ウィーンの素敵なカフェめぐり!絶対行きたいおすすめ3選をご紹介!
ごきげんよう!楓華です。
オーストリアのウィーンはカフェ文化の生まれた場所と言われています。
そのため、町中にカフェが沢山ありウィーンっ子は皆各々新聞を読んだり、読書をしたり、お友達とお喋りしたり、とのんびりとした時間を楽しんでいます。
そんなカフェの中でも今日は、ハプスブルク家の歴史が感じられる私のオススメカフェを3店紹介いたします。
- Palmenhaus(パルメンハウス)
- 美術史美術館
- Gloriette cafe
Palmenhaus(パルメンハウス)
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こちらは、ホーフブルク宮近くの王宮庭園内に位置するカフェです。
お店の名前のPalmenhausとは日本語では 温室 を意味します。
名前からも分かるように パルメンハウスは、1901年にユーゲントシュティル様式で建てられた植物を栽培するための温室だったのです。
そのため、店内はウィーンのカフェといって想像するような重厚感のある茶色を基調とした落ち着いた雰囲気ではなく、椰子の木が生い茂り蔦が絡まっており鳥が飛んでいそうなジャングルのような雰囲気です。(もちろん鳥は飛んでませんのでご安心を笑)
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そして、元々温室だったこともあり店内は全面ガラス張りで天井が高く、陽の光が差し込んでくるため明るく暖かく、晴れやかな気分になれるカフェです。
ちなみに、私が直近で訪れたのは2019年7月の朝食です。
この日の早朝にウィーン空港に着いたのですが、あいにくの雨で7月にもかかわらず寒い朝でした。
日本にて事前予約をしていたので、ホテルにEarlycheckin後すぐ午前10時に訪れました。
入店の時には空席が目立っていた店内ですが、30分ほどで周りは地元の方でいっぱいになりました。
お誕生日を祝っているグループや会議をしているグループ、のんびり朝食をとる夫婦など様々であっという間に賑やかに。
私たちは、朝食セット「large breakfast」と「melange(カプチーノ)」、「アインシュペナー」を頼みました。
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写真からも分かるようにボリューミーです。チーズが多すぎます。
ハムは食べても食べても発掘されるほど。
チーズの上には厚切りバター。
白い小皿の中はイチゴジャム。
美味しいけれどれもこれもパンに対して多すぎる…笑
周りを見回すと、皆さん単品で好きな種類のパンやスクランブルエッグ、ゆで卵、ジャムやチーズ、サラミにハムなど自分の好みに合わせた自分なりのセットを作り各々の朝食を楽しんでいました。
なので、セットは1つを頼んでシェアして、足りない分は単品注文することをオススメします。
外は雨で寒いにもかかわらず、店内は暖かく明るいので、フライト疲れと日本との温度差によるダルさ、時差ボケを解消できました。
また、観光客が少ないのもオススメポイントですね。
ちなみに、チップの相場が分からなかったため、直近で行った海外のニューヨーク基準で10パーセント差し上げたところ
『こんなに(゚д゚)!?』
と目を丸くされました笑
チップはお気持ち程度(ほとんどいらないかも…)で構わないようです。
美術史美術館内カフェ
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こちらの美術館は、古代から19世紀のヨーロッパ各地の美術品を所蔵しているウィーンを訪れる際には必ず抑えたい美術館です。
有名な絵画だと、
ヨハネスフェルメールの 絵画芸術
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ディエゴベラスケスの青いドレスのマルガリータ王女
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ピーテルブリューゲルのバベルの塔
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やハプスブルク家の美術品
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などを鑑賞することができます。
さて、こちらの2階に位置するのがご紹介するカフェです。
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以前は ハプスブルク家御用達のお菓子屋のゲルストナーが経営していたのですが、現在は経営から手を引き別のカフェが経営しています。
ただ、ゲルストナーの味は守られているのでご安心を。
私が行ったのは、火曜日のランチでした。
予め席のみ予約をしていましたので、予約時間の12時に訪れたら、まだ空席が多かったです。
そのため、 「お好きな席にどうぞ」と案内され私達は、この辺りの席に着きました。
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席から見える景色は以下の写真のように美しく胸がいっぱいになりました。
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席に着くとメニューを渡され、まずドリンクを聞かれます。
アルコールを勧められましたが、実は、私この日はかなり体調が悪く昼からアルコールは取れない状態でした。
その旨を伝えると、
「温かいものが良い?冷たいものでスッキリしたい?」
と質問してくださり、今の体調、気分に合わせたドリンクへと導いてくれました笑
食事に関しても、丁寧に説明していただき、
私は 食欲がなかったため、グラーシュ(スープ)を選びました。(ちなみにパンはもれなく付いてきます。)
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前日に食べたプラハのグラーシュに比べると塩気が強いものでしたが、パンと一緒に美味しくいただけました。
主人は、リンドグラーシュです。(ビーフシチューのようなもの)
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食事が終わると、デザートを勧められます。
ショーウィンドウがあるので、そちらまで行って決めます。
私は、大好きなシシィの名がついたシシィトルテを選びました。
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エリザベートマニアとしては、シシィの顔がついたチョコを食べれず眺めていたら、
「どうしたの?」と、
「シシィが大好きだから食べるのが勿体無くて…」と伝えると、
「持って帰るー?」と笑いながら言われました。
ここまで来てお気づきかもしれませんが、こちらの店員さんは、とてもフレンドリーで優しく丁寧なんです。
忙しいからか愛想はあまりないですが、個人的にはステキな接客だなぁと思いました。
美術史美術館自体が10時開館なので、カフェが混雑し始めたのは、12時半ごろからでした。
美術館の中だけあり観光客が多い印象です(特に日本人は多かったー笑)
利用を予定している場合は、念のため事前の予約をオススメします。
ちなみに、毎週木曜日は夜22時まで美術史美術館は延長開館しています。
しかし、こちらのカフェは完全予約制のレストランとなるので、木曜夜のご利用を検討中の方はご注意ください!
Gloriette cafe
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こちらは、シェーンブルン宮殿の庭園内の小高い丘の上に位置するシンボル的存在グロリエッテ内にあるカフェです。
シェーンブルン宮殿の建物からは、徒歩20分ほどです。
登り坂が続きますので、7月に訪れた際には暑くて汗だくになりました。。
ちなみに、園内バスで行くことも可能です。
グロリエッテは、1757年プロイセンとの戦争に勝利したことを祝い建てられたギリシャ建築の記念碑です。
記念碑といっても、日本にあるような石の大きなお墓のようなあれのイメージとは違いシェーンブルン宮殿を一望できる展望台のような建物です。
マリアテレジアもここから我が家を眺めていたのでしょうか。
土日祝日の9時からは、「シシィビュッフェ」という予約制の朝食バイキングが開催されます。
4週間前までの予約が必須で、お値段は大人が34ユーロですので比較的物価の安いウィーンでは強気の値段設定かもしれませんね。
私は金曜日の11時ごろに訪れました。
店内はまだ余裕がありましたので、窓際のシェーンブルン宮殿が一望できるボックス席に座りました。
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天井が高く、大きなアーチ状の窓からは日が差し込み、空も見え室内にもかかわらずとても明るく開放的な雰囲気です。
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席に着いてしばらくすると、店員さんがメニューを持ってきてくれます。
私は、
ティラミス 4.7ユーロ
セイロンティー 3.1ユーロ
主人は
カプチーノ 4.9ユーロ
にしました。
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セイロンティーは、お湯の入ったグラスとティーパックが出てくるだけでちょっと味気なかったです。
カプチーノもまぁ特筆するようなものではない普通の味でした。。
しかし!!ティラミスは、正直期待していませんでしたが……
個人的には今までのティラミスの中で一番美味しかったです。
ラム酒の香りが強く、でも決してうるさくなくエスプレッソの苦味と絶妙にマッチしているのです。
お酒が苦手な方は、避けた方が良いかもしれませんが、私は旅行最終日でシェーンブルン宮殿が混雑する前に…と早起きをし8時半オープン待ちをしたため眠気と疲れに襲われていたので、ラム酒のお陰で随分と元気になれました。
余談ですが、、8時半に行けばシェーンブルン宮殿空いてます。かなりゆっくりじっくりみれます。
お酒に弱くなく、ウィーンでイタリア料理?という疑問を感じない方には、こちらのティラミスとてもおススメです!
11時半ごろに隣の席に来たカップルは店員さんに準備があるから、12時退店になるけど良い?と聞かれてました。
サイトを見ると特にお昼のビュッフェなどは開催していないようですが、貸切ができるようなので、なにかイベントでもあったのでしょう。。
カフェを出た後は、シェーンブルン宮殿のクラシックパスを購入していたのでカフェの2階?部分の展望台にも上がりました。(チケットのない方は3.6ユーロ。11〜3月は不可)
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小高い丘の上とはいえ建物の1階部分のカフェの窓から見る景色よりも、ひらけた景色がそこには広がっており晴空と相まってとても気持ちの良い場所でした。
角度的にウィーンの町並みは見えませんが、高い建物がないため4キロほど離れた見本市を頻繁に行なっているkatholische kirche rudolfsheim (写真右奥に見える教会)の建物と塔もよく見えます。
こちらも晴れた日にはカフェで休んだ後には是非訪れていただきたいおすすめスポットです。
いかがだったでしょうか?カフェツェントルやザッハーなどのクラシックカフェも良いですが、カフェ文化発祥の地ウィーンの観光スポット内にあるカフェもとてもおススメです。
観光に訪れた際には、是非足を運び景色や雰囲気、ケーキにコーヒーを楽しみ、しばし旅の疲れを癒してください!!
それでは!ごきげんよう。
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