GO TOキャンペーンと『はいからさんが通る』と『ジャージーボーイズ』
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
本日、10時から『はいからさんが通る』の宝塚大劇場公演の一般発売が開始されましたね。
私は首都圏住みのため、観劇したい!!とずっと思っていたものの、
首都圏住みとしては、遠征、観劇は憚られるので、
「なんとなく。」購入するわけでもないけれど、
11時ごろに宝塚歌劇WEBチケットサービスのサイトを覗いてみました。
私が見た時点では、初日と千秋楽、新人公演以外はほぼ全日程チケットに余りがある状態でした。
やっと、“通れる”ことになったにも関わらず、
やっと、新花組のお披露目が出来ることになったにも関わらず、
コロナ対策で客席数を減らし、
公演数も1日1公演と減らしているにも関わらず、
これはあまりにも寂しい事態…。
しかし、 恐らくですが、
花組が決して人気がないわけではなく、
宝塚まで新幹線や飛行機などの公共交通機関を使って遠征することに対する恐怖、
遠征したことにより、宝塚に菌を持ち込んでしまうのではないか、宝塚大劇場に菌を持ち込んでしまうのではないかという恐怖、
間接的に、ジェンヌさんに移してしまうんではないかという恐怖、
地方に住んでいる方だと、菌を貰ってしまうのではないか。という恐怖、
しばらくは、様子見したいので今回の花組は見送ろうという冷静な判断。
上記のような理由で、花組観劇を止めた方々が多いのでは?と思います。
観劇欲よりも、健康と安全を選ぶ方が多い結果なのだと思います。 (少なくとも、私はそうです…。)
ちなみに、昨日時点で来週から公演が再開される、
帝劇公演の『ジャージーボーイズ インコンサート』も、
ほぼ全日程チケットが余っている状況でした。
兵庫県宝塚市で上演される『はいからさんが通る』と、
東京都千代田区で上演される『ジャージーボーイズ インコンサート』 のチケットに余裕があることから考えるに、
皆、外出を自粛しているのでは?
緊急事態宣言が明けた現在でも、感染リスクを考えた行動を心がけているのでは?
観劇するにしても回数を抑えているのでは?
ましてや、ご時世に遠征なんてしないのでは? ということが考えつきました。
そこで、一つの疑問が…。
『GO TOキャンペーン』って一体なんなんだ笑。
観劇を趣味とする人よりも、
旅行を趣味にする人口の方が明らかに多いとはいえ、
熱狂的なファンが多い宝塚のチケットが、
恐らく遠征を控えたり、感染リスクを考えるファンが多い(と推測される)ため、
完売していない状況のなか、
一体誰がこのキャンペーンを利用するのでしょうか?
正直申し上げて、私は1ヶ月前までは使う気満々でした。
今年の夏は海外に行けないのだから、遅めの夏休みを10月に取って、
沖縄に行こう!
GO TOキャンペーンで安くなるし!!
なんて考えていました。
しかし、沖縄も米軍基地内発とはいえコロナ患者が出ている状況だし、首都圏もジワジワとまた増えて来ている状況。
いくら飛行機内は空気が循環していて“安全”と言われているとはいえ、
移動中も現地での行動も怖いな〜と思い、
行くのを止めることにしました。
私の周りでも、GO TOを使おう!と思っていたけど、止める。行くとしても、せいぜい箱根や伊豆くらいにしとくわ…。
という声がチラホラ聞こえて来ているし、
各都道府県知事も「来ないで〜」「行かないで〜」という風に言っているので、
一体誰のための、なにが目的のキャンペーンなんだか、
世間の状況、声からかけ離れた“浮世離れ”した政策で、
バカバカしくて腹立たしいです。
もっと他の有効なところ、
たとえば医療従事者への特別給付金や、病院への給付金、豪雨災害復興予算などに、
税金を使って欲しいところです。
自己判断とはいえ、見たい公演のチケットが余っているのに、遠征が出来ないから諦め、
それなのに、GO TOキャンペーンで政府は「旅行しよう!」と呼びかけられている。
という現実、現状、と政府の対策、呼びかけとの間に酷い乖離というか、温度差があり苛立ちを覚えてしまいます。
(というか、仮に旅行に行くにしても自費で行くわ!!って感じです笑。)
しかし、私1人が苛立ったところで何も変わらないので、
今自分に出来る感染拡大防止対策を行い、
自分にとってベストだと思える行動をとり、
1日で早く、普段通りに観劇したり、遠征したり、旅行に行ったり出来る日が返ってくるよう、
今は我慢、辛抱を私はすることにします。
最後まで読んでいただきありがとうございます。
それでは!!ごきげんよう。
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