サヨナラ信用金庫①!私が退職した理由 ~就活編~ 【なぜ信用金庫に就職したの?】

2020-02-08

ごきげんよう!楓華です。

突然ですが、私先日8年弱勤めた会社を辞めました。会社といっても信用金庫。金融機関の端くれです。

夢と希望に満ち溢れて入庫した22歳。それから約8年。夢破れ、希望を失い、募る不満、増える疑問、先行きに不安、を感じ退職しました。

この記事では、私がそもそもなぜ大学3年生から4年生の就活時に金融業界を目指し結果信用金庫へ就職したのかお話しします。

アルバイトがきっかけで接客業を目指す

私は大学生の頃に、当時首都圏で大人気だったスイーツ屋さんでバイトをしていました。

来る日も来る日も、お店には長蛇の列。

バイト中の記憶が全くないくらい、店員同士雑談なんてする余裕もないくらい接客に追われ忙しかったです。

しかし、私はこの店の明るくHAPPYな雰囲気を壊さぬよう、商品イメージを崩さぬよう、長蛇の列に並んだ甲斐があった!と思って頂けるよう、疲れなど見せず明るく元気でお客様をお迎えし、商品説明も親切丁寧ハキハキ!を心掛け粉骨砕身勤めました。

今考えたら時給1000円弱でこんなに頑張るなんてアホみたい。

こちらが笑顔で接客すると、お客様も笑顔を見せてくれる。

私の商品説明で、じゃぁこれもお願い!といってくれる。

頑張りをお客様から評価頂き、「輝いている店員賞!」にも選ばれ、

接客業に魅力を感じ自分は向いているのでは?

と思い始めた私は、

「私、接客のプロになります!」

と宣言したかどうかは定かではありませんが、接客業の世界を目指すことになったのです。

接客業 目指したのはメガバン銀行窓口!

とはいえ、今のような一期一会みたいな接客業は嫌。

かといって、ホテルのような高いお金を顧客から頂いて良いサービスを提供するのにも違和感。

接客ができ、繰り返し同じお客様と対面し、お名前とお顔を覚え、お客様との絆も築け、お客様の人生に寄り添えるような仕事……金融だ!窓口業務だ!!

という思考で金融機関(メガバン)を第一志望に定め就活を始めました。

「面倒臭がり屋のお前に正確で細かさが求められる金融は向いていない!」

と両親に止められても私の接客に対する炎は誰にも止められず猪突猛進突き進みました。

しかし、時は2011年。

東日本大震災の年、リーマンショックから3年の氷河が少し溶け始めたかな?のプチ氷河期に私は就活をしていました。

採用数を縮小したり、採用活動を止めてしまったり、契約社員しかとりませんと言い出したり、選考を遅らせたりと各社によって対応はバラバラ。

金融機関の選考は例年なら、4月にスタートしGWには全て終わっているはず。

にも関わらず就活市場は荒れに荒れ、遅れに遅れ結局選考が全て終わったのは7月中旬。

(なかなか決まらず卒業まで奮闘している友達もいました。)

そんななか信用金庫は通常通り4月スタートで選考が開始。

私は、メガバンの肩慣らしくらいの気持ちで首都圏に本部のあるX信金とY信金、東京23区内に本部のあるA信金とB信金を受け、有難いことに、GWまでにX信金とA信金から内定を頂きました。

さて、次は本命のメガバンだ!

と鼻息荒く挑んで行こうしたものの…選考が始まったのは5月末。

1ヶ月も就活戦争から避難し、2つ内定あるし~という余裕もあり、他の就活戦士と比べると明らかに“必死さ”が欠如していたため、青は最終1歩前で、緑はまさかの最終で落とされました。(赤は受けすらしなかった。)

メガバンに挫折し信金窓口の道へ

どんなに泣いても悔やんでもメガへの道は完全に絶たれ、私の前にはX信金とA信金という選択肢しか残されていませんでした。

バス通勤が多く東京に支店がほとんどないX信は嫌。

電車通勤がいい、東京で働きたい…という短絡的な思いでA信金への就職を決めました。

(預貸率や総資産、融資率など総合判断したらX信金の方がはるかに優秀な信金。ここも私のおバカポイント)

内定者懇談会ではいつも高級弁当やお菓子を用意してくれ、グループワークの優勝賞品も良い!なかなか景気のいいA信金。

これが囲い込み だなんで気づくはずもない当時純真無垢で世間知らずだった私。

そして、「メガバンではないけれど、なかなかここの会社良さそうじゃない♪人事担当も素敵な紳士なおじさまだしー」なんて呑気なことを考えA信金への就職の意思をどんどん固めていったのでした。

内定者時代には、きちんと証券外務員試験にも合格し、文学部だったため数字に弱いから…と簿記3級も取得。(しかも、気合いと根性で100点満点中95点で合格という本当に無駄な高成績を出す。)

接客スキルだけでなく知識もつけて恥ずかしくない姿で、就職し働き大活躍することを期待し、胸を弾ませ、

「地域の皆様のことを1番に考え、お客様に寄り添ってた接客をし、お一人お一人の名前と顔を覚え、親切丁寧な対応を心がけ、お客様と信頼関係を築き、金融知識も身につけ、資格もとり、そして必ず窓口優秀賞を取ります!」

と入社式では、理事長・役員・人事部・同期の前で堂々と宣言し、2012年4月 私は夢と希望を抱き A信用金庫へ入庫したのでした。

次回は、希望をもって就職からの、まだ希望を持ていた4年目春までをお話します!

それでは!ごきげんよう

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