元信金職員的に嬉しかった10万円給付金申請書のある一部分
ごきげんよう!楓華 @Wisfil_Fukaです。
我が家にもついに、10万円の特別給付金(特別定額給付金)の申請書が来ました!
早速開封し、
書き方見本を見ながら慎重に記入をし、(普段大雑把なのに、こういうところだけ元金融機関勤務ぽい細かさがある笑)
印鑑を押し、
そして、コンビニに主人の免許証と通帳のコピーをしに行き、
届いた日のうちに返信しました。
「意外と早く振り込まれた!」というような声もTwitterではありますが、
気楽な夫婦2人暮らしで、有難いことに食うに困ってはいないので、20万円の振り込みを気長に待ちたいと思います。
さて、前置きが長くなりましたが、今回この給付金申請書が届き、“申請方法”が書かれた説明書?を読んでいて、
ちょっと嬉しい?ことがあったので、それについて今回は書きたいと思います。
その、「ちょっと嬉しかった」とは、
パスポートや運転免許書、マイナンバーカードなどを、
『本人確認書類』と書いてあったということ。
というのも、運転免許証やパスポートに対して使われる、
『身分証明書』というワードにモヤモヤするんです…。
実は信金時代、上司や先輩からめっちゃくちゃしつこく、
「身分証明書じゃなくて、本人確認書類って言ってね!」と口を酸っぱくして指導され、
『身分証明書』という言い方を禁止されていたのです。
そのため、新規顧客作成や、各種諸届で必要な時は、
『本人確認書類』もしくは『ご本人を確認できるお顔写真付きの公的な書類』と必ずお客様にはお伝えしていました。
私が勤めていた信金が『本人確認書類』というワードを使い始めたきっかけは某支店で、
「身分証明書をお持ちですか?」と窓口職員がお客様に申し上げたところ、
「なんて失礼なことを言うの?」と強烈なクレームに繋がったことがあったからだそう。
実は、『身分証明書』という言い方は、過去存在した身分制度を連想させてしまったり、社会的な序列を示すと捉えられたりと、
とてもセンシティブなワードで、聞く人によっては不快に感じるそう。
そして、そもそも今の日本には身分制度はないから“身分”というワードを使うことが好ましくないから使用すべきではない!とされていました。
(あと、認知症などで自分のお金の管理が出来ない人、成年被後見人、破産の有無を証明するものという意味もあるそうなので、「そんなものを住所変更くらいでは必要ないでしょ?」という言い分もあるそうです…。)
そのため、退職後ハローワークで失業の手続きをする時に窓口にいた同年代の職員さんに、
「身分証明書もってますかー?」
と言われた時に「え、公の場所でそれ使っちゃう!?」と思ってしまいました。
(しかもこの方、パスポートを出したところ「住所が確認出来る書類も」と仰り、「パスポートの最後のページの住所欄だとダメですか?」と聞くと、「え、ありましたっけ?」という調子だったので、さらに「!?」という感じでした汗。)
そして、その話を某市町村で公務員をしている友人にしたところ、
「え、身分証明書って気にせず使ってるわー。」
と言われ、「民間って顧客に気を遣いすぎ?役所はドーンと構えているな。良いなぁ。」とびっくり仰天!
クレームや市民が不快に感じるかもしれない。など気にしない姿勢をちょっと羨ましいとすら思ったのです。
いや、でも、まぁ、少数とはいえ、人を不快にする可能性のあるワードは使わないに越したことはないよね。私はこのままのスタンスでいよう。
そう思い直し、その姿勢を守っていた矢先にやって来た、今回の特別定額給付金申請書!
記入例の紙を見ると、
「申請書の裏面には、世帯主の『本人確認書類』のコピーを添付してください。」
と書いてあるではないですか!
『本人確認書類』の時代がやって来ている。
やったーー!!と謎の喜びを感じてしまったのです笑。
あれほど、しつこく教育され、そして私自身も後輩に教育し、言っちゃダメ!と言われ、言っていた手前、
『本人確認書類』というワードを私の住む市町村が使っていることに、妙な安心感?を覚えてしまいました笑。
いやー。
これ、完全に退職してから半年経つのに、未だに私を蝕む?信金病の一種ですね笑。
あと、自らのやってきたことの正しさを証明したい、子供じみた性格の現れですね笑
お恥ずかしい限りです。
でも、ハローワークと公務員の友達が信金時代禁止されていた『身分証明書』を使っていて、ちょっとモヤったので、
ちょっと今回の特別定額給付金申請書に『本人確認書』と書かれていて、かーなーりスッキリしました笑。
スッキリぃ!アッパレ!HAPPY!!
こんなブログを最後まで読んでいただき、ありがとうございまいた。
それでは!ごきげんよう。
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