望海風斗と真彩希帆(だいきほコンビ)退団に思うこと。

2020-05-06

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

私は、宝塚を観劇し始めて1年ちょっと。

本格的にハマりはじめて半年の超初心者宝塚ファンです。

 

題名にもある通り、雪組トップスターのだいもんときぃちゃんの添い遂げ退団が発表されましたね。

私にとって、本格的に宝塚にハマり始めて初めてのトップの退団発表。

しかも、ハマるきっかけになった雪組のトップ2人。

ファン歴は、まだ半年にも関わらず、知った瞬間はショックで号泣してしまいました。

今回は、私よりも古いファンの方。私よりも深いファンの方。は、いくらフラグが立っていたとはいえ、

私の何百倍も何千倍もショックを受けられていると思いますが、

ファン歴の浅い私なりに、僭越ながら、

だいもんさんときいちゃんへの思いを語らせていただきます。

望海風斗(だいもん)

始まりは、FNS歌の夏祭りでのトート

ほんのこの前ですが、だいもんさんの存在を知ったのは、昨年のFNS歌の夏祭りの時です。

いっくん(山崎育三郎)と『闇が広がる』を歌っている姿を見て衝撃を受けました。

衝撃を受けたポイントは3つ。

○女性の望海さんがトート、男性のいっくんがルドルフパートを歌っていたこと。

→芳雄と姿月さんのコラボを見たことあったものの、両者とも同役をしたことないコンビでの歌唱ということに驚き。(宝塚初心者でしたが、エリザベートについてだけは詳しかったので「ダブルルキーニだ!」と思ってました。)

○男声に負けない、歌唱力と美声。

→トート経験がない方なのに、トートに見える演技力と、エロさ。男声に負けない力強くも美しい歌声。そして高い歌唱力!

○スタイルと顔すごい。

→いっくんと並んでも遜色ない身長とスタイルの良さ。そして端正な顔立ちと小さなお顔。美しい…。

当時、宝塚のトップ(ですごい人)=明日海りお。

というイメージしかなかったので、だいもんさんを生で見たい!と思う気持ちが湧いてきて、たった一曲だったのに虜になりました。

初観劇は『壬生義士伝』。完全にどハマり!

会社で、FNSのこと、だいもんさんのこと、を話していると、私の熱に押され会社関係でチケットを手配してもらえることに。

(好きなことって口にしたもん勝ちなんですね!)

そして『壬生義士伝』で雪組デビューを果たしました。

望海さんは、家族のため、守銭奴と呼ばれてまでもお金集めに邁進。でも、不思議と周りから愛される人懐っこさを持ち、最後には時代の波に飲まれ自害する貫一郎を熱演。

だいもんさんの切ない歌声、特に死ぬ間際の“しづ”とのハーモニーは殊で、涙が出ました。歌上手い…。

家族のために必死に生きたちょっと地味な男を演じた望海さんの雰囲気は、FNSのギラギラしたトート閣下の姿とは大違い。

なんというか、“主役!”というキラキラさが良い意味でなくて、

ダサくも真面目に必死に生きた男そのものでした。

本当に同一人物?と疑ってしまいたくなるほど。(褒めてます!)

うってかわって『Music Revolution』では、

なんといってもダントツの歌唱力。

正直、スターさんの中には「音程…。」や「え、声質…。」と思ってしまう方もいましたが、

生で聴いても耳心地が良い声と安定した音程。

なんと言いますか、音程がふらつくことがない。

下手な人やフラつく人の歌聞くと私イライラしちゃうんですが、それが全くなくて快適な観劇でした笑。

また、あーこの人がトップなんだ。納得。と思えるオーラとキラキラさ。そして長い四肢をつかった華麗なダンス。

歌だけでなくオーラやダンスも突き抜けていて、

“THE TOP” “とても素敵な男性!”と印象を受けました。

でも、なんというか優しさ、そしてオーラの中に謙虚さを感じ、女性らしいまぁるい柔らかさと品を感じる雰囲気。

この前に生で見た公演は、月組さんだったので珠さまのマッスルパワーの漢!も嫌いではないのですが、

私は断然、望海さんから醸し出される柔らかさある男性の方がタイプで、

目は終始ハートマークになり、完全にファンになりました。

性格にも惚れる

また見たい!と思ったものの人気公演。

2度目は叶わず、さらに地方公演にも出遅れチケット取れず。

この燃え上がった気持ちを抑える方法として、

過去の作品を見たり、YouTubeで過去のトークを見たりしました。

なんというか、個人的な意見ですが、

望海さんって真面目で静かで思いやりがある、

でも、ちょっときいちゃんには優しく見守りつつも意地悪する?弄っちゃう性格ってイメージです。

きいちゃんが、うまく喋れずグダってしまった時の、

「はぁーい!」っていう強制終了?の仕方。言い方超好きです。

私の中での1番好きな『だいきほ』トークです笑。

 

また、出入待ちをしたことはないですが、映像で見る限りは、

1人1人のファンの方に「ありがとう。」と言いながら、手紙やプレゼントを受けとっているので、トップなのに奢らず謙虚なところも素敵。

(なんか感じ悪ーい!と思う生徒さんも中にはいるので…。映像で見る限りは。)

あとあと!表情も豊かだなー。と思います。

明日海さんに花束を渡した時の、寂しそうな辛そうな顔。

ふとした時の、ちょっと困り顔。

トップになる前、カフェブレイクに出た時に嬉しそうに楽しそうに作品の話をする無邪気な顔。

ショーの時の、歯がキラーんと光マークがつきそうな笑顔。

どのだいもんさんの表情も好きだったので、もっと見ていたかったので、本当に悲しいです。

退団後について

私は、もともと帝劇等で上演されているミュージカルばかりを見てたので、基本的にはタカラジェンヌさんは退団後のお姿しか存じていません。(宝塚に通い始めたのは、ここ半年ほど。)

そのため、あまりこの人は“元男役”ということを意識したことはないです。あくまで、元タカラジェンヌさん。いち女性。歌がうまいか。としてしか見ていません。

でも、だいもんさんはお人柄やお顔も勿論好きですが、

“男役”としての彼女から私のファン人生(といってもまだ半年)は始まり、

“男役”の彼女が好きなので、退団後の姿が想像できません。

素晴らしい歌唱力をお持ちなので、帝劇や日生で彼女の歌声を響かせて欲しい気持ちもありつつも、

“女性役”を演じて、ドレス姿や長いウィッグ姿を見せる。ということが想像できません。

なので尊敬する天海祐希さんのように、映像作品で“カッコいい女性”として活躍してくれればなぁーなんて思います。

明日海りおさんと「宝塚でトップとろうね!」と語り合い、それを実現させたように、「映像でトップ」をとって欲しいなぁなんて思ったりもします笑。気が早すぎですね。

でも、歌を封印するのは勿体無いしなー。

まぁ退団までは、“男役 望海風斗”を堪能し、満喫して、

退団をお見送りして、そして来年から彼女の“これから”については受けいれ、こうなって欲しい!を固めていきたいです。

宝塚で1番好きな男役さん、トップさんがよりにもよって、

宝塚ファンになって初めての退団者で気持ちの整理まだついてません…。

真彩希帆(きいちゃん)

FNSでも『壬生義士伝』でも印象に残らず…

非常に失礼な話ですが、FNSでの新妻聖子さんとの『輝く未来』の歌唱は、見ていましが、

「さすがトップさんだなぁ。上手いなー。細いなぁー。」

くらいの感想しかありませんでした。

正直、あまり印象には残りませんでした…ごめんなさい。

また、初雪組の『壬生義士伝』でも綺麗な声だな。

とは思ったもののあまり印象には残りませんでした。

(出番少なかったですし、1人2役していることも把握できていなかったので…。お恥ずかしい限りです。)

そして、2部の『Music Revolution』では、

どの人がトップ娘役さんなのか見分けがつかず、男役さんのかっこよさを楽しんで終わり。

ただ、唯一娘役さんの中で、

「銀橋で歌った紫色のドレス人歌うまかったなぁ。誰なんだろう。」という印象だけはありました。

紫のドレスの人探しと歌声にハマる

一緒に行った主人は、男役さんよりも“紫のドレス”の歌うま娘役さんが特に印象に残ったよう。

「誰だったんだろうね?」と思い2人で、雪組の個人写真を見ても、誰が誰だか分からず、

結局自力では無理だと諦め、Yahoo知恵袋で質問。

“真彩希帆”という名前らしいことが判明。

ここでやっと「FNSで聖子さんと歌ってた人!」「貫一郎の奥さんか!」と分かりました。

名前が分かってからは、インスタやYouTubeで過去の作品の歌唱シーンを片っ端から鑑賞。

特に“ファントム”の「ララララ」を繰り返す歌(曲名分からないんです…)の伸びやかで鈴が鳴るような耳心地の良い声、そして軽やかな歌い方。と

“ひかりふる路”の「葛藤と焦燥」の『彼を止めよう間違っている〜愛した人を殺すなんて出来ないわー!!』の、

力強いけれど、がなる歌い方にならず、なんというか声の厚みがあって強い意思と苦しみ、悲しみ、辛さを感じる歌声にはビックリ。

帝劇に出てるような女優さんでも、これほど歌える人って数えるほどしかいないよね?と映像を見て圧倒と感動。

そして、劇場で見たかったー!もっと早く出会いたかった!と悲しくもなりました。

 

声質が透き通るように綺麗で美しく、

高音部も低音部も安定していて、

そして歌に感情や表情を載せることに長けているけれど、

押し付けがましくない!

ミュージカル女優さんで”コレ“といって好きな人は今までいませんでしたが、

完全に真彩希帆、きいちゃんの虜に。

少年のような性格もメイクも服も大好き

だいもん同様に、過去のトークの動画なども見ました。

きいちゃんの話って飽きないんですよね。トップ娘役さんの中には、「で、何言いたいの?しっかり話してよ!」と思う方もいるんです。(私的には。)

でも、きいちゃんはハキハキ話して、ニコニコしているので心なしか中井さんも楽しそうに聞いているように見えます。

ただの手前味噌なのかな?好きフィルターかかってるだけ?

特に、紫藤りゅうさんと出ていた“カフェブレイク”での、

「料理が好き。でも味の保証はできません。卵焼き上手なんです!今度作ってきますね。中華鍋使いこなせるようになりたい。」

などとニコニコ笑いながら話す様子は、やんちゃさ?おてんばさ?があって可愛らしく、思わず周りも笑顔にしてしまうようなHAPPYオーラ。

そして、中華鍋使いこなしたい!ってその細い体と腕で?と突っ込みたくなるような無茶な願望を持つ無垢さ。

きいちゃんって、心から楽しそうにニーっと笑うんだけど、品がない感じはしないから不思議。

あと、また、“まあやブレイク”での少しグダつく進行、「ドン!」とかいう昭和な効果音。そして、お姉さん(お兄さん?)から弄られながらも、頑張る姿、パソコンに苦戦する姿は応援したくなる、でも笑えてきて愛おしい。

舞台上では、凛としていて控えめなのに、良い意味で男役の人を食っちゃうような、超えてしまうような男前な性格、トークや仕草の面白さのギャップが私的には、最高に大好きです。

また、お洋服のセンスが良く、お化粧も上手!きいちゃんの猫目を効果的に強調して可愛らしさを出すことも、クールに演出することにも長けていて、その技術欲しい!

目は特徴的な猫目ですが、わりとシンプルなお顔の作りなので、お化粧次第で自由自在に何者にでもなれるのも、きいちゃんの良いところ!

可愛いくてキュートなちゃぴちゃんも好きでしたが、

歌うま、トークうま、性格は少年のよう、メイクがうまくて、服のセンスも抜群。

こんなに何拍子も揃っている女性『惚れてまうやろー!』。

退団後について

娘役さんは、当たり前ですが、そのまま退団後も女性の役を演じるので、正直きいちゃんのこれからには期待しかありません。

『レディベス』のベスように、

少女から困難を乗り越えて、強い使命感を持った女性へと成長して行く姿を、主演として演じて欲しいですし、

『モーツァルト!』のナンネール(お姉ちゃん)のように、

無邪気な少女から大好きな弟のせいで苦悩し、結婚もうまくいかず苦しむ姿も見たい!

 

正直、主演できる“華やかさ”よりも、

主演を彩り支える“安定感”の方を彼女は持ち合わせているので、

息の長い愛されるミュージカル女優さんになって、

たくさんの作品で、

たくさんの役を演じ、

たくさんの劇場で彼女の姿を見れたらな。

と思いますし、それを願っています。

おわりに

いかがでしたか?

ファン歴半年の超ひよこファンなりに、

だいもんさんときいちゃんに対する思いをそれぞれ書きました。

お二人とも個々で大好きなのですが、

実は何よりも、“だいきほ”コンビが大好きなので、

この2人の歌声が聞けなくなること、

トーク、2ショットが見れなくなることが何よりも辛いです。

映像も含めると10近くのトップコンビを見たことがありますが、

2人ともが歌うまで、それなのにお互いを殺すことなく生かし、支え合い、寄り添うようなハーモニーは、

“珠玉”

そのもので、間違えなくこの2人がピカイチ!唯一無二!

 

ファンクラブも友の会も入っていないので、

私は、ワンスは1回しか見れませんし、その次の退団公演は観れるか怪しいところ…。

まだまだファン歴は浅いですが、最後まで“だいきほ”コンビを愛し、そして気持ちよく送り出し、そして彼女たちの“これから”に期待し続けます。

あと、半年。思いっきり愛すぞ!!笑

【追記】

退団会見の記事出ましたね。

きいちゃんの「私も一緒に退団しても良いですか?」

という言葉。「します!」でも「したい!」でもなく、

「しても良いですか?」という許可を得る訊き方。

共に戦い、舞台を彩ってきた戦友との勇退。

「でしゃばり!」とか言われることもあったそうですが、自分本位では全くないし、この訊き方に品と謙虚さを感じました。

また、あくまで望海さんだけを思って(愛し)、望海さんと運命を共にするという強い決意と気持ちが現れていて、2人の愛と良い関係性を感じられ胸が熱くなりました。

トップ就任の時に、望海さんに貰ったネックレスを着けて会見に臨み、「やっとこのネックレスに相応しい女性になれました!」って発言も良かった。

きいちゃんといえば男前な性格。でも可愛いさも満天!

昨日の会見を見て、きいちゃん退団の更に寂しさが倍増した。

やっぱ、きいちゃんは、まだ若いし新しいお婿さんを迎えて雪組を盛り立てて欲しかったなぁ。

でも、“だいきほ”だから、共に戦い、共に歩み、共に作り上げられたものが沢山あると思うから、次のお婿さんを…なんて考えちゃダメですよね。。

“だいきほ”コンビが出会えたこと、

そして“だいきほ”コンビに出会えたこと、を感謝してこの記事を終わりにします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

 

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それでは!ごきげんよう。

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