サヨナラ『アナスタシア』。そして怒りと悲しみ。
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
突然ですが、とーってもとーっても楽しみにしていた宙組『アナスタシア』ですが、チケットを手放しました!
理由は、緊急事態宣言が出たからと、自分とお腹の赤ちゃんを守るためです。
いくら観劇中はお喋りをしないとはいえ、
劇団が感染対策に注力してくださっているとはいえ、
行き帰りの電車でのコロナ感染リスク、
この宣言下出歩くことへの抵抗感から、チケットを手放すことになりました。
緊急事態宣言が出された翌日の先週金曜日に決意し、
チケットトレードに出そうとしたものの、その時点で出品が出来なくなっており、
「明日チケット事務所に電話しよう」と思っていた矢先、友の会より払い戻しに応じるとのメールを受け取り、
即払い戻し手続きをしました。
まどちが宙組で輝く姿を見れる最後の機会。
大好きなまかまどコンビを見れる最後の機会。
生まれたら何年後になるか分からない、お腹の子と主人と3人で観劇出来る貴重な機会、
1年以上公演を楽しみにしていたBWミュージカル作品。
自分で決意したものの、
悲しい気持ち、
悔しい気持ち、
そして窮地に立たされているであろう劇団に払戻請求をしたことへの申し訳なさに苛まれ、
涙があふれました。
現在私は妊娠9ヶ月です。
元気に動けるであろう最後の月である1月には、
『アナスタシア』観劇のみならず、色々なお楽しみを用意していました。
子供が生まれたら暫くは出来ないであろうことを計画していました。
しかし、緊急事態宣言を受け、自主的に全てキャンセルしました。
妊娠後期の妊婦がコロナに感染すると、重症化リスクが高いので即入院になります。
(医療が逼迫している今、実際どうなのかは分かりませんが…。)
お産も経膣では出来ず、帝王切開になり、
出産後1〜2週間は我が子に会うことも抱くこともできません。
初乳をあげることも出来ず、以後粉ミルクや液体ミルクで育てることになり経済的負担に。
帝王切開がお産じゃない!とか、
完母じゃないと赤ちゃんの免疫力が…。とかそういう信仰は一切ないものの、
やはり、完ミも帝王切開もなるべくは避けれるなら避けたいものです。
そのため、ここはグッと我慢。
と思うものの、
テレビを見ると、渋谷や新宿の街は普段よりは人は少ないものの、前回の緊急事態宣言下とは比べものにならないほどの人出。
近所のスーパーに行くと、ご年配の方は布マスクで超至近距離で楽しそうに大声でお喋り。
Twitterで見る限りでは、ピエールマルコリーニとのコラボを買うためにミスドには長蛇の列!しかも密…。
インスタでは、呑気に遊んでいる友人の投稿もあります…。
出産前最後の楽しみ!と1月に色んな事を計画していたのに、
自分と自分の赤ちゃんを守るためとはいえ、その全てを諦めたのに、
なんで皆我慢しないのだろう?
こんな人たちのせいで、私たち妊婦は危険に晒されて、不安になり、色んなことを諦めさせられているの?
(ちなみに、立ち合い出産も面会も一切ダメなので、主人は退院まで赤ちゃんに会えませんし、陣痛から退院まで私は1人ぼっちです…。ただでさえ初めてのお産で不安なのに。。)
皆が12月1ヶ月、イルミネーションやクリスマス、年末年始ちゃんと自粛していたら…私の楽しみは奪われなかったのかな。
私は、12月は1ヶ月、クリスマスだって年末年始も出掛けるのは徒歩圏内に留めたし、
友人に会うことも、親戚に会いに行くことも、イルミネーションを見に行くこともしなかったのにな。
ぼんやりとそんなことを考えるにつけ、
虚しくなり、悔しくなり、あてもない怒りが込み上げます。
宝塚を観劇される方の多くは、劇場クラスターを起こさぬよう、
規制退場を守ったり、客席内やホアイエでのお喋りを控えたり、感染対策に努めておいでかと思います。
観劇することを決して悪いこととは思いませんが、
自分が感染しているかもしれないという意識で、
行き帰りの電車や劇場での行動、日常生活を送って欲しいな。と思います。
ちなみにですが、劇団からチケット代が返金されたら、キャトルで『アナスタシア』のBlu-rayとルクサンクと舞台写真と、望海さんのバッグと、その他もろもろチケット代分買い物しようと思ってます。
それらを携えて、お産頑張って、
お産後の痛みと孤独にも耐えようと思います!
くっそー!!!!!
コロナが憎い!
呑気に遊んでる人たちが憎い!
政府が憎いぃいいいいいいい!!!
最後までお付き合い頂きありがとうございました!
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それでは!ごきげんよう。
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