“憧れのスイス・4大名峰8日間” ツアー【5日目】

2020-05-05

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

今回は、2018年7月に新婚旅行でお世話になったHISの、

“憧れのスイス・4大名峰8日間” ツアー【5日目】憧れのスイス・4大名峰8日間” の5日目のレポートを致します!

“憧れのスイス・4大名峰8日間” ツアー【5日目】憧れのスイス・4大名峰8日間ツアー”を選んだ理由と、簡単な日程については、こちらから。

1、2日目の感想(ベルニナ線やディアボレッツァ展望台、サンモリッツ探索)はこちら。

3日目の感想(氷河鉄道、フルカ峠、ツェルマット、星空鑑賞)はこちら。

4日目の感想(ディアボレッツァ展望台、逆さマッターホルンハイキング、スネガ展望台ハイキング)はこちらから。

新婚旅行でスイスを選んだ理由はこちらから。

5日目

モルゲンロートに挑戦part2

この日はツェルマット滞在の最終日。

つまりは、マッターホルンのモルゲンロートを見れるかもれない最後のチャンス!

5時20分に起床し、5時30分に日本橋到着。前日同様にたくさんの日本人がいました笑。

待つこと約20分。ようやくマッターホルンが朝焼けに染まり始めました。すでに綺麗!

さらに1分後。ピンク色が強くなってきました。

そして3分後!これだー!これが見たかった景色だ!!

「おー!!」という歓声もあがりカメラのシャッター音が鳴り響きます。

しかし、相手は自然。10分も経たぬ間にマッターホルンのほぼ全部を朝日に照らされ、ピンク色も薄れていきました。

刹那に代わりゆく色、光、風景だからこそ美しいのですね。

もっと見ていたかったけれど、もう戻っては来ない時間を惜しんでもしょうがないので、朝食会場へ。

さよならツェルマット

朝食後に部屋に戻り荷物整理をすると、この愛おしのツェルマットに別れを告げる時間がやってきました。

スーツケースは行き同様に電気自動車(ゴルフのカートのような乗り物)に乗せホテルをチェックアウト。

2日ちょっとしか入れなかったけれど、端から端まで歩き回った素敵な街。ツェルマット。

昨日同様、ツェルマット駅に集合(AM8時)だったので、主人と2人で別れを惜しむようにゆっくりと歩き、たくさん写真を撮り、駅まで向かいました。

駅でスーツケースをピックアップし、テーシュまで電車で向かいます。

(テーシュとツェルマット間の電車チケットは往復で1枚のチケットでした。「明日も使うので無くさないでね!」と添乗員さんから注意を受けていましたが、複数名無くした方がいて、実費で再度チケットを購入し時間がロス…。)

乗車時間15分ほどでテーシュに到着。

待っていたバスに乗り込み、いざシャモニーへ!

国境を越えてフランスのシャモニーへ

テーシュからシャモニーへは約3時間。

2時間ほど経過し、こちらのSA『セントバーナード中継地点』にて休憩。

個人的にセントバーナード(犬。ハイジのヨーゼフ)が大好きなので、この名前のSAは嬉しかったです。

(脱線しますが、、セントバーナードと山歩きや、写真撮影をスイスでするのが私の夢でした。しかし、動物愛護の関係で2015年ごろからなくなったそう。とても悲しかったですが、しょうがないですよね…。)

SAの裏には湖があり、新鮮な空気を吸い、少し散歩をすることが出来ました。

バスに再度乗り30分ほど走るとフランスとの国境。

EU内なので、もちろん何の検査も検問もなく通過。

(以前バスでNYからナイアガラに行った際に、国境で一度下車して出入国手続きするのが面倒だったので、EU最高!笑)

国境を越えてさらに30分。ようやくシャモニーに到着。すぐに日本食レストランに行き昼食です。

鮭定食かカレーより選択できたので、私たちは2人ともカレーを選択しました。

おそらく、なんてことない普通のカレーだったと思うのですが、異国で食べる白米とカレーは段違いに美味しくて『おかわり!』したいほどでした。(できませんでしたが笑)

※現在は、鮭定食一択のようですので悪しからず。

食事をしながら、これから登るエギーユ・デュ・ミディ展望台を眺め、この日は雲ひとつない晴天だったため、展望台からの景色に期待を膨らませました。

エギーユ・デュ・ミディ展望台

まさかの大混雑

レストランをあとにし、バスで10分ほどでエギーユ・デュ・ミディ展望台の駐車場に到着。

歩いて5分ほどのところに、展望台にあがるリフト乗り場があります。

乗り場に着くと何やら様子がおかしい…。人が多すぎる。まるで電車の運転見合わせ中の駅のよう。

「風も強くないし晴天なのになぜでしょうね。」と添乗員さんも不思議そうでした。

添乗員さんがチケット売り場に状況を聞きに行き、状況が判明しました。

「1週間ぶりの晴天で観光客が殺到している。チケット購入時に渡した番号札順に乗車してもらっている。」とのこと。

私たちのグループの番号は52番。そして案内板の数字は40番代。

10分に1本ロープウェイは出ており、1回に1〜2グループが乗車可能。そのため、52番の私たちは40分以上待つということ。

超晴天の炎天下で40分待つのは厳しいと添乗員さんが判断し、急遽30分の自由時間に。

突如地上で自由時間

リフト乗り場の反対側には、お土産ものやホテルがある小さな街があったのでそこで時間を潰すことに。

(とは言っても時間が中途半端だったので、お茶するわけにもいかず、スーパーとお土産物屋でほとんど涼んでました笑。なお、ここはフランスなので入店の際に「Bon jour!」と言わないと冷たい態度を取られるので御注意を。)

この前日に、サッカーW杯でフランスが劇的勝利をしたので、私は自由時間にお土産屋さんでフランスの新聞を思い出に購入しました。

集合してから約10分。ようやく52番。私たちの順番が回ってきました。

ロープウェイ乗車

いかんせん今日は待ち時間も長いため、ロープウェイにはギュウギュウ詰めに乗車させられ満員電車状態。

1度乗り換えがあるとはいえ、この状況で20分の乗車はきついなぁ…と思っていたら、突然乗務員のフランス人女性に、

「ねぇねぇ。新婚旅行?」「他にはどこに行ったの?行くの?」「フランスには何回目?」「フランスのどこが好き?」「私はパリ1度しか行ったことないから、あなたの方がパリマスターね。」等と話しかけられ、質問攻めに笑。

結局、その乗務員の女性のおかげで、狭い空間ながらも飽きることなく乗り換え駅まで行けました笑。

1度乗り換えたあとようやく展望台の駅に到着!

やっと展望台に到着

展望台での自由時間は当初の予定通り1時間頂けました。

ロープウェイで降りた場所から更にエレベーターを利用し更に上へ。

エレベーターを降りると、そこは標高3842メートル。

ロープウェイを降りた展望台が遥か下に見えます。

空気が…薄い。でもお水をこまめに飲み、深呼吸を心掛けると大丈夫でした。

展望台には、小さな建物があり出っ張った4面ガラスの部屋?で写真を撮るのが名物!(東京タワーのガラスの床の全面verみたいな感じです。)

もちろん私もそこで写真を撮りたかったのですが、長蛇の列。

しかも、日本人だと「並んでいるから2枚くらい撮ったら終わり。」という感じですが、どうやらこちらの方は満足いくまで撮るようで全く列が進まない…。

時間もないので諦めて外の景色を堪能することに。

しかし、外で景色を眺めているうちにも展望台の人口密度は増していき、エレベーターを降りたら、展望台をぐるっと1周しそのままエレベーターに乗る列に自動的に加わるような感じに。

これはまずい!と思い私たちもエレベーター待機列に加わり下に降りることに。

(JTBの方は、後から来てものの5分ほどでエレベーターで降りていってました。それほどに混雑してました…。)

エレベーターで下に降り、氷河のトンネルを抜け先程とは反対側の景色を見に行きました。

 

待ち時間の割には、自由時間が少なく呆気なく終了。見所が多すぎる!!

景色をもっと堪能したかったし、室内の展示は全く見れなかったのでとても残念でした。

(JTBの人は、touch and go状態でしたので、彼らよりは長い時間いられましたが。)

晴天は嬉しいけれど、こんなデメリットもあるのだと初めて実感しました。

グリンデルワルトへ

下山後は、約4時間バスに乗車し最後の目的地であるグリンデルワルトへ。

道中、スイスワインの産地である“ラヴォー地区”と“レマン湖”を通るため、当初の予定では休憩がてらワイン屋さんに寄る予定でした。

しかし、エギーユ・デュ・ミディ展望台で大幅に時間がロスしたため、ワイン屋での試飲もワイン購入もなくなりました。

(バスの運転手さんの労働時間制限に引っかかりそうなのと、グリンデルワルトはその日お祭りで夜8時以降車両の通行止になる。という2つの理由により省略されてしまいました。やむを得ないですよね…。)

急いでいたため、SAでの休憩は1度だけでした。

ちなみに、私は毎回SAでトイレ休憩するたびに、トイレクーポンでチョコレートを購入していました。

※EUでは、SAのトイレ利用が有料です。しかし、その料金分の金券?クーポンが発行されそのSAでのお買い物に充てられます。

大体1回0.5ユーロくらいでしたので、夫婦で1ユーロ。チョコくらいなら買えます!(レジ横に1ユーロ以下お菓子が置いてあるお店も笑)

足りない時には、ツアーの方から恵んでもらうこともありました笑。ツアー最年少の特権ですね。(卑しくてスミマセン。)

グリンデルワルト到着!

SUNSTAR HOTEL

宿泊ホテルは、サンスターホテルでした。

グリンデルワルト駅までは徒歩10分ほどの距離です。フィルスト展望台に登るロープウェイ乗り場のすぐ近く、賑やかな商店街の近くだったのでとても便利でした。

ホテルの客室内はさほど広くはないものの、バスタブ付きでベランダからはアイガーとメンヒが一望出来ました。

(ツェルマットのホテルは、シャワーのみだったので久々にバスタブにゆっくり浸かれました。)

夕食とお祭り

夕食は、ホテル内のレストランにて頂きました。

シンプルな味付けだったので、同じツアーの方が持参した醤油を頂いて少し垂らすと一気に和風になり美味しくて、ペロっと食べてしまいました。(ほぼ全員そうやって食べました笑。もう和食を皆欲しまくってました。)

夕食後はお祭りへ。

グリンデルワルトでは毎週木曜日の夜がお祭りの日とのこと。何の祭りかはよくわかりませんが、毎週お祭りなのは賑やかで良いですよね。

ホテル出てすぐのところでヨーデルのコンサートをしていました。独特の発声方法のヨーデルを初めて生で聞いたので感動!

女性の裏声?の高い声とベース音となる男性の声のハーモニーがTHE  SWISSって感じで雰囲気ありました。(語彙力がなくて申し訳ない…。)

また、各レストランは道路にまで座席を設置し、お客さんは皆楽しそうにお喋りし、ワインを飲んでいました。

私たちは、スポーツバーでW杯準決勝のクロアチアvsイングランドを観戦。ほぼ全員が応援していたイングランドを応援しましたが負けてしまいました。

でも、海外のスポーツバーで欧州人に混ざってサッカー見れたのはグリンデルワルトでのいい思い出です!

おわりに

楽しいお祭りの雰囲気に乗り、まだまだ遊んでいたかったのですが、

明日は、世界最高地点にあるユングフラウ駅、スフィンクス展望台(3,571m)に行く予定です。

高山病予防の一つに、疲れを持ち込まないこと、睡眠をしっかりと取ること。があるので、10時半には部屋に戻りました。

実は、卒業旅行で数年前にスフィンクス展望台に行ったことがあったのですが、

スイスの食事が口に合わなかったのと寝不足、疲れのせいで具合が悪くなり、展望台に登ったものの堪能出来なかった過去がありました。

そのため、同じことを繰り返すわけにはいかないので、11時には就寝しました。

前回は、冬だったこともあり真っ白でハイキングも出来なかったので、前回とはまた違う景色を見たい。元気で展望台を堪能したい。そんな思いで眠りにつきました。

明日は、いよいよ実質最終日の6日目!

明日もニコニコ晴れマーク!

最高の旅の締めくくりが出来る予感しかしていませんでした。

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それでは!ごきげんよう。

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