいました。

きっと生で見たら、もっと美しいんだろうな。

 

一番微妙…と思ったのが、ハンガリー版。

エリザベートの絵画、

(それもなんとも言えないクオティーの贋作感…)

が出てきて、その絵の上にシシィ役の人が迫り上がってくる。という演出。

どうした??感がぬぐえませんでした……。

多分生で見たら、笑っちゃうかもww(失礼!)

 

 

今回の動画ではなかったけれど、こちらの韓国版(42秒あたりから)も個人的には、あれ?と思ってしまいました。

息を飲むような美しさよりも、

シシィが自我に目覚めて自立していく!、強くなった!というのを前面に出した演出なのかな?と推測したものの、

“綺麗さ”に慣れてしまっている“鏡の間”の演出としては、ちょっと微妙だな。と感じてしまいました。

ただ、シシィ役の人の歌唱力、表現力が素晴らしく通して韓国版見てみたい!!と思わせてくれました。見る方法あるのかな。

 

そして、改めて動画で見比べると、日本版だとやっぱ宝塚版の方が東宝版よりも好きだなーと実感!

“鏡の間”感が宝塚の方があるし、

生で見たら、その前のフランツが歌うシーンから少し鏡の反射で光が漏れていて、その時点から既に綺麗なんですが、

なんと言っても扉が開いた瞬間の発光度がね。すごくないですか?

横にも後ろにも鏡があるから、ドレスも髪型もシシィの表情も余すとこなく見えるし、発光が凄い。

この世に存在する人間だと思えないほど綺麗だぁ。とよだれが垂れそうになったのを覚えてます笑。

 

ちなみに、東宝版は前のバージョンの方が好きだったかな。

黒い?ちょっと暗めの色の額縁みたいなところに立っていて、そこから続く階段を降りると、

その額縁からトートが出てきて、その額縁にもたれながらトートが最後の三重唱の「愛している〜」を歌うというあの演出。

あっちの方が、なんだかんだシシィはトートから逃れられない運命というのを物語ってる感じがするし、

オペラ座の怪人感もあるしw、

個人的には好きだったな。

 

というわけで、ここでいきなり個人的な“鏡の間”(私だけにリプライズ)ランキング!

 

第3位ドイツ版!

あの代表的なシシィの絵画を完全再現した演出!

動画とはいえ、とっても魅せられたけれど、生じゃないからね。

3位に留めておきました!

 

第2位は宝塚版!

少し舞台装置の古さは感じるけれども、鏡を3面使うことにより、えも言われぬ美しさ、キラキラさ、シシィの傾国の美女感、

(シシィのせいで傾国した訳ではないけれどwハンガリーは動かしたからね。)

を演出するあの場面は、宝塚のタカラです!!

そして、栄えある、というか不動の…

 

第1位は…ウィーン版!!

ぱっとライトが当たったら、金の額縁にシシィが立っている!というあの演出♪

シシィと同じ人種の人が演じているという加点もあるんだろうけれど、

宝塚と比べてシンプルながらも、惹きつけられ度、魅了度は抜群でした。

生で見てから8年半経ちますが、今でも鮮明に覚えているほどに印象的で感動的でした。

東宝も頑張って……w。

 

去年は、東宝版がコロナちゃんのせいでなくなり、

今年は、ガラコンサートが宝塚OGの方で開催されるみたいですが、

来年くらいには、宝塚か東宝で上演されるのかな?

個人的に、ここ最近迷走感をかんじなくもなけれど、なんだかんだ1番好きなミュージカルのエリザベート。

DVDではなく、YouTubeではなく、大きな舞台で素敵な演出、出演者で見たいものです♪

最後までお付き合い頂きありがとうございました!

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それでは!ごきげんよう。

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