ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
今回は、母と2人でツアーを利用し2月に訪問したイギリス旅行の4日目ロンドンフリータイムについてお話しします。
ちょっと長くなってしまいそうなので、前編と後編に分けたいと思います。
前編の内容は、パディントン駅とV&S、そして博物館内カフェでの昼食についてです。
マイペース母娘の珍道中のはじまり!はじまりぃー!
目次
いきなりチケットの難

この日は、本来ならば半日ロンドン観光と昼食、そして地下鉄1日乗車券がツアーについていましたが、私たち親子は離団し1日フリータイムに。
でも、地下鉄の1日乗り放題チケットは欲しかったので、ツアーの皆さんの集合時間10時に合わせてロビーへ。
(1日乗り放題チケット13£もするので貰えるものは貰っておきたかったんです笑)
地下鉄フリーチケットを添乗員さんから貰い、手帳型スマホケース(磁石付き)のポケットに入れ、最寄り駅の“Tower Hill駅”へ。

さて!貰ったチケットで改札を通ろうとすると、『カードを確認して』の文字が改札に出ました。
なんと、貰ったばかりの地下鉄のチケットの磁気が早速飛んだのです。
そういえば、働いていた頃、(元々信用金庫で働いていました。詳しくは、“楓華について”から見てください。)通帳やキャッシュカードの磁気は弱いので、電磁波を発するスマホや鞄の磁石にご注意!ってお客さんによく言ってたんだっけ…。こんな薄っぺらいチャチな磁気テープなんてイチコロだわなぁ…。
なんて思い出し、後悔しても後の祭り。
しょうがなく、立っている駅係員に言いチケットを見せたら、よくあることなのか、特にチェックもされず改札を通してくれました。
しかし、この日1日は電車に乗るたび、降りるたび毎回これを繰り返す羽目になり、幸先悪すぎ…。
ディストリクト線の罠

さて、気を取り直し、最初の目的地は、“Paddington駅”!
映画で更に人気になった熊のパディントンが拾われた駅です。
タワーヒル駅からだと、黄色のサークル線か緑のディストリクト線に乗ればパディントン駅に行けます。
この2つの線は、京浜東北線と山手線のように並走しているので、「どっちに乗ってもOKだね。」と母と話し、
ホームに降り、最初に来たディストリクト線に乗り出発!
スリ防止のため座り、カバンを抱え、なんとなく車内放送を聴いていると、
『この電車は、アーリング・ブロードウェイ行きです。』と。
ん!?どこそれ。
ちゃんと路線図を見ていなかったので、気づいていなかったのですが、ディストリクト線は終点が4方面に分かれていたのです。
あぁ、どうりで乗車する時に乗らない人たくさんいたわけだ…。と妙に納得しつつも、
急いで、電車の中の路線図と睨めっこし、分岐点となる“Earls Court駅”までそのまま乗車し、乗り換えることに。
タワーヒル駅入場、乗車ですでにトラブル続き、
「でもこれも旅の思い出だねー。」なんてポジティブに捕え、無事乗り換えにも成功し、
思っていたよりも時間はかかったものの、なんとかパディントン駅に到着しました。
やっと会えたパディントン

さて、なんとか着いたパディントン駅。
係員に声をかけ、改札を出て、エスカレーターを上がるとそこは、大きく開けたターミナル駅のパディントン駅です。

キョロキョロと駅を見回すと、見覚えのある時計が!
熊のパディントンがロンドンに到着し、誰からも相手にされず途方に暮れ、トランクに腰掛けていた場所だ!
ブラウンさんと出会った場所は、あの時計の下だ!
興奮し、近づいていくと…。

そこには、不安そうに辺りを見渡しているかのようなパディントンの銅像が。

しかも『このクマの面倒見てね。よろしく。』とのタグつき。
いくらでも面倒見ますよ!可愛がりますよ!!と思いながら、2ショット写真撮影。
(行列は出来ていませんでしたが、絶えず人がいる感じでした。)

その横には、本を広げたようなベンチが。
ベンチには、パディントンが大好きなマーマレードジャムをつけたサンドウィッチを食べている絵が描かれていました。
ベンチのデザインも絵も可愛いくてこちらでも記念撮影!
その後は、駅構内にあるパディントングッズショップに行きお土産を物色しました。
以前は、出店感あるカートでの販売でしたが、そこそこの広さのあるちゃんとした店舗に沢山のグッズが並んでいました。
個人的には、“パディントン2”で出てきたロンドンの“ポップアップブック”が売っていたのが嬉しかったです。
結構高かった(25£だったかな?)ので、買いませんでしたが…。

また、駅構内には他の場所にも、パディントンがちょこちょこいたので、パディントン探しをするのも楽しかったです。
ヴィクトリア&アルバート博物館

次なる目的地は、ヴィクトリア&アルバート博物館です。
ここには、衣類や宝石、家具などの3000年にわたるコレクションが展示されており、個人的にロンドン観光の中でも上位に入る行きたかった場所でした。
パディントンからは、黄色のサークル線で5駅の“South Kensington”で下車でした。
(何故か、パディントン駅内の改札は利用できず一度外に出て3分ほど歩いたところにある改札から乗車でした。)
駅からは、V&Aにいく通路があったので、迷うことなく行けました。
入り口で荷物チャックを受けたら、いざ入場!
(イギリスは、国営の美術館・博物館は無料なので、ここもなんと無料で入場できるのです。太っ腹!)
ここからは、個人的に印象的だった展示を紹介!
楽器編

楽器というよりは、家具、装飾品としての意味合いの方が強いものが多くて興味深かったです。

チェンバロに、

クラヴィコード(スクエアピアノかな?)、

フォルテピアノ。
派手すぎる譜面台、

ギターとベースが融合した不思議な楽器。
ごく一部ですが、魅力的な楽器がたくさんあり楽しかったです。
(ピアノが好きなもので、鍵盤楽器ばかり…。)
建物編

建物自体もとても素敵でした。
歴史が感じられる部分と、近代的な部分、そしてフロアごとにコンセプトが違うのか、雰囲気も様々で面白かったです。

アーチのような階段に、

歴史と現代が融合した天井、

どこかの聖堂の祭壇とエントランスに面したアーチ状のバルコニー。

石造りの壁と、木製の天井のコラボレーション、

異世界に連れて行ってくれそうな、引き寄せられそうな階段。
どこも素敵で写真の手が止まりませんでした!!
ジュエリーコレクション編

ここは、一番盛況でした。
(そのため、あまり写真撮れませんでした…。)
所狭しと、キラキラな宝石が並んでいて、その輝きと絢爛さで見ているだけで幸せな気持ちに。

ダイアモンドやサファイア、オパールなどなどの指輪、

豪華な王冠や可愛い髪飾り、

可愛いティアラとブローチ、

ダイアモンドが施された勲章、
このコーナの中央には螺旋階段があり、2階もありました。
2階には、シガーケースが並んでおり、Queenのフレディも所有した日本風の装飾がなされた物も展示されていました!
舞台芸術編

ミュージカル好きとしては、一番ここが楽しかったです。

入り口には、スカーとナラが!(ライオンキング)ズールー語のあの曲を思わず口ずさんでしまいました。

その横には、エルフィーが!(ウィキッド)
この並びには、エルファバになるまでのメイクの過程を見れるテレビも。

他には、オペラのカツラや、

同じくオペラの衣装、
舞台装置のミニチュアなども。
特に楽しかったのは、舞台の衣装体験!

現地の学生に混じって村娘や、

怪人?になってみました笑。
ランチは館内のカフェで

色々な展示を堪能した後は、V&Aの館内にあるカフェで昼食をしました。
ここのカフェは、気軽なカフェにも関わらず、

ウィリアムモリスがデザインした“モリスルーム”、

画家のゴドフリー・サイクスがデザインし、弟子のジェイムズ・ギャンブルが仕上げた“ギャンブルルーム”、
画家のエドワード・ポインターがデザインした“ポインター・ルーム”、
あと陽の差し込む廊下に配置された席、
計4つの違う雰囲気が楽しめる贅沢なカフェなのです。
このカフェで頂ける食事の種類は意外と豊富で、
パンが売っているエリア、
スープやメインとなる温かい食事があるエリア、
パスタなどを提供してくれるエリア、
コーヒーなどカフェを提供するエリア、
があり、自分で好きなところに行き、好きなものを注文し、会計をして、好きな部屋で食べることが出来ます。

ちなみに、私はメインとなる温かいものを提供してくれるエリアで、
ラザニアとブロッコリーの炒め物を注文し、値段は11£でした。

ちなみに、付け合わせに私はブロッコリーを選びましたが、ショーウィンドウ内から1品選択か、パン1つかを選択することも可能なので、普通のレストランよりも選択肢は多い印象でした。
また、味も意外と美味しくてペロリと食べれてしまいました。
日本の物価でかんがえると、高くかんじてしまいますが、
ロンドンの物価と、食事のクオリティの低さから考えると、ここのカフェは、
雰囲気よし!味よし!値段もお手頃!
の良いお店?でした。入場料かからないので、お茶だけしに行くだけでも良いかもしれません!!
おわりに

昼食後は、数日後から開催されるキモノ展の会場の外だけを見て、
「見たかったねー。残念だねー。」と言いながらV&Aをあとにしました。
午後は、ハロッズにポールスミスのアウトレット、フォートナムアンドメイソン、リバティーでお買い物を楽しみ、
一度ホテルに戻ったあと、オペラ鑑賞に行きました。
午後の行動の詳細については、後編でお話しします。
最後まで読んでいただきありがとうございました。
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それでは!ごきげんよう。
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