劇場でのソーシャルディスタンスについて。

2020-05-25

ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。

ついに緊急事態宣言の継続が1道1都3県のみとなり、コロナによる自粛やステイホームという、長い戦いに少し終わりが見えてきました。

(とはいえ、韓国のように再度流行の恐れがあるので予断は許さないですが…。)

そうなると、私の趣味である旅行やミュージカル観劇も近いうちに再開されるようになるのかなー。なんて思っているのですが、

しかし…演劇(ミュージカル)については、

世間とファンとの間の大きな“認識”の差、“思い”の差がこのコロナによって顕著に現れ、最近もショッキングな発言やニュースが聞こえてきて、ファンとしては心を痛めております。

そこで今回から、そのショッキングなニュースや発言に対する私なりの考えを紹介します。

初回の今回は、劇場でのソーシャルディスタンスについてです。

(※あくまで、素人ファンの意見ですので悪しからず…。)

さて、前置きが長くなった上に、

出遅れた感がありますが、

先日ショッキングな写真を見ました。

それは、沖縄県宜野村文化センターが公開したある写真です。

舞台から見た劇場の客席の写真だったのですが、

前後左右2メートルの距離をとってお客さんが着席した場合を想定し、撮影したものだというこの写真ですが、

どう見ても客席はガラガラ。だけれども、ソーシャルディスタンスを守っての着席となると、これで満席!だというのです。

真面目にソーシャルディスタンスを守ると、398席ある座席のうち、使用できる座席は60席とのこと。15%の入り…85%の席は空席ということ。

以前と同じ、1枚数千円〜1万円ほどのチケット代では、とても採算が取れると思えないし、

採算を考えたら、チケット代一体いくらになるのだろう?

宝塚も東宝も元々入手困難チケットばかりなのに入手不可チケットになるのでは?

と、とても不安に。

 

でも、私としては、私の大きな希望としては、早く幕を開けて欲しい。

けれど、そこでクラスター発生は避けたい。

そして、幕を開けることにより劇団が赤字になるということも避けたい。

となると…劇場の客席の入りを抑え、チケット代が一時的に値上がりすること、

客の入りを減らした分チケット代が上乗せされること、

1枚数万円になってしまうのは、この際やむを得ない。

と私は覚悟しました。

 

それと、まぁさすがに、宜野村の写真は大袈裟だとしても、

先日上海で開催されたとあるコンサートでは、クラスター発生を防ぐために、席には1つ置きに座り、前後も開けて座ってもらうことにして、観客数を定員の3 0%にして開催したとのこと。

もちろん30%でもガラガラではありますが、

見た目的にも、客同士の距離感的にも、これくらいが妥当なのかな。と思いました。

(ただ、演じる方、舞台に立つ方のモチベーション、やる気はガラガラの客席ではちょっと下がりそうですが…汗。)

この上海の劇場でクラスターが発生しなければ、そのうち他の国や地域でも同様に興行を始めるのではないかと思うので、

日本の劇団もそれを真似て、秋前くらいには幕を上げて欲しいな。なんて思います。

もう、空席が多い分チケットが高くなることについては、私は、覚悟したので!

(とはいえ、1枚10万とかはキツい…。でも、お隣さんがいなくなるのなら、隣が変な人で集中できない…イビキが酷すぎ!…なんて不幸は発生しなくなるのは、大きなメリットだったりする?とも思ったり笑)

何回も見にいくのは我慢して、1回に全てをかけ、

1枚数万円チケットを取り、

劇場に足を運び、久々に目にする劇場の華やかさに感動し、

幕が開き、贔屓がそこに立っていること、スターさんが歌い踊り、演技する姿を見ること、に心を躍らせ、

「あー。本当に良い作品だった。レビューだったな。」なんて感動を味わい、励まされたいんです!!

あと、最近少しずつ盛り上がってきているミュージカル界、演劇界がこのコロナのせいで萎んだり、衰退したりすることがないよう、少しでも手助をしたいです!!

早く見たい!けれど、感染は怖いから距離は取りたい。けれど、チケット代はそのままで!

なんて劇団の採算度外視のワガママなんて言わないので!

どうか、どうか、幕をあけて欲しいです。

(そのまえにお稽古が出来てないのでそこも問題ですが…。)

 

コロナの完全収束を願いつつ、待ちつつ、

しばらくは、観客の少ないチケ代高額の舞台を行い、

少しずつ、観客数を増やし、チケ代も落ち着かせ、

そして、来年、再来年には今まで通りの客数、チケ代に戻して頂き、

劇団の経営と、演劇界、ミュージカル界を安定させて欲しいです。

それが、ミュージカルに助けられ、励まされた私が考えた、劇団や業界に求めること、願いです。

(※観劇中は前を見ているし、喋らないし、一緒に歌ったり、騒いだりしないから、劇場は感染リスク低い。というような意見もありますが、専門的なことはよく分からないし、実際のことは分からないので、この記事ではこの件については割愛しました。)

とりあえず、今はいつかまた、観劇できる日、この思いが現実になる日を願って★☆

【追記】

よくよく考えたら、客の入りを30%ほどに抑えることにすると、チケット代は従来の約3倍で良いのかな。と思います。

帝劇だと、1万5千円〜4万2千円。

宝塚だと、1万500円〜3万7千500円。

四季だと、3万6千300円〜9千900円。

今までを考えたら、高いけれど私は客の入り3割、だからチケ代3倍になってもやむを得ないのかな。と思います。てか受け入れます。

ただ、チケットが3割しか流通しなくなるので、益々転売ヤーが盛んに活動しそうで、値段の釣り上げが激しくなることは怖いです。

 

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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それでは!ごきげんよう。

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